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ファクタリングを個人事業主が利用できる3つのケースとおすすめ8選

ファクタリングを個人事業主が利用できる3つのケースとおすすめ8選

ファクタリングの基礎知識

「ファクタリングって個人事業主でも利用できるの?」
「今すぐに資金調達をする必要があるけど、どうしよう……」

銀行融資やビジネスローンは、融資までに時間がかかり、すぐに資金調達をすることができません。

また、個人事業主の場合、銀行融資を断られることもあり、資金繰りが上手くいかないこともありますよね。

ファクタリングなら、すぐに資金調達ができると言われていますが、個人事業主でも利用できるかどうか気になる方も多いと思います。

結論からいうと、ファクタリングは個人事業主でも条件を満たせば利用できます。

ファクタリングを利用できる3つのケース

ただし、以下の条件の場合は利用できないのでしっかりと見極める必要があります。

ファクタリングを利用できない3つのケース

この記事では、個人事業主でもファクタリングサービスを利用できるケースとできないケースを詳しく解説し、そのうえで、おすすめの個人向けファクタリングサービスを目的別でご紹介します。

本記事の内容

この記事を読み終わるころには、あなたに合う個人事業主向けのファクタリングサービスに申し込める段階になっているはずです。

最後までじっくりと読んで資金調達できるための知識をつけていきましょう。

ファクタリングの仕組みについては「ファクタリング」の基礎知識のコラムも併せてご覧ください。

必要書類はたったの2点!
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目次

1.個人事業主でもファクタリングを利用できる3つのケース・できない3つのケース

個人事業主でもファクタリングを利用できる3つのケース・できない3つのケース

冒頭でも申し上げましたが、ファクタリングは利用者が個人事業主であっても条件を満たせば、利用することができます。

ただし、必要な条件を満たしていない場合は、利用できないケースもあります。

ファクタリングを利用できる3つのケース・できない3つのケース

いざ、ファクタリングを申し込む時になって、

「ファクタリングができず、経営が厳しい」

ということにならないためにも、個人事業主でもファクタリングを利用できるケースとできないケースを見極めておきましょう。

順番に解説していきますね。

1-1. 個人事業主がファクタリングを利用できる3つのケース

個人事業主がファクタリングを利用できる条件は以下の通りです。

ファクタリングを利用できる3つのケース

順番に見ていきましょう。

①ファクタリングの対象になる売掛債権を持っている

個人事業主でもファクタリングを利用するためには、ファクタリングの対象になる売掛債権(売掛金)を持っている必要があります。

具体的には、以下のような売掛債権である必要があります。

ファクタリング対象となる売掛債権
・商品やサービスの納品・提供が完了しているおり、金額と入金日が確定している「確定債権」
・商品やサービスを納品・提供する前の将来債権
・診療報酬債権(介護報酬、調剤報酬)
・行政や法人に対する債権

あなたが売却したい売掛債権の請求書や契約書などを確認して、上記の項目に当てはまるものかどうか確認してから申し込みましょう。

②売掛債権がファクタリング会社の規定に沿っている

①ファクタリングの対象になる売掛債権を持っている」で説明した対象の売掛債権(売掛金)を持っていたとしても、申し込み先のファクタリング会社の規定に沿っている必要があります。

例えば、

  • 売却できる売掛債権の金額が30万円以下の少額だと買取できない
  • 売掛債権の支払期日が3か月以上先の場合は買取できない
  • 支払期日が明記されていないと買取できない

