見積依頼

フリーランスにおすすめのファクタリング会社15選!メリットや注意点を解説

フリーランスにおすすめのファクタリング会社15選!メリットや注意点を解説

ファクタリングの基礎知識

ファクタリングは大企業からフリーランスまで、さまざまな方が利用できる資金調達方法ですが、買取金額に制限があったり、売掛先にファクタリングを利用する承諾を得る必要がある可能性もあります。

本記事では、ファクタリング会社を選ぶ際のポイントやファクタリングがフリーランスにおすすめな理由、利用時の注意点などを紹介します。

フリーランスにおすすめのファクタリング会社も紹介しているため、合わせて参考にしてください。

ファクタリングについて詳しくは「【図解】ファクタリングとは?仕組みや種類・注意点を簡単に解説! 」の記事をご覧ください。

ビートレーディングへのお問い合わせはこちら

1.フリーランスでもファクタリングを利用できる

ノートパソコンと紙に印刷されたグラフとスマホやタブレットと小物

ファクタリングは、企業を対象にした資金調達方法と考える方もいるかもしれませんが、個人事業主やフリーランスに対応しているファクタリング会社も存在します。

ただし、ファクタリングを利用して資金調達するには、ファクタリング会社の審査に通過しなければなりません。

また、ファクタリングを利用する際に手数料が発生し、手数料を差し引いて残った金額が振り込まれるため、受け取る金額は売掛金の満額よりも少なくなります。

2.フリーランスがファクタリング会社を選ぶときのポイントとは

タブレットとスマートフォンとノートとペンと観葉植物

フリーランスが依頼先のファクタリング会社を決める際は、以下に挙げるポイントを考慮して選びましょう。

2-1.利用上限額・下限額をチェックする

ファクタリング会社を選ぶ際は、利用できる上限額と下限額を確認することが大切です。

ファクタリング会社によっては利用可能額に制限を設けているため、フリーランスに対応する会社でも利用できない可能性があります。

特に、フリーランスは少額の取引が多く、ファクタリング会社の下限額を下回るとファクタリングを利用できないかもしれません。

まずは、ファクタリング会社の利用額に制限があるかを確認しておきましょう。

2-2.売掛先から承諾を得ることが難しいなら2者間ファクタリング会社を選ぶ

ファクタリングの契約方法によっては、売掛先にファクタリングを利用する承諾を得る必要があります。

ファクタリングの契約方法は、利用者とファクタリング会社の2者間で行う2者間ファクタリングと、売掛先を加えた3者間ファクタリングの2つの方法です。

2者間を選べばファクタリングの利用を売掛先に伝える必要はありませんが、3者間を選んだ場合は売掛先に「売掛金を売却する」承諾を得る必要があります。

売掛先によってファクタリングを利用することで今後の取引に影響が出る場合は、2者間ファクタリングに対応したファクタリング会社を選びましょう。

2-3.スピードを優先するなら即日入金に対応したところを探す

ファクタリングの入金スピードは、ファクタリング会社や契約方法によって異なります。

審査後、最短数時間で入金されるケースもあれば、即日もしくは翌日の入金になるケースも少なくありません。

2者間ファクタリングは、3者間ファクタリングよりも入金スピードが早い傾向にあります。

できるだけ早く資金調達をしたい場合は、最短即日の入金に対応したファクタリング会社の2者間ファクタリングを選ぶことをおすすめします。

2-4.オンライン完結が便利

ファクタリング会社によっては、申し込みから入金までをオンラインで完結できるファクタリングサービスを提供しており、手続きが簡単で便利です。

対面ではなく、Web会議システムやオンライン契約システムなどのオンラインツールを利用して完全非接触で手続きを行えるファクタリングサービスが増えています。

オンライン完結できるサービスを選べば、ファクタリング会社に足を運んだり訪問した担当者に対応したりする時間や手間を省ける上に、いつでも申し込めます。

オンラインファクタリングについて詳しくは「オンラインファクタリングとは?ネット完結で即日資金調達したい場合におすすめ 」の記事をご覧ください。

2-5.必要書類の内容で選ぶ

ファクタリングを利用する際は、次に挙げる書類が必要です。

● 本人確認書類
● 入出金明細書
● 請求書

入出金明細書と請求書は、取引があった事実を証明するために必要な書類です。

ファクタリング会社によっては、商業登記簿謄本や印鑑証明書、決算書などの書類の提出を求めるケースもあります。

