ファクタリングの悪徳業者の見分け方とは

ファクタリングを利用すると、一時的に経営が苦しい場合でも売掛金を早期に現金に換えることができるので、会社を救えるケースがあります。
しかし、ファクタリングには「悪徳業者」が存在するので注意が必要です。
今回は、ファクタリングの悪徳業者のパターンや見分け方をご紹介します。

悪徳業者の見分け方

悪徳ファクタリング業者に引っかかると、価値の高い売掛債権を不当な安値で売却させられたり、いつのまにか高金利で借金をさせられて、高額なローン返済を強要されたりするケースもあるので注意が必要です。
以下で、ファクタリングの悪徳業者の見分け方をご紹介します。

1.会社情報が不十分

ファクタリングを初めて利用する方は、インターネットでファクタリング会社を探すことが多いです。
ですが、ファクタリング会社に限らずWEBサイトに、

  • 会社名
  • 代表者名
  • 住所(写真)
  • 固定電話の番号
  • 設立年月日
  • 事業内容

などの情報が記載されているのが基本的です。
そのため、会社情報がないというのは論外ですが、上記の情報が不十分の場合はなるべく避けた方が賢明です。
また、優良なファクタリング会社であれば、過去に売掛金を買い取った実績を『お客様の声』や『買取事例』として掲載していることがあります。
ちなみに、ファクタリングを利用したことを悟られないように、依頼した会社の名称を載せないなどの配慮をしています。
インターネットで探す場合は、会社情報だけでなく過去の実績にも目を向けてみましょう。

2.オフィスでの面談が実施されない

ファクタリング会社は、売掛先の信用調査だけでなく、依頼した方の態度なども加味して審査を行うため、基本的に面談を実施します。
ファクタリング会社が依頼した企業に出向く場合もよくありますが、依頼した方(経営者・事業者)がファクタリング会社に赴くことが条件となっているケースもあります。
しかしながら、優良企業に限れば早期の資金化を実現するために、電話やインターネットの申し込みも可能というファクタリング会社も存在するので、面談が絶対条件という訳ではありません。
ですが、ファクタリングにおいて面談にも重点が置かれていることも事実です。
そのため、オフィスでの面談ができない、そもそもとしてオフィスがないファクタリング会社との契約は、交わさないようにしましょう。
悪徳業者は顔を見られるのを警戒してか面談を嫌う傾向があり、仮に面談ができたとしても、オフィスではない場所(喫茶店など)を指定される事もあるので、その辺りも見分けるためのポイントとなります。

3.固定電話がない

電話をしている女性固定電話ではなく携帯電話でやり取りをする場合は、警戒する必要があります。
基本的にオフィスがある場合は、固定電話を設置するのが基本的だからです。
しかしながら、クラウド電話転送サービスを使用する事で、詳細は省きますが、実質的に固定電話番号でやり取りできるようになります。
その場合はどうしようもありませんが、上記のサービスを利用するのには料金が発生してしまうため、もしも途中から携帯電話から電話が掛かってきたら十分に注意しましょう。

4.見積もりの内容が不明瞭

ファクタリングを利用する場合、ファクタリング会社は見積もりを出すのが基本的です。
売掛先の信用調査や面談などの審査を経て査定し、依頼した企業が最終的に受け取れる金額を見積もるのですが、悪徳業者の場合、そもそも見積書を出さないことがあります。
また、見積もりの概算しか記載されておらず仔細が分からない、不明瞭な点を聞いてもきちんと答えられない場合は、悪徳業者の可能性があります。

5.手数料が高額

まずは、手数料が高額すぎる業者に注意が必要です。
ファクタリングを利用すると、ファクタリング業者に手数料を支払う必要があります。
あまりに手数料が高額になると、利用企業の元には微々たる金額しか入ってきません。相場よりやたらと高額なファクタリング会社には注意が必要です。
相場としては、
2社間ファクタリングで10~30%
3社間ファクタリングで1~10%