など、ファクタリング会社独自の規定を設けていることもあります。

ファクタリングが利用できる売掛債権かどうかの基準は、各会社のホームページの「サービス内容について」の項目や「よくある質問」などの項目に記載されています。

あなたが持っている売掛債権が、利用したいファクタリング会社の規定に沿っているかどうかあらかじめ確認したり、問い合わせの際に聞くことをおすすめします。

③求められる必要な書類を全て用意できる

当然のことかもしれませんが、ファクタリング会社に提出を求められる書類を準備する必要があります。

売掛債権(売掛金)に関する資料(契約書や発注書、請求書)のほか、通帳のコピーなどが求められます。

個人事業主の場合は、確定申告書や開業届などが必要になるケースがあります。

ファクタリング会社によって、求められる書類が違います。

申し込みをする際には何の書類が必要になるのか、ファクタリング会社のホームページで確認しておきましょう。

求められる書類については、後ほど「5-2. STEP2:必要書類を漏れなく用意する」で解説します。

こちらで詳しい情報をご確認ください。

1-2. 個人事業主でファクタリングを利用できない3つのケース

個人事業主がファクタリングを利用できないケースは、以下の通りです。

ファクタリングを利用できない3つのケース

順番に見ていきましょう。

①売却できない売掛債権しか持っていない

売掛債権(売掛金)であれば、なんでも売却できるわけではありません。

ファクタリングの中でも売却できない売掛債権もあります。

具体的には以下のような売掛債権は、ファクタリングで売却することができません。

ファクタリングできない売掛債権
• 入金額や入金日が決まっていない債権
• 不良債権(支払いが遅れている債権)
• 給与債権

不良債権(支払いが遅れている債権)は、債権回収会社(サービサー)でしか取り扱えませんので、ファクタリングを利用することができません。

ファクタリングを利用したい場合は、必ず支払期日よりも前の売掛債権を準備しましょう。

また、給与債権を活用した給与ファクタリングは貸付にあたるため、ファクタリングはできません。

給与債権の買取が可能というファクタリング会社は、悪徳業者の可能性が高いため注意しましょう。

②売掛先の信用力がない

売掛先の信用力がない場合、ファクタリングを利用できない可能性があります。

ファクタリング契約は、償還請求権がないことが多いため、利用者よりも売掛先の信用力が重要です。

なぜなら、売掛債権(売掛金)を回収する相手はファクタリングの利用者ではなく、利用者が取引をしている売掛先の会社だからです。

償還請求権とは、売掛先が倒産などで回収できなかった売掛金を、ファクタリング会社が利用者に請求できる権利のことです。

償還請求権がないということは、売掛金の回収ができない状態になっても、ファクタリング会社は利用者に代金を請求することができません。

そのため、売掛先の信用力が低い場合、資金を回収できる可能性が低く、ファクタリングの審査に通らないことがあります。

例えば、

  • 売掛債権が不定期に分割して支払われている
  • 売掛債権の支払いが遅延することがある

といったように、売掛先の経営状況が悪いと思われるケースは、売掛債権(売掛金)の回収が不確実と判断され、断られてしまいます。

「売掛先との取引実績が多く、売掛金が予定通り支払われている」と信用力の証明になります。

過去の取引が通帳や請求書などで証明できると、審査が通りやすくなります。

信用力のある売掛先の売掛債権を売却するようにしましょう。

③売掛先が法人ではなく個人事業主・フリーランスなどの個人間での取引

売掛先が法人ではなく、個人事業主やフリーランスなどの個人間での取引の場合は、ファクタリングの利用ができない、もしくは審査が通らない可能性が高いです。

先ほども述べましたが、利用者よりも売掛先の信用力が重視されます。

企業規模は信用力を判断するための大きな材料です。

売掛先が個人事業主やフリーランスの場合、企業規模での信用力を測れないため、審査が通らない原因になります。

ファクタリングには償還請求権がありません。

実際に売掛先に問題はなくても、ファクタリング会社は回収できないリスクはできるだけ避けようとします。

これはあくまでも、売掛先が個人事業主である場合です。

利用者が個人の場合は、売掛先の実績や状況とは関係ないため、

「利用者が個人事業主だから」

という利用で審査が通らないということはないので安心してくださいね。

2.個人で利用できるおすすめのファクタリング8つ【一覧表】

個人で利用できるおすすめのファクタリング8つ【一覧表】

まずは、個人事業主におすすめのファクタリング8つを一覧表にしてまとめてみました。

以下の表をご覧ください。

 個人事業主におすすめのファクタリング一覧
  ビートレーディング FACTOR⁺U PAYTODAYみんなのファクタリング QuQuMo OLTA フリーナンス即日払い ペイトナーファクタリング
手数料 2者間 4%~ 1.5%~ 1%~9.5% 不明 1%~ 2%~9% 3%~10% 一律10%
 3者間 2%~ × × × × × × ×
 調達可能額 下限上限なし1万円~上限なし 10万円~上限なし最大50万円 金額上限なし 下限上限なし 1万円~ 1万円~
 入金スピード 最短2時間 最短40分 最短30分 最短60分 最短2時間 最短即日 最短当日 最短10分
 オンライン完結 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇
 営業時間 平日9:30~18:00 平日9:30~18:00 平日10:00~17:00 毎日9:00~19:00 平日9:00~19:00 平日10:00~18:00 24時間365日 平日10:00~18:00
 運営会社 株式会社ビートレーディング 一般社団法人日本中小企業金融サポート機構 Dual Life Partners株式会社株式会社チェンジ 株式会社アクティブサポート OLTA株式会社 GMOクリエイターズネットワーク株式会社 ペイトナー株式会社(旧yup株式会社)
※2者間と3者間ファクタリングの違いについて
 
〇2者間:利用者とファクタリング会社の2者間でファクタリングを行う
→売掛先に原則として通知しない
 
〇3者間:利用者とファクタリング会社と売掛先の3者間でファクタリングを行う
→売掛先への通知や承諾が必要なため2者間よりも手数料が安い
 
※ただし、ファクタリングについての認知度は上がってきましたが、ファクタリングについて良くないと思っている経営者もいます。
 
3者間ファクタリングは、利用者だけの判断では利用できません。
 
売掛先の協力も必要です。
 
「売掛先との強い信頼関係が築けている」場合や「大型設備投資のために資金調達が必要」と、事前に納得してもらえる場合に利用することをおすすめします。
※手数料の幅について
 