商業登記簿謄本や印鑑証明書は法務局に申請する必要があり、取得時に費用がかかるため、法務局の公式サイトで取得費用について事前に確認しておきましょう。

3.【フリーランス向け】おすすめのファクタリング会社15選

東京駅前の高層ビル

フリーランスが利用できるファクタリング会社の中でも、おすすめの優良な会社は以下の15社です。

入金スピード手数料買取可能額契約の種類
ビートレーディング2時間2%~下限上限なし2者間/3者間
QuQuMo2時間1%~下限上限なし2者間
ラボル1時間一律10%1万円~上限なし2者間
FREENANCE即日3%~10%1万円~上限なし2者間
ベストファクター即日2%~30万円~1億円2者間/3者間
日本中小企業
金融サポート機構
3時間1.5%~下限上限なし2者間/3者間
みんなの
ファクタリング
1時間未公開未公開2者間
ネクストワン即日1.5%~10%30万円~上限なし2者間/3者間
ペイトナー
ファクタリング
10分一律10%最大100万円
(初回のみ25万円~)
2者間
PayToday30分1%~9.5%10万円~上限なし2者間
トップマネジメント即日0.5%~12.5%最大3億円2者間/3者間
OLTA即日2%~9%下限上限なし2者間
LINK2時間2%~14.9%最大1億円2者間/3者間
えんナビ即日未公開50万円~5,000万円2者間/3者間
バイオン1時間一律10%5万円~上限なし2者間

3-1.ビートレーディング

ビートレーディング
最短入金スピード2時間                                             
手数料2%~
利用可能額下限上限なし
主な契約の種類2者間/3者間
個人事業主
主な必要書類①売掛債権に関する資料(契約書・発注書・請求書など)
②通帳のコピー(2か月分)
サポート対応(お問い合わせフォーム)24時間受付
(電話)平日9:30~18:00
運営会社株式会社ビートレーディング
公式HP詳しく見る

ビートレーディングは2者間・3者間ファクタリングだけでなく、診療報酬・介護報酬・注文書を活用したファクタリングサービスにも対応しているファクタリング会社です。

法人や個人事業主の利用が可能で、17時までに契約が完了すれば即日に入金されます。

ビートレーディングは2024年3月時点で累計買取額1,300億円を達成し、累計取引社数は5.8万社、月間契約件数は1,000件を超える実績があるため、ファクタリングが初めての方でも安心して利用できます。

3-2.QuQuMo

QuQuMo
最短入金スピード2時間                                             
手数料1%~
利用可能額下限上限なし
主な契約の種類2者間
個人事業主
主な必要書類①請求書
②通帳
サポート対応(お問い合わせフォーム)24時間受付
(電話)平日10:00~17:00
運営会社株式会社アクティブサポート

QuQuMoは最短2時間とスピーディーな資金調達が可能なファクタリングサービスです。

手数料は1%~で、できるだけ手数料を抑えたい方におすすめです。

利用額の上限はなく、少額から高額までの売掛金に対応しています。

弁護士ドットコムが監修するクラウドサインでオンライン契約を締結するため、情報漏洩の心配もありません。

3-3.ラボル

ラボル
最短入金スピード1時間                                             
手数料一律10%
利用可能額1万円~上限なし
主な契約の種類2者間
個人事業主
主な必要書類①本人確認書類
②請求書
③エビデンス(担当者とのメールなど)
サポート対応(お問い合わせフォーム)24時間受付
運営会社株式会社ラボル

ラボルは、フリーランスや個人事業主向けのファクタリングサービスです。

運営会社は東証プライム市場に上場しており、信頼性の高い企業といえます。

ラボルは2者間ファクタリングにのみ対応し、最短1時間のスピード入金が特徴です。

業種や職種を問わず1万円の少額からファクタリングを利用できます。

振り込みは24時間365日対応しているため、金融機関の営業時間外の資金調達も可能です。

3-4.FREENANCE

FREENANCE
最短入金スピード即日                                             
手数料3%~10%
利用可能額1万円~上限なし
主な契約の種類2者間
個人事業主
主な必要書類①本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード)
②請求書
サポート対応(お問い合わせフォーム)24時間受付
運営会社GMOクリエイターズネットワーク株式会社

