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ファクタリングと手形の違いは?手形割引より簡単に資金を調達!

コラム

2018.02.07

企業が資金を調達できる手段は決して少なくありません。
また、その中でも『ファクタリング』と『手形割引』はシステムが似ているので、かなり間違えやすいです。
しかし、実際のところ両者は特徴の異なる資金調達方法となっています。
そこでこの記事では、ファクタリングと手形の違いや、簡単に資金を調達できるファクタリングのメリットなどの情報を徹底解説していきます。

手形割引とは?

ファクタリングと手形割引は混同されがち

ファクタリングと手形割引、この二つの資金調達手段は混同されがちですが、全く異なるシステムです。
では、どのように異なるのか、まずは約束手形の基礎知識からみていきましょう。

約束手形の基礎知識

約束手形とは、取引先企業と「いつまでにお金を支払う(受け取る)」と約束した契約です。
たとえば、とある宝石店がメーカーから4月1日に100万円の宝石を仕入れたとしましょう。
しかし、この宝石店には現在100万円の宝石を仕入れる資金がなく、できればその購入した宝石を販売したあとに発生する売上で仕入れ費用を払いたいと考えています。
そこで、登場するのが約束手形です。
宝石店が、仕入れた日から3ヵ月後である7月1日に100万円を支払うことを確約した約束手形を振り出すことで、メーカーはその手形を期日に銀行に持っていくことにより、その売上金である100万円を引き出す事が可能となります。
手形を振り出した振出人(宝石店)が手形代金を受け取る受取人(メーカー)に対し、一定期日に支払いをすることを約束した証券が約束手形です。

約束手形は受取人の了承が必要

一部上場企業など、資金を潤沢にもっている企業は約束手形を必要とするケースが少ないです。
しかし、その他の自転車操業にて経営を行っているような中小企業は、資金繰りもギリギリであるため、約束手形を利用する機会が多くあります。
ただし、約束手形には「受け取った側(受取手形)は、期日を迎えるまで現金が手に入らない」というデメリットもあるため、今回の例で言えばメーカーにもある程度の経済的体力が必要となるため、場合によっては約束手形を了承されない場合もあります。

手形割引の仕組み

約束手形を利用する場合、前述の通り受け取った側は期日まで現金を受け取る事ができません。
しかし、その期日までの期間に急遽資金が必要となるケースもあります。
そこで登場するのが『手形割引』です。
手形割引とは、支払期限が到来していない約束手形を金融機関などで換金することです。
上記の例でいえば、100万円分の約束手形を金融機関に持ち込むことにより、期限を持たずとも資金を調達する事が可能となります。
ただし、受け取れるのは手数料や利息などが差し引かれた(割引された)金額です。
仮に100万円の約束手形を銀行に持ち込み、年利が5%とするならば、受け取れる金額は「100万円-5%=95万円」となります。
また、手形割引には審査があるため、金融機関では割引を受けられないケースもあります。

ファクタリングと手形割引の違い

ファクタリングの仕組み

ファクタリングとは、売掛債権をファクタリング会社に買い取ってもらう資金調達方法です。
『申し込み企業』『売掛先企業』『ファクタリング会社』で契約を行う3社間ファクタリング。
もしくは、『申し込み企業』『売掛先企業』で契約を行う2社間ファクタリングのどちらかで資金を調達していきます。
ファクタリングは売掛金を譲渡し、売掛金から手数料を差し引いた金額を受け取ったら契約完了です。
その後、ファクタリング会社は取引先企業から売掛金を回収します。

ファクタリングは「換金」、手形割引は「融資」

手形割引は「換金」というよりも、「融資」に近いイメージです。
手形を現金化するために企業は金融機関で手形を担保にし、お金を借ります。
あくまで「融資契約」であるため、万が一手形が不渡りとなり担保の効力を失えば、金融機関は当然ながら融資資金の返済を要求してきます。
また、融資として取り扱う手形割引の審査もきびしめです。
申し込み企業に債務超過や赤字決算といったマイナスポイントがあるならば、資金を調達できる可能性はその分低くなってしまうでしょう。
その反面ファクタリングは、融資ではなくあくまで債権の譲渡での資金調達です。
そのため、売掛先が不渡りを起こしたとしてもその責任を負う必要がありません。
たとえるならば、手数料を支払って売掛債権を「換金」し、リスクを回避するイメージでしょうか。
さらに、自社ではなく売掛先に審査が行われるファクタリングならば、たとえ赤字経営企業であったとしてもほとんど審査結果に影響しません。
ですので、資金を調達できる可能性という面でもファクタリングの方が有利となります。

手形と比較したファクタリングのメリット

審査が早い

前述の通り、ファクタリングの審査は売掛金(支払う側の企業)へ行われるため、自社の財務状況はあまり影響しません。
また、審査がスムーズに進みやすいため、機動的な資金の調達が可能となります。
最短では即日で審査結果が分かるため、急に資金が必要となる場合には手形割引よりもファクタリングの方が重宝できます。

不渡りリスクがない

手形割引とファクタリングを比較した場合、最も異なるのは「不渡りリスクがない」という点にあるでしょう。
手形が不渡りとなった場合、融資してもらった資金を返済しなければならない手形割引に対し、債権を買い取ってもらい資金を調達するファクタリングは償還請求権(保証義務)がないため、取引先が倒産・不渡りを起こす心配がありません。
資金調達後のリスクという面でいえば、ファクタリングの方が圧倒的に有利となっています。

資金の調達はリスクの少ないファクタリングがおすすめ!

債還請求権のないファクタリングは、手形割引と比べれば非常にリスクの少ない資金調達方法です。
また、ファクタリングの手数料は高く感じるかもしれませんが、手形割引の審査はそもそもファクタリングと比較するときびしめであり、金融機関を頼らず審査のゆるい民間の手形割引専門会社を利用する場合は、20%程度の手数料を取られるケースもあります。
「手形割引よりもファクタリングの方が総じて優れている」というのは大げさかもしれませんが、低リスクで資金を調達することを望むならば、ファクタリングを活用しての資金調達がおすすめです!

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