手数料はファクタリング会社によって決定の仕方が異なります。

・支払サイトの長さ
・売掛先の信用力
・2者間か3者間かどうか
・継続利用かどうか
 
上記のような要因で決定します。
 
手数料がどれくらいになるのか目星をつけたい方は、手数料の下限と上限の幅が狭いファクタリング会社を選びましょう。

どれも個人事業主でも利用できるファクタリングですが、業者によって手数料や入金スピード、オンラインで完結できるかどうかなど違いがあります。

この表を参考に、あなたに合うファクタリング業者を探してみてください。

もし、どのファクタリング業者が自分に合っているのかわからない場合は、次の章で説明する【目的別】おすすめの個人事業主・フリーランス向けのファクタリングサービス8選で判断してみましょう。

3.【目的別】おすすめの個人事業主・フリーランス向けのファクタリングサービス8選

【目的別】おすすめの個人事業主・フリーランス向けのファクタリングサービス8選

ここでは、目的別におすすめできる個人事業主・フリーランス向けのファクタリングをご紹介します。

一言でファクタリングといっても、個人によって目的が違いますよね。

個人事業主やフリーランスでも利用できるファクタリングはたくさんありますが、種類が多すぎて迷ってしまうと思います。

個人事業主やフリーランスによくある目的や悩みである、以下の3つに沿ったファクタリングを厳選しました。

 個人事業主でよくあるファクタリングの目的
 確実に早く資金調達がしたい人におすすめのファクタリング2選
 ビートレーディング【特徴】
 •最短2時間で資金調達ができる
 •必要書類が少ない
 •オンライン完結で手軽に利用できる
 FACTOR⁺U【特徴】
 •資金調達まで最短40分
 •オンライン完結で不要なやり取りなし
 •低手数料1.5%~利用できる
 手数料を安くしたい人におすすめのファクタリング4選
 PAYTODAY【特徴】
 •業界最低水準の手数料1%~9.5%
 •事務手数料等がない
みんなのファクタリング【特徴】
 •完全オンライン(電話・訪問一切なし)で入金まで最短60分
 •土日祝も振込対応可能
 QuQuMo 【特徴】
 •下限手数料が1%と低く、買取金額の幅が広い
 • 申し込みから入金まで最短2時間で取引可能
 OLTA【特徴】
 • 上限手数料が9%と低い
 •支払期日は最長6か月先までOK
少額の売掛債権を売却したい人におすすめのファクタリング2選
 フリーナンス即日払い 【特徴】
 •下限は1万円から。少額債権を売却できる
 • 個人事業主・フリーランス向けの補償サービスが充実
 ペイトナーファクタリング 【特徴】
 •メール・電話が不要で、手軽に1万円から債権を売却できる
 •最短10分で入金が可能

上記の表のリンクをクリックして、あなたに当てはまるファクタリングの利用目的の項目から読み進めてみてくださいね。

3-1. 確実に早く資金調達をしたい人におすすめのファクタリング2選

ファクタリングを利用するからには、確実に早く資金調達をしたい方も多いと思います。

「仕入れは現金だけしか対応していない。今すぐ現金が必要だけど手持ちの仕入資金がない!」

など、資金調達までの期限が差し迫っている場合もあるため、確実に資金を手に入れたいものですよね。

確実に資金調達を行うためには即日対応してくれる業者だけでなく、買取率の高さも重要です。

確実に早く資金調達をしたい人のために、以下の2点に注目しておすすめのファクタリングを厳選してみました。

  • 即日対応が可能かどうか
  • オンライン完結可能かどうか

調達可能額や契約方法などの他の特徴も参考にして、選んでみてくださいね。

3-1-1.①ビートレーディング

ビートレーディングHP

出典:ビートレ―ディング

 ビートレーディング
 手数料 2者間:4%~
 3者間:2%~
 調達可能額 下限上限なし
 入金スピード 最短2時間
 オンライン完結 ○ 
 営業時間 平日9:30~18:00
 運営会社 株式会社ビートレーディング
【特徴】
・最短2時間で資金調達ができる
・必要書類が少ない
・オンライン完結で手軽に利用できる
 
【利用する際の注意点】
・2者間ファクタリングを選択する場合、手数料が高くなる可能性がある
 
【こんな人におすすめ】
・急いで資金調達をしたい人
・他社や銀行融資を断られた人

〇最短2時間で資金調達ができる

ビートレーディングは、申し込みから入金までにかかる時間が最短2時間です。

必要な書類を提出してから最短30分で売却できる金額の見積りを提示しています。

また会員サイトのマイページから必要書類を提出すると最短10分で審査結果を提示しているため、よりスピーディーに資金調達が可能です。

〇必要書類が少ない

必要な書類は、手元にある通帳のコピー(表紙付2か月分)と、売掛債権(売掛金)に関する請求書や契約書を準備するだけなので、利用者側も手間が少なく素早く準備が可能です。

