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【2026年最新】個人事業主が利用できるビジネスローン17選!主な準備とメリット、代替手段は?

【2026年最新】個人事業主が利用できるビジネスローン17選!主な準備とメリット、代替手段は?

ファイナンス

個人事業主が事業を続けていると、仕入れや人件費などの運転資金に加え、設備投資や納税資金、急な出費への対応が必要になることがあります。こうした事業資金の調達に利用されているのが「ビジネスローン」です。

ビジネスローンは、事業に必要な資金を借り入れるための事業資金専用の金融商品です。審査のスピードが速く、担保や保証人を必要としないサービスがあることも特徴で、運転資金の調達や急な事業上の出費に対応したいときに活用されています。

また、事業者の資金調達方法には「ファクタリング」もあります。ファクタリングは、保有する売掛金(売掛債権)をファクタリング会社へ売却し、現金化(資金化)するサービスです。ビジネスローンとは異なり、借り入れではなく売掛金の売却によって資金を調達できます。

そこで今回は、個人事業主が利用できるビジネスローン17商品を比較し、申込前の準備やメリット・デメリット、ファクタリングとの違いまで解説します。

ビジネスローンについて詳しくは「よく分からないビジネスローンを簡単解説!他のローンと何が違うの?」の記事をご覧ください。

ファクタリングについて詳しくは「ファクタリングとは?仕組みや注意点などを図解で簡単に解説!」の記事をご覧ください。

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目次

1.個人事業主が使えるビジネスローンの主な種類

個人事業主が利用できるビジネスローンは、大きく「銀行系」と「ノンバンク系」に分けられます。商品により条件は異なりますが、金利を抑えたい場合は銀行系、融資までの早さを重視するならノンバンク系が適しています。

1-1.銀行系ビジネスローン

銀行系ビジネスローンは、メガバンクや地方銀行、信用金庫などが提供する事業資金向けの商品です。比較的低金利に設定されているため、資金調達にかかるコストを抑えたい個人事業主に向いています。

一方、審査は厳格に行われる傾向があり、申し込み者の業歴や収益性などが重視されます。銀行系でも数営業日の商品はありますが、審査や契約に時間を要するものもあるため、急な支払いなど、すぐに資金が必要な場面には不向きです。

1-2.ノンバンク系ビジネスローン

消費者金融や信販会社、クレジットカード会社などの貸金業者が提供する商品です。銀行系と比べて審査や融資実行までのスピードが速く、独自のスコアリングシステムによって審査を行う会社もあります。

ノンバンク系ビジネスローンは、仕入代金の急な支払いや設備の故障など、早急に事業資金が必要な場面で重宝します。ただし、金利は銀行系に比べて高い傾向があります。借入額と返済期間をあらかじめ決め、短期間で計画的に返済できる範囲で活用しましょう。

【比較表】銀行系とノンバンク系の違い

比較項目銀行系ビジネスローンノンバンク系ビジネスローン
金利相場低め(年0.9%〜15.0%程度)高め(年5.0%〜18.0%程度)
融資スピード数週間〜1か月程度最短即日〜
審査の傾向厳格柔軟
物的担保・保証人の有無無しで利用可能なローンもある無しで利用可能なローンもある

2.【2026年最新】個人事業主におすすめのビジネスローンサービス17選

ビジネスローンを選ぶときは、必要な金額をいつまでに用意したいかを先に決めておきます。

金利(実質年率)が高ければ利息負担は増え、融資可能額が必要な金額に満たなければ、必要な事業資金をまかなえません。支払期限が迫っている場合は融資スピード、担保や保証人を用意できない場合は申込条件がサービス選びに影響します。

以下、2026年8月現在の公式情報をもとに、個人事業主が申込対象となる17サービスを比較しました。金利、融資可能額、融資スピード、担保・保証人の要否を確認してみてください。