が目安となっております。
そのため、見積もりの段階で上記のパーセンテージの範囲外の手数料を要求されたら、すぐに手を引きましょう。

6.保証人や担保を要求される

ファクタリングは、売掛金を債権譲渡する契約なので、そもそもとして「保証人」や「担保」は不要です。このようなものが必要なのは、貸付金のケースです。
保証人や担保を求めてくるのは悪徳業者の可能性が高いので、利用してはいけません。

3.ファクタリングの悪徳業者に引っかからない方法

ファクタリングは、売掛金を債権譲渡する契約なので、そもそもとして「保証人」や「担保」は不要です。このようなものが必要なのは、貸付金のケースです。
保証人や担保を求めてくるのは悪徳業者の可能性が高いので、利用してはいけません。

7.契約書の控えをもらえない

契約書を作らないというのはもっての外ですが、悪徳業者は契約書を作ったとしても、証拠隠滅のため、控えをもらえない可能性があります。
そのため、契約書の内容が当初と変更されていないか、丁寧に仔細が記載されているのか隅々まで確認する必要性があります。
また、見積書と同じように不明瞭な点があれば聞くことも大事で、悪徳業者でなければきちんと答えてくれます。
上記のことを行わない場合は、悪徳業者の恐れがあります。

8.担当者の対応

ファクタリング会社にとっては、依頼してもらった方は大事なお客様になるので、基本的に丁寧な対応を心掛けるのが通常です。
そのため、先述したように悪徳業者でなければ、不明瞭な点を聞いても丁寧に答えてくれるはずです。
もしも、面談も含めて担当者とやりとりをする過程で対応に違和感を覚えたら、十分に警戒する必要があります。
また、審査を行わずに契約を急ごうとする対応の仕方も要注意です。

9.口座名義が会社(業者)名と異なる

悪徳業者の場合、口座名義がファクタリング会社名と異なる場合があります。
法人口座の開設は銀行も慎重になっているので、悪徳業者が法人口座を開設するのは困難だからです。
そのため、個人口座も含め、売掛金の入金先口座の名義が会社名と異なる場合は、警戒する必要があります。

10.追加費用を請求される

2つ目のパターンは、見積書や契約書に記載されていなかった内容の追加費用を請求してくる場合、悪徳業者の恐れがあります。
売掛債権の譲渡の際には相場と変わらない手数料を提示しておきながら、後に事務手数料などのさまざまな名目で追加費用を請求してきて、結局は債権額の50%ほどの金額しかもらえないことがあります。
そのため、追加請求をされた場合には警戒しなければなりません。

11.売掛金の入金前に支払いを要求される

ファクタリングを利用する場合、通常は、売掛金の入金が行われた後でファクタリング業者への支払いをします。入金を受けないと利用企業の手元にはお金がないので、支払いが困難だからです。
しかし悪徳ファクタリング業者は、入金前でも代金支払いを要求してくることがあります。支払えないと、脅されたり他の資産を担保にとられたりするケースもあり、取り立てを受けてしまいます。
契約前に、きちんと入金日を確認しておくことが重要になります。

12.売掛金を担保に融資しようとする

ファクタリングは「売掛金の債権譲渡」です。
つまり、売掛債権そのものをファクタリング業者に譲り渡してしまい、利用企業はその代金を受けとるだけです。その後に支払いは発生しません。
しかし、ファクタリングの悪徳業者は、いつの間にか売掛金を担保として「貸付」をしてくるケースがあります。たとえば、100万円の売掛金を担保として100万円の貸付を行い、利用企業が分割返済で支払いをする場合などです。貸付なので、当然「利息」が発生します。
つまり、当初は「債権譲渡」の話だったはずなのに、途中で「貸付」に切り替わってしまうのです。
先に言いましたが、貸付業には貸金業法が適用されるので、法的な上限金利があります。
ところがファクタリングの相談から入った企業は、貸金業法が適用されないと思い込んでいるので、悪徳ファクタリング業者が売掛金を担保にして高利率が設定されても気づきません。いつまでも高額な利息をとられ続ける事もあります。

