ファクタリングの契約の注意点とは

資金繰りを円滑にする方法として「ファクタリング」を知っている人は多いでしょう。しかし、いざ利用したいと考えていても、契約までどのような流れがあるのかを理解している人は少ないのではないでしょうか。ファクタリングを利用することで何かデメリットがないか、不安に思っている人もいるかもしれません。そこで今回は、ファクタリング契約の流れをわかりやすく解説します。また、ファクタリングを利用する際の注意点についてもお伝えしましょう。

ファクタリング契約の申し込みから審査

ファクタリングが実行されるまでの流れは次のようになります。

  1. 相談
  2. ヒアリング
  3. 申し込み
  4. 書類提出
  5. 審査
  6. 契約
  7. 実行入金

はじめに、ファクタリングの相談から審査までの流れを説明していきましょう。

相談

ファクタリング会社に連絡を取り、利用したい目的や、現金が必要な時期などについて相談します。連絡方法は、電話やメール、来社や訪問など様々なケースに対応可能です。

ヒアリング

相談内容に沿いながら、事業者の住所、連絡先、決算月、代表者などの基本情報や、必要な金額、時期、資金の使途などの希望条件、譲渡予定の債権などをヒアリングします。この段階は、同時に仮審査の役割もしています。

申し込み

相談からヒアリングを経て、ファクタリング利用の意思を固めたら、実際に申し込みへと進みます。

書類提出

本審査をするために、書類の提出があります。基本となる書類は次の項目です。

  • 取引先の名称等の情報
  • 売掛金が把握できる資料(請求書、発注書、注文書等)
  • 通帳のコピー(3ヶ月分)
  • 身分証明書の控え(免許証等)

希望金額など条件によっては、別途追加の書類が必要なケースもあります。

審査

提出された書類を元に、事業者の情報と合わせて本審査を進めます。売掛先の信用度や財務状況など複数の観点から審査をします。審査内容に問題がなく、「可決」となれば契約へと進んでいきます。

ファクタリング契約の締結

ファクタリングの契約には、「2社間」と「3社間」と二つの種類があります。それぞれを解説しましょう。

2社間

2社間とは、売掛先に知らせずに行う契約です。ファクタリング会社と利用をする事業者間での取引のため「2社間」となります。契約後に手数料が差し引かれ、事業者の口座に入金されます。
ファクタリングを利用する事業者は、取引先から売掛金が入金されたら、ファクタリング会社へ送金手続きをします。売掛金を他へ流用するリスクがあるため、通常2社間契約は手数料が15~20%と高めに設定されています。

3社間

3社間とは、売掛先に承諾を得て行う契約です。ファクタリング会社と利用する事業者、売掛先間での取引のため「3社間」となります。売掛先を含めての契約となり、2社間より書類上の手間がかかりますが、売掛金は直接ファクタリング会社へ入金される仕組みのため、2社間契約よりも手数料は低く5~10%程度となりメリットとなります。

ファクタリング契約で注意すべきポイント

ファクタリングを利用する事業者にとっては、早期に資金調達ができる有効な方法ですが、トラブルとなるケースも少なくありません。最後に、ファクタリング契約で注意点すべきポイントを紹介します。

契約は直接対面する

ファクタリング契約をするときには、必ず「対面」で行いましょう。なぜなら、ファクタリング業者を装う、詐欺まがいの悪質な会社と契約をしないためです。地方の場合、近くにファクタリング会社の実店舗がないことがありますが、多くのファクタリング会社は、出張にも対応しています。大事な債権の取引ですから、対面を基本としましょう。

契約内容をしっかり把握

ファクタリング契約の仕組みは、シンプルなものではありますが、お金に関する権利などの、専門的な言葉も使われることがあります。しかし、普段は聞きなれないからと流してしまうと、後々トラブルにつながることもあります。理解できないこと、疑問に感じたことは、どんな小さなことでも遠慮することなく、質問しながら進めましょう。また、期日に関すること、手数料に関することなど要所はしっかりと確認してください。

悪質な業者に気をつける

ファクタリング会社は複数あります。また、その中には、悪質な会社も存在しているのが実情です。一般的な相場よりも極端に高い手数料を取ったり、当初の契約と取引内容が違ったりと、トラブルになるケースがあります。大きなお金を扱うことですから、しっかりと見極めをすることが大切です。

債権の重複売却は罪になる

ファクタリングを利用する事業者側が注意すべきことですが、ひとつの売掛金で、ふたつのファクタリング会社と契約をしたら、「重複売却」となり詐欺罪に問われることがあります。
悪意を持って重複契約することは考えにくいですが、A社とファクタリング契約をしたあと、好条件のB社にかえるために契約をしたというケースがあるかもしれません。しかし、悪意がなくとも重複契約は罪となることもあるため、安易に判断しないようにしましょう。
いかがでしたか。今回は、ファクタリング契約までの流れと、注意点などについてお伝えしました。はじめての取引では不安なことが多いかもしれませんが、相談をすることで不安を取り除けることもあります。利用を考えている人は一度話を聞いてみるだけでも、安心感が増すでしょう。

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