FREENANCEは、GMOインターネットグループの子会社が運営するファクタリングサービスです。

ファクタリングをはじめ、フリーランスや個人事業主を支援するためのお金と保険関連のサービスを提供しています。

例えば、情報漏洩や著作権侵害、納期遅延など、案件対応中のさまざまなトラブルが発生した際の補償を受けられるサービスがあります。

3-5.ベストファクター

ベストファクター
最短入金スピード即日                                             
手数料2%~
利用可能額30万円~1億円
主な契約の種類2者間/3者間
個人事業主
主な必要書類①本人確認書類
②請求書
③通帳(Web含む)
サポート対応(お問い合わせフォーム) 24時間受付
(電話)平日10:00~19:00
運営会社株式会社アレシア

ベストファクターは2者間や3者間の他に、注文書の買い取りにも対応するファクタリングサービスです。

業界最高水準とされる高度なセキュリティー対策を行っているため、契約時にも安心して個人情報を渡せます。

ベストファクターは、審査通過率は2023年12月時点で92.25%と業界でも最高水準を誇り、確実にファクタリングを利用したい方におすすめのサービスです。

3-6.日本中小企業金融サポート機構

日本中小企業金融サポート機構
最短入金スピード3時間                                             
手数料1.5%~
利用可能額下限上限なし
主な契約の種類2者間/3者間
個人事業主
主な必要書類①売掛金に関する資料(請求書、契約書など)
②通帳コピー(3か月分)
サポート対応(お問い合わせフォーム) 24時間受付
(電話)平日9:30~18:00
運営会社一般社団法人日本中小企業金融サポート機構

日本中小企業金融サポート機構は、中小企業や個人事業主向けに資金調達や財務のアドバイス、コンサルティングなどのサービスを提供する一般社団法人です。

また、関東財務局長及び関東経済産業局長が認定する経営革新等支援機関になります。

ファクタリングサービスを提供しており、資金調達できるだけでなく、経営全般の支援も受けられます。

3-7.みんなのファクタリング

みんなのファクタリング
最短入金スピード1時間                                             
手数料未公開
利用可能額未公開
主な契約の種類2者間
個人事業主
主な必要書類①本人確認書類
②請求書
③通帳
サポート対応(お問い合わせフォーム) 24時間受付
(電話)全日9:00~18:00
運営会社株式会社チェンジ

みんなのファクタリングは、オンライン完結型のファクタリングサービスです。

審査はAIが行い、土日祝日でも最短1時間で資金調達ができる特徴があります。

公式HPでは手数料と利用可能額が記載されていないため、ご利用前にメールや電話で問い合わせておくと安心です。

ファクタリングの利用は、会員登録をして必要書類をアップロードして審査の結果を待つのみで完了します。

3-8.ネクストワン

ネクストワン
最短入金スピード即日                                             
手数料1.5%~10%
利用可能額30万円~上限なし
主な契約の種類2者間/3者間
個人事業主
主な必要書類①請求書
②通帳
サポート対応(お問い合わせフォーム) 24時間受付
(電話)平日9:00~19:00
運営会社株式会社ネクストワン

ネクストワンは、2023年12月時点の資金調達の成功率が96%の実績を持つファクタリングサービスです。

申し込み後の面談では、銀行やノンバンクなど金融業界に精通する知識とスキルを持つ人材が担当します。

申し込みは電話やメールだけでなく、FAXや郵送にも対応しています。

利用前に手数料の目安を知りたい方は、公式HPの手数料シミュレーションを活用するとよいでしょう。

3-9.ペイトナーファクタリング

ペイトナーファクタリング
最短入金スピード10分                                             
手数料一律10%
利用可能額最大100万円(初回のみ25万円~)
主な契約の種類2者間
個人事業主
主な必要書類①本人確認書類
②請求書
サポート対応(お問い合わせフォーム) 24時間受付
運営会社ペイトナー株式会社

ペイトナーファクタリングは、不要な電話やメールのやりとりをせずに資金調達ができるファクタリングサービスです。

会員登録後、最短10分の早さで資金調達が可能です。

手数料は一律10%と分かりやすいため、利用前に資金調達できる大まかな金額を確認しておけます。

申請可能金額の範囲内であれば、何度でもファクタリングを利用して資金調達ができます。

3-10.PayToday

PayToday
最短入金スピード30分                                             
手数料1%~9.5%
利用可能額10万円~上限なし
主な契約の種類2者間
個人事業主
主な必要書類①本人確認書類
②請求書
③入出金明細書(6か月以上)
④決算書(昨年度)
サポート対応(お問い合わせフォーム) 24時間受付
運営会社Dual Life Partners株式会社