必要書類はWebフォームやLINE、会員サイトのマイページからアップロードするなど様々な方法で簡単に提出可能です。

〇オンライン完結で手軽に利用できる

契約はオンライン契約も可能なため、申し込みから資金調達まで、全てオンラインで完結させることもできます。

また会員サイトを利用することで、電話やメールといったやり取りをすることなく、いつでもどこでもファクタリングを利用することができるようになっています。

会員サイトについて知りたい方・今すぐ利用したい方はこちら

初めての利用で不安な方には専任のオペレーターがご案内いたしますので、安心してご利用いただけます。

「今すぐに運転資金が必要だけど、銀行融資が通らなかった」
「他社の審査で落ちてしまった」

といった場合でも、豊富な取引実績と経験によって柔軟な審査や対応が可能となっておりますので、ぜひ一度ご相談ください。

お見積り・相談して利用したい方はこちら

3-1-2.②FACTOR⁺U

FACTOR⁺U(ファクトル)

出典:FACTOR⁺U

 FACTOR⁺U
 手数料 2者間:1.5%~
 調達可能額 1万円~上限なし
 入金スピード 最短40分
 オンライン完結 〇
 営業時間 平日9:30~18:00
 運営会社 一般社団法人日本中小企業金融サポート機構
【特徴】
・資金調達まで最短40分
・オンライン完結で不要なやり取りなし
・低手数料1.5%~利用できる
 
【利用する際の注意点】
・会員登録が必要
 
【こんな人におすすめ】
・オンラインで今すぐ資金調達したい人
・低手数料で安心できるサービスを利用したい人

〇資金調達まで最短40分

FACTOR⁺U(ファクトル)はファクタリングの申し込みから資金調達まで最短40分で完了するAIファクタリングサービスです。

独自のAIを活用しているため、審査は最短10分で完了し、必要書類をマイページからアップロードするだけで申し込みが完了するためスピーディーな資金調達が可能となっています。

〇オンライン完結で不要なやり取りなし

申し込みから資金調達までのやりとりは全てオンライン上で完結します。

会員登録が必要ですが、登録費用・システム利用料は無料で会員サイトのマイページから

必要書類の提出や審査結果の確認などが可能になっています。

〇低手数料1.5%~利用できる

FACTOR⁺Uは経営革新等支援機関にも認定されている一般社団法人日本中小企業金融サポート機構が運営しているため、低手数料でファクタリングサービス・会社選びが不安な方も安心して利用できます。

3-2. 手数料を安くしたい人におすすめのファクタリング4選

個人事業主でファクタリングを利用するのならば、できるだけ手数料を安くして資金を多く確保したいと考えている方も多いでしょう。

手数料の相場は、以下の通りです。

ファクタリングの手数料の相場
 2者間ファクタリング 8%~18%前後
 3者間ファクタリング 2%~9%前後

この相場よりも安い手数料のファクタリングを厳選しました。

手数料は、下限値もそうですが、上限値もポイントとなります。

手数料が1%と安く感じたとしても、上限が20%となっているファクタリングもあります。

見積りを取ってみると、予想以上に手数料がかかってしまうということもあります。

ここでは、手数料の下限値と上限値を考慮して、この相場よりも安い手数料のファクタリングを厳選しました。

3-2-1.①PAYTODAY

PAYTODAY

出典:PAYTODAY

 PAYTODAY
 手数料 2者間:1%~9.5%
 調達可能額 10万円~上限なし
 入金スピード 最短30分
 オンライン完結 〇
 営業時間 平日10:00~17:00
 運営会社 Dual Life Partners株式会社
【特徴】
• 業界最低水準の手数料1%~9.5%
• 事務手数料等がない

【利用する際の注意点】
• 対面契約する場合は、見積りの際に出張費用の手数料がいくらかかるか確認する

【こんな人におすすめ】
• ファクタリングにかかる手数料など軽費を極力抑えたい人

〇業界最低水準の手数料1%~9.5%

PAYTODAYは、手数料が1%~9.5%と業界最低水準を実現したファクタリングです。

下限の手数料が1%と少ないことはもちろん、手数料の上限も9.5%と最低水準なため、予想以上に手数料がかかってしまったという心配も少ないでしょう。

申し込みから審査、契約に至るまでオンライン上で完結できる手軽さも魅力です。

手数料を押さえた上で簡単に資金調達を行いたい方におすすめです。

〇事務手数料等がない

PAYTODAYは、売掛金にかかる手数料以外の事務手数料がありません。

売掛金から手数料を引いた金額のみが入金されます。

無駄な費用を抑えたい方にもおすすめです。

ただし、契約や申し込みに対面式を希望の方は、別途出張費用や手数料がかかることを覚えておきましょう。

PAYTODAYの詳細が気になる方は公式サイトをご覧ください。

3-2-2.②みんなのファクタリング

出典:みんなのファクタリング

 みんなのファクタリング
 手数料 不明
 調達可能額 最大50万円
 入金スピード 最短60分
 オンライン完結 〇
 営業時間 毎日9:00~19:00
 運営会社 株式会社チェンジ
【特徴】
• 土日祝も振込対応可能
• 完全オンライン(電話・訪問一切なし)で入金まで最短60分