区分会社名金利(実質年率)融資可能額融資スピード担保・保証人の要否
銀行PayPay銀行2.2%~14.0%10万円〜1,000万円ビジネスアカウント保有者:最短翌営業日、未保有者:最短5営業日程度担保不要
保証人不要
銀行りそな銀行3.90%~14.00%10万円~1,000万円審査に数日(融資実行までの期間ではない)担保不要
保証人不要
銀行東京スター銀行4.5%~14.5%50万円~1,000万円審査に最短5日(融資実行までの期間ではない)担保不要
保証人不要
銀行楽天銀行固定・変動金利(所定の利率)100万円~1億円審査後に担当者より連絡原則担保が必要
原則、経営者もしくは実質的支配者の保証が必要
ノンバンクオージェイ10.00%~18.00%30万円~1億円申込時間帯などの条件が合えば即日融資原則不要(審査結果により担保・第三者保証人が必要な場合あり)
ノンバンクAGビジネスサポート3.1%~18%50万円~1000万円最短即日担保不要
保証人不要
ノンバンクMRF(長期間元金据置プラン)実質年率15.00%以内(契約年率4.00%~9.90%)100万円~3億円融資まで最短3日(仮審査は24時間以内)不動産担保が必要/連帯保証人は原則不要
ノンバンクアイフル3.0%~18.0%1万円〜500万円最短即日
※審査は当日〜翌営業日
担保不要
保証人不要
ノンバンクプロミス6.3%~17.8%最大300万円最短即日担保不要
保証人不要
ノンバンクビジネスパートナー9.98% 〜 18.0%50万円 〜 500万円記載なし原則無担保無保証
法人は原則代表者の
連帯保証が必要
ノンバンクオリコ CREST for Biz6%~18%300万円契約後の振込:最短1分(初回申込から利用開始までの期間は別)担保不要
保証人不要
ノンバンクファンドワン(不動産担保融資)2.50%~15.0%300万円~1億円申込時間帯・条件により最短即日不動産担保が必要/保証人不要
ノンバンクレイク de ビジネス4.5%~18.0%1万円~500万円最短即日担保不要
保証人不要
ノンバンククレディセゾン4.3%~13.0%950万円1週間~10日程度担保不要
保証人不要
ノンバンクセゾンファンデックス変動金利3.40%~5.20%/固定金利4.50%~9.90%500万円~5億円仮審査:最短即日/本審査:必要書類提出後、最短3営業日(融資実行は別)不動産担保が必要
保証人不要
ノンバンクオリコ ビジネスサポートプラン6.0%~15.0%
※新規申込時 8.4%~15.0%
50万円~1,000万円最短で書類審査後に融資実行担保不要
保証人不要
ノンバンクアコム12.0%~17.9% ※2026年1月5日までに極度方式基本契約を締結した場合は12.0%~18.0%1万円〜300万円最短即日担保不要
保証人不要

各サービスを比べる際は、金利や融資可能額に加えて、融資までの早さや担保・保証人の条件に目を向けましょう。必要な資金額や調達を急ぐ度合い、担保を用意できるかによって、最適なサービスは変わります。

また、「最短即日」「最短○日」と記載されていても、申し込みから融資実行までの時間を示しているとは限りません。

たとえば、オリコ CREST for Bizの「最短1分」は契約後の振込操作、東京スター銀行の「最短5日」は審査回答まで、セゾンファンデックスの「最短3営業日」は必要書類の提出後に行われる本審査までを指します。

急ぎで資金が必要な場合は、「最短○日」がどの段階までを指すのかを確かめ、希望する入金日に間に合うサービスを選びましょう。

2-1.PayPay銀行

PayPay銀行のカードローンは、事業性資金を対象とする個人事業主向けです。10万〜1,000万円の利用限度額が設定され、契約後は限度額の範囲内で繰り返し借り入れできます。

借入操作はWebから行い、借入金はPayPay銀行の普通預金口座へ入金されます。毎月の返済は口座からの自動引き落としで、一部返済や全額返済にも対応しています。担保・保証人だけでなく、借入枠を維持するための手数料もかかりません。

2-2.りそな銀行

りそな銀行の「活動力」は、10万〜1,000万円に対応する事業専用のカードローンです。契約した限度額の範囲内で繰り返し借り入れでき、提携ATMからも資金を引き出せます。

金利は変動金利で、2026年8月3日以降は年3.90%・6.90%・8.90%・10.90%・14.00%のいずれかです(保証料込み)。個人事業主は担保・保証人が不要で、申込金額が300万円を超える場合は所得証明書類が必要になります。