PayTodayは、ファクタリング利用時の手数料が1%~9.5%と明確な料金設定が特徴のファクタリングサービスです。

審査はAIが行うため、面談を受ける必要がありません。

入金までにかかる時間は最短30分と短く、スピーディーな資金調達が可能です。

業種の制限はなく、開業して間もないスタートアップやフリーランスでも安心して利用できます。

3-11.トップマネジメント

トップマネジメント
最短入金スピード即日                                             
手数料0.5%~12.5%
利用可能額最大3億円
主な契約の種類2者間/3者間
個人事業主
主な必要書類①本人確認書類
②請求書
③決算書(昨年度)
④入出金明細書(直近7か月)
サポート対応(お問い合わせフォーム) 24時間受付
(電話)平日10:00~19:00
運営会社株式会社トップ・マネジメント

トップマネジメントは、創業13年で培ったファクタリング事業のノウハウや実績を持つ会社が運営するファクタリングサービスです。

手数料は0.5%~12.5%と、業界最安水準の手数料でサービスを提供しています。

ファクタリングの他には、助成金の受給をサポートするサービスや専用のバーチャル口座を開設する2.5者間ファクタリングも利用できます。

3-12.OLTA

OLTA
最短入金スピード即日                                             
手数料2%~9%
利用可能額下限上限なし
主な契約の種類2者間
個人事業主
主な必要書類①本人確認書類
②確定申告書
③請求書
④入出金明細(直近4か月)
サポート対応(お問い合わせフォーム) 24時間受付
(電話)平日10:00~18:00
運営会社OLTA株式会社

OLTAは、金融機関をはじめとする大手パートナー企業を持つファクタリング会社です。

対面の審査がなく、書類の提出は全てオンライン上で完結できます。

AIによる審査を採用しており、手数料も2%~9%と良心的な設定です。

公式HPのチェックツールを活用すれば、事業形態や調達希望額などの質問に回答するだけでファクタリングの利用の可否を確認できます。

3-13.LINK

LINK
最短入金スピード2時間                                             
手数料2%~14.9%
利用可能額最大1億円
主な契約の種類2者間/3者間
個人事業主
主な必要書類①本人確認書類
②請求書
③通帳(6か月分)
④決算書(昨年度)
⑤売掛先との成因資料(基本契約書、発注書、注文書など)
サポート対応(お問い合わせフォーム) 24時間受付
(電話)平日10:00~18:00
運営会社株式会社日本ビジネスリンクス

LINKは、わずか10秒でAIが無料査定をするファクタリングサービスです。

利用可能額は最大1億円が設定されており、小口から大口の売掛金に対応しています。

好条件で他社からの乗り換えも可能なため、複数のファクタリングを統合したい方にもおすすめです。

申し込みはメールや電話の他に、LINEでも受け付けています。

3-14.えんナビ

えんナビ
最短入金スピード即日                                            
手数料未公開
利用可能額50万円~5,000万円
主な契約の種類2者間/3者間
個人事業主
主な必要書類①商業登記謄本
②印鑑、印鑑証明書
③決算書の写し
④売掛先との成因資料(請求書、発注書、納品書など)
サポート対応(お問い合わせフォーム) 24時間受付
(電話)24時間受付
運営会社株式会社インターテック

えんナビは、年中無休で資金調達に対応しているファクタリングサービスです。

24時間いつでも対応してもらえるため、報酬の支払いが数か月先の案件を受注するフリーランスにとって心強い味方です。

公式HPでは手数料が記載されていないため、詳細を知りたい方はメールや電話で確認しましょう。

3-15.バイオン

バイオン
最短入金スピード1時間                                            
手数料一律10%
利用可能額5万円~上限なし
主な契約の種類2者間
個人事業主
主な必要書類①本人確認書類
②昨年度の決算書一式(確定申告書の控え、賃借対照表、損益計算書、勘定科目明細)
③入出金明細書
④請求書
サポート対応(お問い合わせフォーム) 24時間受付
(電話)平日9:00~18:00
運営会社株式会社バイオン