また、ファクタリングではなく売掛債権担保融資への変更を口八丁で説かれ、いつの間にか融資に切り替えられ、法定金利以上の金利を請求されることがあります。
実際に、売掛債権を担保に融資をしたと見做されて逮捕された事例があります。

13.情報を横流しされる

ファクタリングを利用するときには、自社の営業内容や財務状況などに関する情報を提供することが多いです。このような情報は、本来伏せておいてもらわないと困るものです。
ところが悪徳ファクタリング業者の場合、利用企業の情報を秘密にせず、むしろ他の悪徳業者や闇金に流してしまうことがあります。
そうなると、利用企業の元には、資金繰りに窮した企業を食いものにしようとする闇金や他の悪徳業者が数多く営業してきて迷惑ですし、何かのきっかけで利用してしまったら大きな不利益が及びます。

14.売掛先が倒産したときの取扱いに注意

ファクタリングを利用するとき、売掛金の相手先(取引先)が倒産するリスクを考えておく必要があります。
取引先が倒産すると売掛金は支払われないので、その損失はファクタリング業者が負担しなければなりません。本来、ノンリコース(償還請求権のない)のファクタリングであれば利用企業はファクタリングの手数料を支払っている以上、倒産のリスクはファクタリング業者が負担しなくてはなりません。
しかし悪徳業者の場合、利用企業にこの負担を押しつけてくることがあるので、必ず契約書をよく見て、倒産リスクをファクタリング会社が負担することを確認しましょう。

優良な業者を見つけるには

ファクタリングを初めて利用する場合にて、依頼する前に優良な業者(ファクタリング会社)を見つけるには、会社情報や過去の実績を確認しつつ評判を参考にすることが、事前に悪徳業者を回避するポイントとなります。

ファクタリングは、以前よりも認知されて利用されている資金調達方法なので、評判を知ろうと思えばいつでも知ることができます。
また、優良なファクタリング会社の場合、2社間や3社間だけでなく診療報酬ファクタリングや保証ファクタリングなど、他のサービスを提供していることが多いです。
もちろん、ご紹介したファクタリングサービスを提供していないからと言って悪徳業者という訳ではないので、あくまで参考程度に考えていただきたいです。

ファクタリングそのものは違法ではない

「ファクタリング」と聞くと「闇金組織では?」「違法なのでは?」と考えてしまう方もいるでしょう。今まで実際にファクタリング業者が貸金業法違反で逮捕された事例などもあるからです。
しかし、ファクタリングそのものは違法ではありませんし、経済産業省も推奨している資金調達方法です。
ファクタリングとは、中小企業や個人事業主などが「売掛債権」をファクタリング業者に債権譲渡して、その対価を得ることによって資金を獲得することです。
たとえば、今すぐお金が必要だけれども、手元資金がなく売掛金だけがある場合を考えてみましょう。このとき、本来であれば売掛金が入金されるまで、手元にお金が入ってきません。すると、資金繰りに窮してしまいます。

そこでファクタリングを利用してファクタリング業者に売掛債権を売り、買取代金を今すぐ支払ってもらいます。すると、手元に債権譲渡の買取代金が入ってくるので、それによって資金の焦げ付きを防ぐことができます。

「ファクタリングの手数料が高いと違法になるのでは?」思われていることもありますが、売掛債権の債権譲渡には「貸金業法」が適用されないので違法ではありません。
貸金業法が禁止しているのは、法定利率を上回る高金利による「貸付」であり「売掛金の債権譲渡」は対象になっていないからです。

まとめ

ファクタリングの悪徳業者を見分け方としては、ご紹介した14点を参考にしていただきたいです。
「ファクタリングを利用する時にここまで気を遣わないといけないの?」と思ってしまうかもしれませんが、ファクタリング会社を探す段階で優良な業者を見つけることができれば、そこまで気を遣うことはありません。
そのため、まずは優良なファクタリング会社を見つけることに注力しましょう。

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