【2021最新情報も】銀行系ファクタリング利用の際の注意点解説!

ファクタリングとは、売掛金を入金日よりも前に資金化できる便利な資金調達方法です。ファクタリングサービスを提供している会社はたくさん存在しますが、ファクタリング会社にはいくつか種類があることをご存知でしょうか。

実は民間のファクタリング会社のほかにも、銀行系と呼ばれるファクタリング会社があります。

「銀行系のファクタリング会社って言っても、一般的なファクタリング会社と何が違うの?」

と疑問に感じてしまいますよね。

この記事では、「銀行系ファクタリング」について、以下5点の内容を説明します。

・「銀行系ファクタリング」とは
・銀行系ファクタリングを取り扱う会社について
・銀行系ファクタリングのメリット・デメリット
・銀行系のファクタリング会社を利用するべきケース
・民間のファクタリング会社を利用するべきケース

銀行系ファクタリングについて理解を深めたい方は、この記事をご参考ください。

「銀行系ファクタリング」とは?他のファクタリング会社との違い

銀行系ファクタリングとは、サービスの提供者が「銀行または銀行のグループ会社」であるファクタリングです。

まずは、銀行系ファクタリングの特徴や、他のファクタリング会社との違いを見ていきましょう。

ファクタリング会社は主に3種類ある

以下の表のように、ファクタリング会社は「銀行系」「民間」「医療・介護系」の3種類に分けられます。

 

ファクタリング会社 審査 手数料 資金調達スピード
銀行系ファクタリング会社 厳しい ~5%程度 2~3週間
民間ファクタリング会社 柔軟 2社間:平均10~20%

3社間:平均2~9%

最短即日
医療・介護系

ファクタリング会社

柔軟 0.25~3%前後 5営業日程度

ファクタリング会社によって、強みや得意分野が異なるため、自社の状況に合った会社選びが重要です。

次からは、3種類のファクタリング会社の特徴を解説します。

銀行系ファクタリング会社:審査が厳しいが、手数料が安い

銀行系のファクタリング会社は、文字通り「銀行または銀行のグループ会社」が運営するファクタリング会社です。

民間のファクタリング会社と比べると、銀行系のファクタリング会社は審査が厳しく、資金調達までに時間がかかるのが特徴です。

ファクタリング会社によっては、申込みから入金までに2~3週間以上かかり、急ぎの出費に間に合わないケースがあります。

一方で、銀行系ファクタリング会社にはファクタリング手数料が低いというメリットがあります。

民間ファクタリング会社:金融機関ではないが、資金調達が早い

民間のファクタリング会社は、金融機関ではなく、民間企業としてファクタリングサービスを提供します。

そのため、審査が柔軟で、銀行系ファクタリングの審査に通らない方でも、民間のファクタリングなら利用できる可能性があります。

また、民間のファクタリング会社の売りは、資金調達までのスピード感です。

ファクタリング会社によっては、最短即日での資金調達が可能なため、急な出費にも対応できます。

民間のファクタリング会社は会社数が多く、会社ごとに手数料や審査基準が異なるため、あらかじめ契約内容を確認しておきましょう。

医療・介護系ファクタリング会社:医療報酬・介護報酬などが対象

医療・介護系ファクタリング会社は、医療機関向けにファクタリングサービスを提供する会社です。

主な顧客は、保険診療を行う病院やクリニック、介護施設、調剤薬局などです。

医療・介護系ファクタリング会社は、国保や社保のような診療報酬・介護報酬を買取り、資金化の手伝いをします。

診療報酬・介護報酬が発生しない場合、医療・介護系ファクタリング会社を利用することはできません。

「銀行融資」と「銀行系ファクタリング」の違い

「銀行融資」と「銀行系ファクタリング」は、どちらも銀行やその関連会社の金融機関が提供しているという点は共通していますが、全く異なる資金調達方法です。

銀行融資はお金を借りる「借入」ですが、ファクタリングは売掛金をファクタリング会社に「売却」して資金化するため借入ではありません。

そのため、銀行融資を受けると信用情報に影響がありますが、ファクタリングを利用しても信用情報には影響しません

ファクタリングは、信用情報に記録を残したくない方や、融資の審査に落ちてしまった人が利用するケースが多いサービスです。

ファクタリングは大手銀行でも利用可能

銀行系ファクタリングは、大手銀行やそのグループ会社も取り扱っています。

大手銀行が提供するファクタリングサービスは、取り扱い金額が大きく、数千万円~数億円規模の売掛金を取り扱うケースも少なくありません。

大手銀行のファクタリングは、審査基準も厳しくなりますが、信用度が高く、安心して利用できるのが特徴です。

ファクタリングが利用できる銀行系の会社3選

ファクタリングサービスは、さまざまな都市銀行・地方銀行が取り扱っています。

ここでは、ファクタリングを提供する銀行を3つ紹介します。

三菱UFJファクター

三菱UFJファクター株式会社は、三菱UFJ銀行の100%子会社です。

取り扱いサービスは、売掛金を資金化する「買取ファクタリング」、輸出取引の代金回収を確実に行う「国際ファクタリング」、売掛金の回収を保証する「保証ファクタリング」の3種類です。