バイオンは、独自のAI審査によって最短1時間の資金調達を可能にしたファクタリングサービスです。

フリーランスや個人事業主への支援として、5万円からの申し込みに対応しています。

手数料は一律10%と明確なため、利用金額に合わせて手数料がいくら引かれるのか計算する手間を省けます。

4.フリーランスにファクタリングがおすすめな理由とは

カフェでテレワークするビジネスウーマン

フリーランスにファクタリングがおすすめな理由を解説します。

ファクタリングは金融機関の融資と違い、社会的な信用度が低いとされる個人事業主やフリーランスの方でも利用しやすい資金調達方法です。

特に、ファクタリング会社の審査では利用者よりも売掛先の信用度が重視されるため、適用条件を満たせばフリーランスでも利用できます。

また、帳簿上で負債が発生する融資と比べて、借金をしなくても資金調達できることもフリーランスにおすすめな理由の一つです。

また、償還請求権なし(ノンリコース)の契約であれば、万が一売掛先が倒産して売掛金が回収できなかった場合でも利用者は費用を請求される心配がありません。

償還請求権とは売掛金が未回収になった際に、ファクタリング会社が弁済を請求する権利を指します。

償還請求請求権について詳しくは「償還請求権とは?ファクタリングにおける重要性や注意点をわかりやすく解説 」の記事をご覧ください。

5.ファクタリングを利用するメリットを解説

パソコンを持つジャケットを着た男性

フリーランスが資金を調達するために、ファクタリングを利用するメリットを解説します。

5-1.スピーディーに資金を調達できる

ファクタリングは最短即日で入金されるため、急ぎ資金調達が必要なときに最適です

金融機関の融資を受けた場合は厳しい審査に通る必要がある上に、資金化までに1週間~1か月程度の時間が必要です。

一方で、ファクタリングは審査がスピーディーで、最短30分で完了するファクタリング会社もあります。

また売掛金の支払期日より前に資金を調達できるため、資金繰りを改善したい場合はファクタリングの利用がおすすめです。

5-2.売掛金の未回収リスクを軽減できる

ファクタリングはスピーディーな資金調達が可能なだけでなく、売掛金が未回収になるリスクも軽減できます。

未回収リスクとは、売掛先の倒産等によって売掛金の回収の目途が立たなくなるリスクのことです。

ファクタリング会社の多くは、売掛金の未回収リスクに対応した償還請求権なし(ノンリコース)の契約となっています。

償還請求なしの契約でファクタリングを利用することで、ファクタリング会社に売掛金を売却した後に、売掛先から売掛金が回収できなくなる事態になっても利用者は責任を問われません。