【利用する際の注意点】
•審査可決後、18時半以降の契約依頼は翌日振込になる

【こんな人におすすめ】
• オンライン上で簡単にお申込みをしたい

〇土日祝でも対応

株式会社チェンジが提供するみんなのファクタリングは、オンライン上で申し込みから契約まで行うことができ、土日祝でもお申込み・振込の対応が可能です。

ただし、当日振込になるのは、その日の18時半までに審査の可決、契約依頼が完了した場合です。

また、お客様の銀行がメンテナンス等を行っている場合、翌営業日にお振込みとなる可能性があるため、予めご利用の銀行情報を確認しましょう。

事務手数料や会員登録料は0円で不明慮な費用が発生することがないので安心して利用できるのが特徴です。

〇完全オンライン(電話・訪問一切なし)で入金まで最短60分

みんなのファクタリングは「電話・面談なし」で完全非対面で登録~契約が完了します。

会員登録が必要という手間が発生しますが、訪問や面談などは不要なため資金化までは最短60分と即日資金化可能です。

急に資金が必要になったが忙しくて訪問や面談ができないのでオンライン上で契約まで完結したい方におすすめです。

みんなのファクタリングの詳細が気になる方は公式サイトをご覧ください。

3-2-3.③QuQuMo

QuQuMo

出典:QuQuMo

 QuQuMo
 手数料 2者間:1%~
 調達可能額 金額の上限なし
 入金スピード 最短2時間
 オンライン完結 〇
 営業時間 平日9:00~19:00
 運営会社 株式会社アクティブサポート
【特徴】
・下限手数料が1%と低く、買取金額の幅が広い
・申し込みから入金まで最短2時間で取引可能
 
【利用する際の注意点】
・手数料の上限がわからないので、具体的な手数料が知りたい方は見積りを取り確認する
 
【こんな人におすすめ】
・手数料を抑えつつ、早く資金調達を行いたい人

〇下限手数料が1%と低く買取金額の幅が広い

QuQuMoのファクタリングサービスは、下限手数料が1%と低く、調達可能額の設定もありません。

手数料が安い上に、売掛債権(売掛金)の金額に応じて柔軟に対応してくれるため、個人事業主でも利用しやすいファクタリングサービスです。

ただし、QuQuMoのホームページ上では、上限の手数料が記載されていませんでした。

低い手数料と謳われているサービスですが、実際にどれくらい安いのか知りたい方は、オンラインで見積りを出してみましょう。

〇申し込みから入金まで最短2時間で取引可能

QuQuMoは、申込から入金まで最短2時間で取引が可能です。

申し込み(10分)・見積り(30分)・契約送金(1時間)とかなり早いスピードで入金まで進みます。

さらにQuQuMoのファクタリングを利用する際には、必要書類が少ないという特徴があります。

個人事業主の場合は、売却したい売掛債権の請求書と通帳のコピー、本人確認書類だけです。

契約するためには、必要な書類を提出しなければなりません。

準備するものも、手元にある書類だけで申し込み・契約ができます。

手数料を抑えながら、できるだけ早く資金調達をしたい方におすすめです。

QuQuMoの詳細が気になる方は公式サイトをご覧ください。

3-2-4.④OLTA

OLTA

出典:OLTA

 OLTA
 手数料 2者間:2%~9%
 調達可能額 下限上限なし
 入金スピード 最短即日
 オンライン完結 〇
 営業時間 平日10:00~18:00
 運営会社 OLTA株式会社
【特徴】
・上限手数料が9%と低い
・支払期日は最長6か月先までOK
 