2-3.東京スター銀行

来社せずに事業資金の借入枠を用意したい個人事業主には、東京スター銀行のスタービジネスカードローンがおすすめです。融資額は50万〜1,000万円、金利は4.5%〜14.5%で、担保・保証人は不要となります。

契約後はインターネットバンキングや提携ATMから借り入れできます。審査回答は最短5日と案内されていますが、融資実行までの期間を示すものではありません。急ぎで利用する場合は、契約までに必要な日数も含めて問い合わせておきましょう。

2-4.楽天銀行

楽天銀行のビジネスローンは、100万〜1億円の運転資金や設備資金に対応するサービスです。固定金利または変動金利が個別に設定され、まとまった事業資金を調達したいときに役立ちます。

原則として担保と、経営者または実質的支配者の保証が必要です。申込時には直近3期分の決算書類も準備するため、担保・保証人が不要なカードローン型とは手続きや必要書類が異なります。

2-5.オージェイ

オージェイの無担保融資は、法人・個人事業主を対象に、30万円~1億円を年10.00%~18.00%で融資する商品です。担保・保証人は原則不要で、申込時間帯などの条件が合えば即日融資にも対応します。

申込後は原則当日中に審査が行われ、審査結果が案内されます。ただし、審査結果によっては担保または第三者保証人を求められる場合があるため、必要額と返済期間を決め、支払う利息まで見積もったうえで申し込みましょう。

2-6.AGビジネスサポート

AGビジネスサポートの事業者向けビジネスローンは、借入後は追加借入ができず、返済だけを進める商品です。返済方式は元利均等返済または元金一括返済で、毎月の返済には銀行口座引落を利用できます。

元利均等返済は最長5年・60回以内、元金一括返済は最長1年・12回以内です。後者は毎月利息を支払い、最終返済日に元金をまとめて返すため、返済原資と入金時期まで見通して利用しましょう。

2-7.MRF

MRFの長期間元金据置プランは、不動産を担保に100万円~3億円を借り入れられる商品です。契約年率は4.00%~9.90%で、返済方式は元金据置一括返済となります。

同社は原則、仮審査を24時間以内、融資を最短3日で行えるとしています。なお、長期間元金据置プランは契約期間中に毎月利息を支払い、元金を期限日に一括返済するため、返済期日の資金計画まで立てて利用しましょう。

2-8.アイフル

少額の運転資金から検討したい個人事業主には、アイフルの事業サポートプラン<個人プラン>があります。融資額は1万〜500万円、金利は3.0%〜18.0%で、担保・保証人は原則不要です。

運転資金や設備投資資金に利用でき、個人プランはWebで契約手続きを進められます。契約後の返済負担を抑えるためにも、利用限度額だけで判断せず、事業収入から返済できる金額を基準に借入額を決めましょう。

2-9.プロミス

プロミスの自営者カードローンは、20歳以上65歳以下の自営者を対象とした商品です。融資額は最大300万円、借入利率は年6.3%~17.8%(実質年率)で、担保・保証人は必要ありません。スピード審査により当日利用も可能で、契約後は利用限度額の範囲内で繰り返し借り入れられます。

事業で必要になる仕入代金や運転資金に加え、生計費にも利用できるのが特徴です。事業用と生活用の資金の両方に利用する場合は、用途ごとの利用額を記録するなどして、借入状況や返済原資を把握しておきましょう。

2-10.ビジネスパートナー

必要なタイミングで繰り返し事業資金を借りたいなら、ビジネスパートナーのスモールビジネスローンが便利です。融資額は50万〜500万円、金利は9.98%〜18.0%で、個人事業主は担保・保証人不要となります。

契約した利用限度額の範囲内で追加借入ができ、繰上返済にも対応しています。個人事業主の申込時には、本人確認書類のほか、確定申告書など事業実績を示す書類が必要です。

2-11.オリコ CREST for Biz

オリコ CREST for Bizは、個人として事業所得を申告している個人事業主専用のカードローンです。利用可能枠は最大300万円、通常金利は6.0%〜18.0%で、担保・保証人は不要です。総量規制の例外貸付商品にあたり、返済能力があると判断されれば年収の3分の1を超える借り入れにも対応します。

年会費は無料で、契約後は提携金融機関やコンビニなどのATM・CDから事業資金を借り入れられます。申込時には本人確認書類と所得証明書類に加え、事業状況を示す書面や借入計画書などが必要です。