保証ファクタリングの一環として、元請建設企業の工事代金を保証する「下請債権保全支援事業」を行っているのが、三菱UFJファクターのサービスの特徴です。

みずほファクター

みずほファクター株式会社は、みずほ銀行の100%子会社で、ファクタリング事業を展開しています。

みずほファクターの取り扱いサービスは、「国内ファクタリング」と「国際ファクタリング」の2つです。

「国内ファクタリング」サービスでは、売掛金の回収保証のほか、電子記録債権(でんさい)を利用した売掛金の早期資金化が可能です。

SMBCファイナンスサービス

SMBCファイナンスサービスは、三井住友カード株式会社の子会社です。

2020年7月1日に株式会社セディナと合併し、ファクタリングサービスを提供しています。

三井住友銀行の業務委託を受け、売掛金の保証業務を行っているほか、建設業界向けの「建設債権保証」や「下請債権保全支援事業」を行っているのが、SMBCファイナンスサービスのサービスの特徴です。

銀行系ファクタリングは地方銀行でも利用可能

ファクタリングは、都市銀行だけでなく、地方銀行でも利用可能です。

たとえば、以下の地方銀行でもファクタリングサービスを取り扱っています。

・百十四銀行
・足利銀行
・山口銀行
・北洋銀行
・スルガ銀行

地方銀行のファクタリングサービスは、中小企業もふくめ、その地域に根付いた企業を対象としています。

地方に拠点を構えている企業で、資金繰りにお困りの場合は、最寄りの銀行に相談してみましょう。

ファクタリング会社と地方銀行の提携も進む

近年、民間のファクタリング会社と地方銀行が業務提携を結ぶケースが増えています。

最近では、青森銀行OLTA株式会社が、2020年12月10日に共同事業を立ち上げました。

OLTAは、日本ではじめてオンライン完結型のファクタリングサービスである「クラウドファクタリング」を提供した企業です。

この業務提携により、青森銀行の窓口を通じ、ファクタリングサービスの利用が可能になりました。

また、2021年1月14日には、岩手銀行株式会社エス・エム・エスが、介護事業者の支援を目的として業務提携を結んでいます。

エス・エム・エスの介護事業者向けサービス「カイポケ」を活用し、支援が必要な企業にファクタリングを提供するなど、きめ細やかな経営支援が実現しています。

地方銀行とファクタリング会社の提携が進み、地方銀行の窓口を通じて、気軽にファクタリングサービスを利用できるようになりました。

今後、地方銀行を1つの起点として、ファクタリングの利用がさらに拡大することが予測されています。

銀行系ファクタリング会社のメリット3つ

銀行系ファクタリング会社を利用すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

メリットは以下の3点です。

それぞれについて、詳しく説明します。

①手数料が安い
②安心感がある
③特殊なファクタリングを取り扱っている

①手数料が安い

銀行系ファクタリング会社は、民間ファクタリング会社よりも手数料を低く設定しています。

なぜ、銀行系ファクタリング会社だと手数料が低くなるのでしょうか。

その理由の1つが、銀行系ファクタリング会社の審査基準の厳しさです。

銀行系ファクタリングでは、売掛先の経営状況がよくないなど、すこしでも信用不安がある場合、そもそも審査を通過できません。

そのため、売掛金が貸し倒れる恐れがほとんどありません。

銀行系ファクタリング会社にとってのリスクが低いため、手数料も低く設定できます。

②安心感がある

銀行系ファクタリングは、都市銀行やそのグループ企業など、大手金融機関が運営しています。

そのため、利用者は安心して利用できます。

ファクタリングを利用するときに注意が必要なのが、不透明な契約を提示したり、法外な手数料を要求したりする悪徳業者です。

しかし、銀行系ファクタリングは大手金融機関が運営しており、そういったトラブルの心配がありません。

安心感を得たい方は、銀行系ファクタリングを利用しましょう。

③特殊なファクタリングを取り扱っている

銀行系ファクタリングは、大手金融機関が母体であるため、民間ファクタリング会社にはないサービスを取り扱っています。

代表的なものが、売掛金の回収を保証する「保証ファクタリング」や、輸出取引の代金を確実に回収する「国際ファクタリング」です。

とくに国際ファクタリングは、世界各国の金融機関やファクタリング会社との緊密な連携が必要です。