【利用する際の注意点】
・利用する前に、税務署に届出した開業日以降、事業用口座の入出金が4か月以上あることを確認しておく
 
【こんな人におすすめ】
・手数料をなるべく抑えたい人
・支払サイクルが長い(6か月まで)の請求書を売却したい人

〇上限手数料が9%と低い

OLTAは、他の安い手数料の会社と比べて下限の手数料が2%ですが、上限の手数料が9%と低いところが特徴です。

手数料の上限が高いと、売掛債権(売掛金)の信用力が低い場合に手数料が高くなることがあります。

上限の手数料が低く設定されていることから、「思ったより手数料が高くついた」という心配が少ないです。

下限の手数料も2%~ですが、その他の諸費用などすべて含まれた金額となっています。

手数料を抑えたい個人事業主に使いやすいサービスと言えます。

〇支払期日は最長6か月先までOK

OLTAは、売掛債権の支払期日が最長6か月先まで申し込めます。

ファクタリング会社にもよりますが、請求書の発行日から支払期日が60日までと短い所も多いです。

個人事業主の場合、長い支払サイトになるとその間の収入がなく、不安定になる方も少なくありません。

手数料を抑えながら、支払期日が長い売掛債権を売却したい方におすすめです。

ただし、個人事業主でファクタリングを行う場合は、税務署に届出した開業日以降、事業用口座の入出金が4か月以上あることが条件になる点に注意が必要です。

OLTAの詳細が気になる方は公式サイトをご覧ください。

3-3. 少額の売掛債権を売却したい人におすすめのファクタリング2選

個人事業主やフリーランスの場合、

「事務所の更新費用が足りなくなった」
「急な病気で入院しなければならなくなった」

など、急に起こる少額の資金繰りに困ったことがある方は少なくありません。

しかし、ファクタリングの多くは10万円~30万円以上とまとまった売掛債権(売掛金)じゃないと売却できないケースも多いです。

ここでは、少額の売掛債権を売却したい人向けに、1万円から売却できるファクタリングサービスを厳選しました。

参考にしてみてくださいね。

3-3-1.①フリーナンス即日払い

フリーナンス

出典:FREENANCE

 フリーナンス即日払い
 手数料 2者間:3%~10%
 調達可能額 1万円~
 入金スピード 最短当日
 オンライン完結 〇
 営業時間 24時間365日
 運営会社 GMOクリエイターズネットワーク株式会社
【特徴】
• 下限は1万円から。少額債権を売却できる
• 個人事業主・フリーランス向けの補償サービスが充実

【利用する際の注意点】
• フリーランスの会員登録しなければならない
• 審査完了が16時半を過ぎた場合、翌日の振込になるため、急いでいる人は早めに申請する必要がある

【こんな人におすすめ】
• 急いで少額の資金を調達する必要がある人
• 入院や事故など収入が得られなくなる心配に備えたい人

〇下限は1万円から。少額債権を売却できる

フリーランスのファクタリング「フリーナンス即日払い」は、GMOクリエイターズネットワークが運営するフリーランス・個人事業主向けのサービスです。

フリーナンス即日払いは、フリーナンスの会員登録が必要になりますが、1万円からの少額債権を売却することができます。

24時間365日オンラインで完結するため、手間もかかりません。

「忘れていた事務所の家賃を振り込まなければいけない」
「入院や事故があり少額の現金を今すぐ用意しなくちゃいけない」

など、急いで少額の資金が必要になった場合に取引しやすいサービスです。

ただし、「即日払い」になるのは、その日の16時半までに審査を通過した場合です。

審査が16時半を経過した場合は、処理が翌日になることを覚えておきましょう。

会員登録直後は、上限が25万円です。

取引の回数や信用力に応じて調達可能が上がっていくため、少額債権以外の売却を考えている人にもおすすめのサービスです。

〇個人事業主・フリーランス向けの補償サービスが充実

フリーナンスは、ファクタリング以外にも保証サービスが充実しています。

  • あんしん保障:事故の補償(最高5000万円)【無料で利用できる】
  • コロナminiサポほけん:コロナウイルスを含む指定感染症に感染した場合に一時金10万円が支払われる【保険料3か月:1270円】

個人事業主やフリーランスは、急な病気や入院となると収入がゼロになってしまう方も多いです。

会員登録しなければならない手間はありますが、福利厚生のようなサポートが得られます。

フリーナンス即日払いの詳細が気になる方は公式サイトをご覧ください。

3-3-2.②ペイトナーファクタリング

ペイトナーファクタリング

出典:ペイトナーファクタリング

 ペイトナーファクタリング
 手数料 2者間:一律10%
 調達可能額 1万円~
 入金スピード 最短10分
 オンライン完結 〇
 営業時間 平日10:00~18:00
 運営会社 ペイトナー株式会社
【特徴】
• メール・電話が不要で、手軽に1万円から債権を売却できる
• 最短10分で入金が可能

【利用する際の注意点】
• 初回利用する際は、25万円までの売掛債権しか売却できない
• 手数料が一律10%なので、手数料が割高になる可能性がある

【こんな人におすすめ】
• 面談や電話、メールのやり取りを行いたくない人
• 手軽に申し込みを行いたい人

〇メール・電話が不要で手軽に1万円から債権を売却できる

ペイトナーファクタリングは、スモールビジネスを営む人たちのお金の流れをなめらかにしたい、という思いで運営をしている会社です。

電話やメールなど手間のかかるやり取りは不要で、1万円からの少額債権の売却をスムーズに行うことができます。

ただし、初回の上限金額は25万円と低く設定されています。

これは初回の金額なので、利用回数に応じて上限金額が変わります。

電話やメールのやりとりは不要なので、手軽に少額債権の売却に利用したい方におすすめのファクタリングです。

〇最短10分で入金が可能

ペイトナーファクタリングは、請求書をアップロードするだけで最短10分で入金が完了します。

営業時間内の平日10:00~18:00に申し込めば、審査結果のメールとともに入金も自動で行われるため、待ち時間もありません。

急いで少額債権の売却をしたい方におすすめです。

ただし、手数料は一律10%かかります。

他のファクタリングサービスよりも割高になる可能性があることを覚えておきましょう。

ペイトナーファクタリングの詳細が気になる方は公式サイトをご覧ください。

4. 個人向けのファクタリングサービスを選ぶ際のポイント

個人向けのファクタリングサービスを選ぶ際のポイント

ここまで、目的別に沿ったファクタリングサービスを厳選し、解説してきました。

利用してみたいファクタリングサービスは見つかりましたか?