2-12.ファンドワン

無担保ローンでは希望額に届かず、不動産を活用してまとまった資金を調達したい場合は、ファンドワンの不動産担保融資を検討してみてください。個人事業主向けの融資額は300万円〜1億円、金利は2.5%〜15.0%です。

不動産を担保にするため、事業に関する書類とあわせて担保物件の書類も準備します。同社の無担保事業者ローンは法人向けとなるため、個人事業主は不動産担保融資の条件を確認して申し込みましょう。

2-13.レイク de ビジネス

すでに事業を営んでおり、急な運転資金を確保したい個人事業主向けの商品がレイク de ビジネスです。融資額は1万〜500万円、金利は4.5%〜18.0%で、担保・保証人は不要とされています。

自動契約機で19時30分まで、日曜日は19時までに手続きを終えると即日融資に対応します。ただし、新規開業資金には利用できません。これから事業を始めるための資金を探している場合は、資金使途が合う別の商品を検討してください。

2-14.クレディセゾン

クレディセゾンの「セゾンビジネスサポートローン」は、対象となるセゾンのビジネスカード会員向けの融資サービスです。融資可能額は最大950万円で、利用可能枠110万円以上の場合は年4.3%〜13.0%とされています。

初回は融資額が登録口座へ振り込まれ、その後は利用可能枠の範囲内でオンラインキャッシングや提携金融機関のATMから追加で借り入れできます。返済はリボルビング払いとなり、所得証明書類がクレディセゾンへ到着してから審査結果が出るまで1週間〜10日程度かかります。

2-15.セゾンファンデックス

500万円~5億円のまとまった事業資金を必要とし、担保にできる不動産がある場合は、セゾンファンデックスの事業者向け不動産担保ローンを検討してみましょう。融資額は500万円〜5億円で、変動金利3.4%〜5.2%または固定金利4.5%〜9.9%です。

必要書類を提出した後、本審査は最短3営業日と案内されています。その後に契約や融資の手続きが続くため、「最短3営業日」は初回申込から入金までの所要時間とは別です。

2-16.オリコ ビジネスサポートプラン

資金を一度に借りるか、必要なときに繰り返し借りるかによって方式を選べるのが、オリコ ビジネスサポートプランです。こちらは業歴1年以上の法人・個人事業主を対象に、「証書貸付タイプ」と「クレジットライン設定タイプ」を用意しています。

クレジットラインは50万円〜500万円、証書貸付は100万円〜1,000万円に対応します。金利は6.0%〜15.0%で、新規申込時は8.4%〜15.0%です。担保は不要で、個人事業主には保証人を求めていません。

2-17.アコム

アコムのビジネスサポートカードローンは、業歴1年以上の個人事業主を対象とする商品です。利用限度額は1万円〜300万円、金利は12.0%〜17.9%で、担保・保証人は不要としています。審査結果によっては年収の3分の1を超える借り入れも可能で、契約後は利用限度額の範囲内で繰り返し利用できます。

申込時には直近1期分の確定申告書が必要です。契約極度額が100万円を超える場合は、青色申告決算書または収支内訳書などが求められます。

3.個人事業主がビジネスローンを利用するメリット

ビジネスローンには、融資までのスピードが速く、担保・保証人を必要としない商品があります。急な支払いや仕入れなどで早く資金を用意したいときや、担保・保証人を用意するのが難しいときに検討するといいでしょう。

3-1.スピーディーに資金調達ができる

まず挙げられるのが、審査〜融資実行までのスピードです。とくにノンバンク系は審査スピードが早く、商品や申込条件によっては最短即日〜数日程度で指定口座へ入金されます。

仕入代金の支払いや設備の修繕など、早急に事業資金を用意したい場面では、このスピード感がメリットになります。ただし、実際の融資時期は申込時間や審査内容によって異なるため、急ぎの場合は必要書類や受付時間もあわせて把握しておきましょう。

3-2.担保と保証人が不要で利用できる商品が多い

多くのビジネスローンは、担保や保証人を必要とせずに申し込めます。銀行融資では不動産などの担保や連帯保証人を求められるケースもありますが、無担保・無保証人の商品なら、担保の準備や親族・知人へ保証人を依頼する手間を省けます。