5-3.信用情報への影響がない

信用情報とは、金融機関の融資やローンの審査の際に確認される情報のことです。

例えば、融資を受けた回数や金額、支払いの状況、借り入れをしている会社の数や金額などの情報が登録されています。

信用情報の内容によっては、新規や追加の融資を断られるケースもあります。

一方のファクタリングは融資ではないため、信用情報に記録が残る心配がありません。

ファクタリングは売掛金を売却することで資金を調達するため、利用後でも融資の相談が可能です。

6.ファクタリングを利用する前に知っておきたい注意点とは

テーブルにコーヒーとメガネがありノートパソコンのキーボードをたたく手

フリーランスがファクタリングを利用する場合は、以下に挙げる注意点に配慮しましょう。

6-1.資金調達の金額が限られる

ファクタリングは、資金調達できる金額に限度があります。

金融機関の融資では、利用者の信用度に合わせて融資額を設定できます。

一方で、ファクタリングは売掛金を売却し資金化するため資金調達方法のため、基本的に売掛金を超える金額の資金調達はできません。

売掛金の金額より大きな資金が必要なときにファクタリングを利用しても、資金繰りが滞る可能性があります。

売掛金より多額の資金調達が必要になったときは、ファクタリング以外の方法を検討しましょう。

ファクタリングの限度額について詳しくは「ファクタリングの限度額はいくら?注意点やおすすめの相談先を解説 」の記事をご覧ください。

6-2.手数料が高め

ファクタリングを利用する際は、ファクタリング会社に手数料を支払う必要があります。

手数料は売掛金が入金される前に差し引かれるため、売掛金の満額を受け取ることはできません。

融資などに比べ、ファクタリングの手数料は高く、何度もサービスを利用することでキャッシュフローが滞るリスクが高まります。

ファクタリングを利用する前に、複数のファクタリング会社に見積りを依頼し、手数料の高さを比較した上で依頼先を決めることをおすすめします。

6-3.売掛先の承諾が必要な場合がある

利用するファクタリングの種類によっては、売掛先に売掛金を売却する承諾を得なければならない場合があります。

ファクタリングには2者間と3者間で契約する方法があり、3者間を利用した場合は売掛先に承諾を得る必要があります。

ファクタリングを利用した事実を売掛先に知られたくない場合は、2者間ファクタリングを選ぶとよいでしょう。

ただし、3者間ファクタリングよりも手数料は高くなります。

6-4.悪徳業者に騙される恐れがある

ファクタリングは融資と違い、法的な整備が遅れているため、悪徳業者に騙されて高額な手数料を請求されるトラブルに巻き込まれる恐れがあります。

悪徳業者を見分けるためには手数料が高すぎないか過去の取引実績の件数が多いかなどの情報を集めて判断することが大切です。

また、給与ファクタリングの取り扱いの有無も確認しておきましょう。

給与ファクタリングとは、給与債権をファクタリング会社に譲渡し資金を調達する方法のことです。

給与ファクタリングの運営には貸金業者の登録が必要です。

登録せずに給与ファクタリングを行っている場合は違法になるため、登録の有無を確認することで悪徳業者かどうかを見極められます。

給与ファクタリングについて詳しくは「個人で利用できる給与ファクタリングとは?おすすめの選び方や注意点を解説」の記事をご覧ください。

6-5.審査に通過しないと利用できない

ファクタリングは、ファクタリング会社の審査に通らないと利用できません。

審査は売掛先の信用度の影響が大きいとされていますが、審査に落ちるとファクタリングで資金調達できなくなります。

特に、売掛先が個人の場合は信用度が低く、審査の難易度が高くなるため通過するのは厳しいかもしれません。

ファクタリング会社の審査を確実に通過したい場合は、信用度の高い売掛先が法人の売掛金を選ぶことをおすすめします。

7.まとめ

本記事では、「フリーランスでもファクタリングを利用できるのか」をテーマに解説しました。

記事の要点を改めて確認しましょう。


フリーランスがファクタリング会社を選ぶときのポイントは次の5つです。
  • 利用上限額・下限額をチェックする
  • 売掛先に承諾を得ることが難しいなら2者間ファクタリング会社を選ぶ
  • スピードを優先するなら即日入金に対応したところを探す
  • オンライン完結が便利
  • 必要書類の内容で選ぶ

ファクタリングを利用するメリットは次の3つが挙げられます。
  • スピーディーに資金を調達できる
  • 売掛金の未回収リスクを軽減できる
  • 信用情報への影響がない

ファクタリングを利用する前に、次の5つの注意点に気をつけましょう。
  • 資金調達の金額が限られる
  • 手数料が高め
  • 売掛先の承諾が必要な場合がある
  • 悪徳業者に騙される恐れがある
  • 審査に通過しないと利用できない

結論は、フリーランスでもファクタリングを利用することは可能です。

ファクタリング会社の中にはフリーランスに対応する会社も多く、審査に通過すればファクタリングを利用できます。

ただし、高額な手数料を請求する悪徳業者も存在するため、信頼できるファクタリング会社を選ぶことが大切です。

数あるファクタリング会社の中でもフリーランスにおすすめな会社は、株式会社ビートレーディングです。

利用額の下限や上限がなく、最短2時間で資金を調達できます。

スピーディーな資金調達を希望する方や資金繰りを改善したい方は、ぜひご利用ください。

ビートレーディングへのお問い合わせはこちら
株式会社ビートレ―ディングのロゴ

監修者

株式会社ビートレーディング 編集部編集長

筑波大学大学院修士課程修了後、上場企業に勤務。不動産ファンドの運用・法務を担当した後、中小企業の事業再生や資金繰り支援を経験。その後弊社代表から直々の誘いを受け、株式会社ビートレーディングに入社。現在はマーケティング・法務・審査など会社の業務に幅広く携わる。

<保有資格>宅地建物取引士/貸金業務取扱主任者