ここでは、個人向けのファクタリングサービスを選ぶ際のポイントについてまとめておきます。

ファクタリングサービスを選ぶ際に、以下のポイントを押さえておかないと

「必要な時に入金されなかった」
「予想以上に手数料がかかってしまった」

など、後悔する結果になってしまうかもしれません。

個人向けのファクタリングを選ぶ際のポイント

これらのポイントは、どんな目的でファクタリングを利用する際にも確認しておきたい項目です。

ファクタリングサービスを利用する際は、必ずチェックしておきましょう。

4-1. 即日または希望日までに入金してもらえるファクタリング会社を選ぶ

即日または希望日までに入金してもらえるかどうかは、ファクタリング会社を選ぶうえで重要です。

ファクタリング会社によって異なりますが、審査完了から最短2時間~24時間以内と即日で入金してくれる所が多いです。

しかし、入金スピードが3営業日~1週間以内と時間がかかる業者もあります。

銀行融資やビジネスローンに比べて、資金調達のスピードが大きなメリットです。

資金調達が必要な時に、入金までのスピードに時間がかかってしまうファクタリング会社を選んでしまうと、このメリットを活かすことができません。

売却したい売掛債権(売掛金)の金額が多くなると、「即日対応可」と書かれている場合でも入金できないケースもあります。

特に、即日で資金調達をしたい場合は、申し込みの際に「即日での入金対応をしてくれるかどうか」を必ず確認しておきましょう。

4-2. 手数料の詳細が明確で相場内のファクタリング会社を選ぶ

手数料の詳細が明確で、かつ相場内のファクタリング会社を選びましょう。

ファクタリングでは、売掛債権(売掛金)を売却するときに手数料が発生します。

売掛債権の金額から手数料を引いた額が入金されるため、できるだけ安く抑えたいものですよね。

「ホームページで見てみると手数料が安かった」

としても、実は予想以上に手数料がかかってしまうこともあるため、注意しておきたいポイントです。

ほとんどのファクタリング会社は「手数料は〇%~」と下限を公表しています。

しかし、中には上限値がどれくらいになるのかがわからない業者も存在します。

実際に申し込んでみると、予想以上の手数料を取られてしまい、利益が残らず赤字になってしまいます。

ファクタリング会社によって、手数料は異なりますが相場は以下の通りです。

ファクタリングの手数料の相場
 2者間ファクタリング 8%~18%前後
 3者間ファクタリング 2%~9%前後

上記を参考に、相場内のファクタリング会社に申し込むようにしましょう。

また、ファクタリングには、事務手数料などの費用が別途発生する場合があります。

金額は数千円程度の場合が多いです。

ファクタリングでかかる手数料は、売上金額からの経費になります。

無駄な経費をかけないためにも、見積りの際にファクタリングを利用する手数料や、その他の事務手数料などの費用を明確にしてくれるファクタリング会社を選びましょう。

4-3. 少額でも売却できるかどうか確認する

利用者が個人の場合、売掛債権(売掛金)の金額が少額な場合があると思います。

少額でも売却できるかどうか確認するようにしましょう。

個人事業主でもファクタリングは利用できますが、会社によって調達可能額の下限を設けている場合があります。

例えば、10万円の売掛債権を売却したいと考えていたとしても、調達可能額が「最低30万円~」の場合、取引を行うことができません。

調達可能額の下限は、各ファクタリング会社のホームページで取引実績や調達可能額が記載されています。

ホームページで確認をしてみましょう。

下限額が書かれていない場合は、申し込みの際に少額でも売却できるかどうか聞いてみることをおすすめします。

4-4. 手続きがしやすいファクタリング会社を選ぶ

手続きがしやすいファクタリング会社を選ぶことで、スムーズに売掛債権(売掛金)を売却できます。

  • 提出する書類が少なく、手元にある
  • オンラインで申し込みから契約まで完結する

上記のような、手続きが簡単なファクタリング会社を選ぶのがおすすめです。

ファクタリングを利用するためには、提出しなければならない書類があり、時には対面での面談が必要になるケースもあります。

必要書類をたくさん集めたり、対面での面談を行ったりしなければならない場合、手間や時間がかかります。

審査後の入金が即日対応可能だとしても、必要書類の提出や対面での面談を行い、審査をパスしないと入金に至りません。

手続きが大変なファクタリング会社との取引を行うと、手間や入金までの時間が遅くなってしまいます。

必要書類や契約までの流れは、各ファクタリング会社のホームページで確認することができます。

スムーズに手続きするためにも、確認しておくのがおすすめです。

5. 個人向けのファクタリングサービスでスムーズに申し込みするための4つのSTEP

個人向けのファクタリングサービスでスムーズに申し込みするための4つのSTEP

個人向けのファクタリングサービスを受けると決まったら、スムーズに利用できるようにするために、申し込みの流れを確認しておきましょう。

ファクタリングを利用する際には、提出しなければならない書類もあります。

準備をする際に慌てないためにも、申し込みの流れを確認して備えてくださいね。

個人向けのファクタリングサービスを利用する流れは以下の通りです。

順番に見ていきましょう。

5-1. STEP1:申し込みを行う【所要時間:30分前後】

まずは、ファクタリングの申し込みを行います。

申し込みにかかる時間は、30分前後で完了します。

申込方法は、ファクタリング会社によって異なりますが、WEBフォームや電話、メールにて行います。

申し込みを行ったら、以下の必要事項を電話で説明したり、必要事項の入力を行ったりします。

▼申込内容《一例》

・買取希望額
・翌月の売掛金額
・契約希望方法(2者間ファクタリング・3者間ファクタリングなど)
・個人事業主or法人
・会社名
・名前
・電話番号
・所在地
・メールアドレス