4.個人事業主がビジネスローンを組むデメリット

ビジネスローンは融資までの早さにメリットがある一方、銀行融資や公的融資と比べて金利が高めで、商品によっては借入可能額も限られます。

また、借入状況が今後の融資審査に影響する可能性にも注意が必要です。利用前に、必要額や返済負担、その後の資金調達まで含めて検討しましょう。

4-1.金利が比較的高めに設定されている

ビジネスローンは、銀行融資や公的融資と比べて金利が高めに設定される傾向があります。とくにノンバンク系には、審査や融資までの早さを特徴とする一方で、上限金利が年18%前後の商品も複数あります。

金利が高い状態で高額な借入を長期間続けると、その分だけ利息の負担も膨らみます。申し込む前に月々の返済額と総返済額を試算し、無理なく返済できる借入額と返済期間を決めておきましょう。

4-2.借入限度額が低めな傾向にある

ローンによっては、借入限度額が低めに設定されています。掲載している無担保型の商品にも、上限額が300万円〜500万円のものが複数あります。

そのため、事務所の大規模改装や高額な設備購入など、数千万円規模の資金が必要なときは、ビジネスローンだけでは必要額を調達できない可能性があります。大口の資金を調達したい場合は、不動産担保融資や日本政策金融公庫などの公的融資、信用保証協会付き融資などを検討しましょう。

4-3.他の融資に影響を及ぼす可能性がある

ビジネスローンの利用状況によっては、将来、銀行などから融資を受ける際の審査に影響する可能性があります。借入先や借入額、返済状況などは信用情報に記録され、借入状況は決算書などからも把握されます。

金融機関は、こうした情報をもとに既存の借入額や返済状況を把握し、返済能力を審査します。ビジネスローンの利用実績や複数の借入残高があるなら、資金繰りに余裕がないと判断される可能性もあるため、今後ほかの融資を予定しているときは借入額を慎重に決めましょう。

5.個人事業主のビジネスローンにおける審査ポイント

個人事業主がビジネスローンへ申し込むと、本人の信用情報や属性情報に加え、事業の継続性や返済能力も審査されます。主な審査ポイントは次のとおりです。

  • 信用情報:クレジットカードやローンの利用状況、支払いや返済の履歴などが確認される。過去にクレジットカードや他社ローンの延滞・滞納がある場合は、審査に影響する可能性あり
  • 属性情報:年齢や家族構成、居住形態など、申込者本人に関する情報。申込条件を満たしているかだけでなく、返済能力を判断する情報としても扱われる
  • 事業の継続性・返済能力:確定申告書などから売上や利益、事業の継続状況などが確認される

なお、具体的な審査基準や評価方法は各社で異なります。申し込む前に必要書類をそろえ、借入額や資金使途、返済計画を固めておきましょう。

6.ビジネスローンの申し込みに必要な準備と流れ

個人事業主がビジネスローンに申し込む際は、本人確認書類のほかに事業内容や収支状況を確認できる書類が必要です。必要書類は商品によって異なるため、申し込む前に申込先の案内を確認し、対象となる書類や提出方法を把握しておきましょう。

6-1.申し込みに必要な書類

本人確認書類に加えて、事業の実績や資金使途を確認するための書類を求められます。主な書類は次のとおりです。

  • 本人確認書類:運転免許証、マイナンバーカードなど
  • 確定申告書:事業の売上や利益を示す書類。直近1〜3期分を求める商品がある
  • 通帳の写し:売上や日々の入出金状況を示す
  • 納税証明書:税金の納付状況を証明する
  • 事業計画書:資金使途や収支計画、返済計画を記載する
  • 許認可証の写し:建設業や飲食業など、許認可が必要な業種で提出を求められることがある
  • 印鑑証明書:契約手続きで提出を求められる商品がある

すべての商品で同じ書類が必要になるわけではありません。申し込む商品が決まったら、必要な書類と対象年度、提出方法を申込先の案内と照らし合わせて準備します。

6-2.申し込みから資金受取までの一般的な手順

ビジネスローンの申込方法には、Webやアプリ、店頭、郵送などがあります。商品によって手続きは異なりますが、一般的には次の流れで進みます。

  1. 申し込み:申込フォームなどに本人情報や事業情報、希望額、資金使途を入力する
  2. 必要書類の提出:画像アップロードや郵送、FAXなど、指定された方法で書類を提出する
  3. 審査:信用情報や売上・利益、既存借入、返済計画などをもとに返済能力が審査される
  4. 契約締結:審査後に提示された金利や限度額、返済条件、各種手数料を確かめて契約する
  5. 資金受取:契約完了後、指定口座への振込などで融資金を受け取る

