起業の種類と資金調達の方法を解説

起業をしたい人

自分の会社・お店を作って独立開業してみたいと思ったことはありませんか? 起業するときに何よりも重要なことは準備です。しっかりと準備しておかないと、たとえ起業できたとしても、すぐに立ち行かなくなってしまいます。また会社経営を続ける上で、何よりも重要なのは資金繰りです。そこでここでは起業する際の心構えや比較的起業しやすい事業の種類、さらに資金調達をどのように行えば良いかについて考えていきます。

起業する前にまず考えること

まずは起業する際の心構えについてお伝えします。

目的を考える

起業において最初のステップになるのが、なぜ事業を行うのか、その目的です。この目的が明確になっていないと経営の軸がぶれてしまい、なかなかうまくいきません。自分が起業することで何ができるのか、自分の価値観に合致することはないかを考えてみると良いでしょう。そしてその仕事にやりがいを持てるかも問いただしておくことです。仕事に対してやりがいが持てないと、長期的に成功を収めるのは難しいです。

強みを考える

起業する前に、社会人としてのキャリアを持っている方が多いでしょう。その中で、自分は仕事に取り組む上で、どのような強みがあるのかを考えていくことです。その強みを生かすためにはどのようなビジネスが適しているか、どのような経営戦略を立てるべきかを考えると成功を収められる可能性が高まります。

市場調査をする

いくら良い商品・サービスを作っても、それが消費者の求めることでなければ売上はアップしません。そこで消費者がどのような商品を求めているのか、市場調査を行うことも大事です。これから提供する商品・サービスのメインターゲットになる層はどこか、ライバル企業はどのようなものを作っているか調査することにより、戦略をしっかりと練ることができます。

主な起業の種類

主な起業の種類を紹介します。

ネットビジネス事業(ECサイト、アフィリエイターなど)

多額の資金を準備することが難しくても起業しやすい事業の一つに、ネットビジネス事業があります。ECサイトを作る、アフィリエイターとして活動するなどの方法があります。ネットビジネスの良いところは、一人からでも始められることです。パソコンがあればどこでもできるので、自宅で作業することも可能です。

レンタルビジネス事業

レンタルビジネスで起業する方法もあります。少し前まではレンタカーやレンタルビデオなどが主流でしたが、多様化が進んでいます。自転車や傘、自宅の駐車場を貸し出すビジネスも出てきています。アイデア次第では、低コストで大きな利益を上げられるかもしれません。

代行ビジネス事業

代行ビジネス事業も起業の種類として注目されています。掃除や引越し、墓参り、宿題代行ビジネスなどが出てきています。自分にできることや得意なことがあれば、それを生かしてビジネスにしても良いでしょう。

デザイン・制作事業(デザイナーなど)

デザイナーとしてすでに活躍している方は、自分のキャリアやスキルを生かして独立する方法もあります。ファッション以外にもWebデザイナーや雑貨、カーデザイナーなど業種は多岐にわたります。

飲食事業

起業の一つとして、昔からあるのが飲食店の開業です。料理に自信があるなら、自分のお店を持ってみるのはいかがですか? 飲食店の場合、店の賃料や設備の導入などでお金がかかります。しかし居抜きの物件を見つけるなど工夫をすれば、開業資金を圧縮することも可能です。

医療・福祉事業

今後ますます高齢化が進みます。そうすると、医療や福祉関連の需要は高くなっていくでしょう。このような将来性を見込んで、医療・福祉事業で起業する人も増えてきています。

コンサルタント事業(営業、マーケティングなど)

営業やマーケティングなどの実績がある場合、コンサルタント事業で起業する方法もあります。もし会社と顧問契約を結べれば、月々顧問料が入ってきて経営も軌道に乗せやすくなります。税理士や中小企業診断士などの資格を持っている人は、その専門知識を生かしてコンサルティングサービスを行っているケースも少なくありません。

起業する際の資金調達方法

起業する際の資金調達方法を紹介します。

株式を発行

株式を発行して、出資者を募る方法があります。この場合、あくまでも出資であり融資ではありません。つまり集めた資金を返済する義務は生じません。ただしまだ起業していない会社の株式をどのくらいの人が購入してくれるかは未知数です。イベントなどに積極的に顔を出して、いろいろな企業家と接点を作ることが大事です。

借入

金融機関からの借り入れも手段の一つです。ただし銀行融資の場合、それまでの実績を重視する傾向があります。このため、起業時の融資には対応してもらえない可能性があります。信用金庫や日本政策金融公庫からの融資は比較的審査に通りやすいでしょう。

助成金

国や地方自治体で、助成金を用意している場合もあります。例えば経済産業省系の補助金である創業補助金は、最大200万円までの融資に対応しています。

ファクタリング

起業後、即座に利益を得ることは困難です。そのため起業資金として、しばらく赤字が続いても問題なく操業できるだけの初期運用資金を確保しておく必要があります。しかし、それが難しい場合に活用したいのがファクタリングです。ファクタリングとは、売掛債権をファクタリング会社に買い取ってもらう資金調達サービスです。担保不要で売掛金を早期に現金化できる、自社に実績がなくても利用しやすいなど、さまざまなメリットがあります。

起業しても1年後に事業継続できているのは半分程度といわれています。起業後に事業を軌道に乗せるのは、決して簡単なことではありません。ですから起業前にどのようなビジネスをするのか、資金調達するにはどうしていくべきかなど、入念に検討しておきましょう。

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