そのため、大手銀行やそのグループ企業が、国際ファクタリングのサービス提供を行っているケースがほとんどです。

保証ファクタリングをはじめとしたファクタリングサービスを利用したい場合は、銀行系ファクタリング会社を利用しましょう。

銀行系ファクタリング会社のデメリット4つ

銀行系ファクタリング会社を利用する際には、デメリットも存在します。

メリットとデメリットを比較し、本当に自社に合ったサービスかどうか考えることが大切です。

デメリットは以下の4点です。それぞれについて、詳しく説明します。

①利用できるのは基本的に保証ファクタリング
②審査が厳しい
③資金化に時間がかかる
④融資が下りなかった人しか利用できないこともある

①利用できるのは基本的に保証ファクタリング

銀行系ファクタリング会社は、さまざまなサービスを提供していますが、国内向けサービスの大部分は「保証ファクタリング」です。

とくに、売掛金を入金日よりも前に資金化し、資金調達を行う2社間・3社間の「買取ファクタリング」は、銀行系ファクタリング会社では利用できないケースがほとんどです。

国内向けのファクタリングは、基本的に保証ファクタリングだと覚えておきましょう。

②審査が厳しい

銀行系ファクタリング会社は、銀行融資の審査と同じくらい審査基準が厳しい点にも注意が必要です。

民間のファクタリング会社の場合、利用者よりも売掛先の信用能力が重視されるため、売掛金の回収の見込みがあれば、利用者の信用能力は問われません。

しかし、銀行系のファクタリングでは、利用者の信用能力も審査対象です。

連続赤字決算や債務超過など、利用者の信用能力が低い場合は、審査に落ちてしまう可能性があります。

③資金化に時間がかかる

銀行系ファクタリング会社は、資金化に時間がかかります。

一般的に、銀行系ファクタリングでは、申込みから審査完了まで2~3週間かかります。

そのため、急ぎの資金調達には向いていません

民間ファクタリング会社の場合は最短即日の入金、遅くとも数日での入金が完了します。急な出費が発生したケースや、銀行融資が降りるまでのつなぎ資金が必要なケースなど、

急ぎの資金調達なら民間のファクタリング会社を利用しましょう。

④融資が下りなかった人しか利用できないこともある

銀行系ファクタリング会社は、前述のとおり基本的に保証ファクタリングしか利用できません。

また、融資が下りなかった人しか利用できないケースもあるようです。

そのため、利用前に相談窓口に問い合わせてみることをおすすめします。

銀行系ファクタリング会社を利用するべき3つのケース

これまで、銀行系ファクタリング会社のメリット・デメリットを説明してきました。

以下のような希望がある場合は、銀行系ファクタリング会社の利用をおすすめします。

・手数料をなるべく低く抑えたい
・資金調達に時間がかかっても問題ない
・安心して利用できる会社を選びたい

銀行系ファクタリングは、審査基準が厳しく、資金調達に時間がかかる代わりに、手数料が低いのが特徴です。

また、大手金融機関が運営しているため、安心して利用できます。

民間のファクタリング会社を利用するべき3つのケース

一方、銀行系ファクタリング会社よりも、民間のファクタリング会社を利用した方がよいケースは以下のとおりです。

・すぐに資金を用意する必要がある
・赤字・税金滞納があり融資を受けられない
・買取ファクタリングを利用したい

民間のファクタリング会社は、銀行系ファクタリング会社よりも審査が柔軟で、最短即日での資金調達が可能です。

また、2社間や3社間での「買取ファクタリング」も利用できます。

銀行系ファクタリング会社、民間のファクタリング会社には、それぞれ強みがあります。ご自身の目的に合わせて、どのファクタリング会社を利用するかを選びましょう。

ファクタリングのご利用はビートレーディングで!

ビートレーディングでは、以下のファクタリングサービスをご利用いただけます。

・2社間ファクタリング
・3社間ファクタリング
・診療報酬ファクタリング
・介護報酬ファクタリング
・Beトレペイメント(リバースファクタリング)

お客様の資金繰りに関するお悩みを解決できるサービスをご用意しております。

また、2社間ファクタリングの場合は、申込みから入金まで最短12時間で対応いたします。

1分で完了するスピード見積もりもございますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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