申し込む前に、必要書類の有効期限や取得にかかる日数を確認しておきます。印鑑証明書や納税証明書など、取得に時間がかかる書類がある場合は、早めに準備を始めるとスムーズです。

7.個人事業主のビジネスローンに関するよくある質問

7-1.個人事業主でもビジネスローンは利用できる?

個人事業主向けのビジネスローンは、銀行や信用金庫、貸金業者などで取り扱われています。開業直後でも利用できるものやスマホ・PCで申し込みから借り入れまで完結するものもあります。

7-2.個人事業主はビジネスローンでいくらまで借りられる?

借入可能額は商品と審査によって決まり、商品上の限度額まで必ず借りられるわけではありません。

貸金業者からの借入は原則として年収の3分の1までですが、個人事業者の事業資金は、事業・収支・資金計画などをもとに返済能力が認められれば、総量規制の例外として年収の3分の1を超えて借りられる場合があります。

7-3.個人事業主向けのビジネスローンと個人向けローンとの違いは?

主な違いは資金の使い道です。ビジネスローンは事業資金に利用できますが、個人向けローンには事業資金への使用を認めていない商品があります。

7-4.個人事業主向けのビジネスローンは開業資金に利用できる?

開業資金を対象とするビジネスローンなら利用できます。ただし、一定の業歴や確定申告書などを申込条件とする商品もあるため、開業直後は資金使途と利用条件を確認してください。

7-5.審査のない個人事業主向けビジネスローンはある?

貸金業者は貸付前に返済能力を調査するため、審査なしで利用できる正規のビジネスローンはありません。「審査不要」を強調する業者には注意し、金融庁の登録貸金業者情報検索サービスなどで登録状況を確認してください。

8.まとめ

個人事業主向けビジネスローンは、銀行系とノンバンク系で金利、融資までの早さ、審査の傾向が異なります。商品・サービスを比べる際、融資可能額や担保・保証人の条件、「最短○日」が審査回答なのか、契約後の借入操作、融資実行のどの段階を指すのかまで漏れなく確認しましょう。

最短即日の融資に対応する商品もありますが、金利や借入限度額などの条件は商品ごとに異なります。必要書類をそろえ、事業実績、収支、信用情報、返済計画を踏まえて、返済を続けられる借入額に抑えることが重要です。

一方、資金調達の手段はほかにもあります。売掛金の入金前に仕入代金や外注費の支払いが迫っているなら、保有する売掛金を早期に現金化できるファクタリングを検討してください。

ファクタリングは売掛先の信用力を重視して審査されるため、赤字や開業直後の個人事業主でも利用できる可能性があります。売掛金を売却する仕組みのため、負債を増やさずに資金を確保できます。また、売掛金が未回収になるリスクを軽減できます。

ビートレーディングは、累計取引社数9.1万社以上、累計買取額1,824億円(2026年3月時点)の実績があります。買取額に下限・上限を設けていないため、少額の資金調達を希望する個人事業主も利用しやすいサービスです。

専用のポータルサイトから申し込みいただければ、最短50分で入金まで完了します。ポータルサイトの利用申し込みは初期費用も月額費用もかかりません。

また、少額からの利用も可能です。買取可能額に下限上限はなく、これまでの買取実績は1万円~7億円です。仕入代金や外注費などの支払いが迫っている方は、売掛金で必要な資金を確保できるか、一度ご相談ください。

※給与債権・不良債権・売掛先が個人事業主の売掛金の買取は行っておりません。 

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監修者

株式会社ビートレーディング 編集部編集長

筑波大学大学院修士課程修了後、上場企業に勤務。不動産ファンドの運用・法務を担当した後、中小企業の事業再生や資金繰り支援を経験。その後弊社代表から直々の誘いを受け、株式会社ビートレーディングに入社。現在はマーケティング・法務・審査など会社の業務に幅広く携わる。

<保有資格>宅地建物取引士/貸金業務取扱主任者

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