WEBフォームで申し込みを行う際に、折り返し連絡が来ることもあります。

ファクタリングに関する説明や希望金額、調達希望日などのすり合わせを行うためです。

必ず対応するようにしましょう。

5-2. STEP2:必要書類を漏れなく用意する

審査や見積りをしてもらうための必要な書類を漏れなく用意しましょう。

ファクタリングは、必要な書類を提出してから審査が始まります。

必要書類が揃わないと、資金調達が遅くなってしまいます。

希望日までに資金調達するために、問い合わせをした時やホームページで何の書類が必要になるのか必ず確認しておきましょう。

必要書類はファクタリング会社によって異なります。

ここでは、必要書類の一例をご紹介します。

ファクタリングに必要な書類《一例》
 身分証明書 運転免許証
 マイナンバーカード
 パスポート  など
 通帳のコピー 過去の取引状況がわかるもの
 売掛債権に関する資料 契約書
 発注書
 請求書  など

上記のような書類が必要です。

個人事業主やフリーランスの場合は

  • 確定申告書
  • 開業届

が必要になるケースもあります。

求められた際には、必ず提出してくださいね。

事前にどんな書類が必要になるのか、申し込む際に確認しておきましょう。

ファクタリングに申し込む際に必要な書類について詳しくは「ファクタリングに必要な書類一覧|最短利用の流れまで徹底解説」の記事をご覧ください。

5-3. STEP3:必要書類を提出し審査・契約をする【所要時間:最短30分~1日】

必要書類をWEBフォームやメール、FAX等から提出したら、ファクタリングの審査が始まります。

審査の所要時間も会社によって異なりますが、審査開始から売却できる金額の提示まで最短30分~1日ほどです。

審査結果の連絡とともに、契約内容の確認を求められます。

特にオンライン上で契約する場合は、契約書を読み納得できる結果の場合に契約締結を行いましょう。

悪徳な業者の場合は、契約内容の説明なく取引が進行してしまいます。

法外な手数料を取られることもあるため、必ず契約書の内容を確認して契約するようにしましょう。

詳しくは後ほど「6-2. 契約内容の確認を忘れずに行う」で説明します。

5-4. STEP4:入金してもらう【所要時間:最短即日~希望日】

契約が完了したら、ファクタリング会社から指定の口座に振り込みをしてもらいます。

弊社の場合、即日最短2時間で入金が完了します。

ただし、契約したタイミングが15時以降の場合、銀行によって翌日に反映されるケースもあります。

ファクタリング会社によっても入金対応のスピードが異なるので、申し込みの際に確認しておきましょう。

6. 【個人向け】ファクタリングを利用するための失敗しないための注意点

【個人向け】ファクタリングを利用するための失敗しないための注意点

ファクタリングは近年注目が集まっている資金調達のサービスです。

もちろん、優良な会社も多いですが、中には悪徳な業者があるのも事実です。

特に個人事業主の場合は、銀行融資が難しく資金調達を急いでいる方も多いでしょう。

焦って悪徳なファクタリング業者を利用しないためにも、以下の点に注意しておきましょう。

ファクタリングを失敗しないための注意点

6-1. 償還請求権がないことを確認する

償還請求権がないことを確認しましょう。

原則として、日本国内のファクタリングには償還請求権がありません。

償還請求権とは簡単に説明すると、売掛先の倒産などにより売掛金を回収できなかった場合に、ファクタリングの利用者にその金額の支払いを求めることができる権利のことをいいます。

償還請求権がない場合、「ノンリコース」ともいいます。

償還請求権がない場合、売掛債権(売掛金)の二重譲渡や架空債権の利用といったような利用者の違反がない限り、売却した売掛債権の責任を負う必要はありません。

しかし、ファクタリング業者の中には、償還請求権がある(ウィズリコース)場合もあります。

償還請求権があるファクタリングでは、手数料が安く設定されていることもあり、魅力的に見えますが非常に注意が必要です。

金融庁のホームページでも「ファクタリングに関する注意喚起」がされています。

償還請求権がある場合は、「融資」になる可能性があります。

融資を行う場合は、貸金業登録が必要です。

ファクタリングを装って、法外な手数料を取ろうとする貸金業登録を受けていない闇金業者がいます。

騙されないようにするためにも、以下の2点に注意しましょう。

・利用者が売掛債権を買い戻すこととされている
・利用者自身の資金によりファクタリング業者に売却代金を支払わなければならないことになっている

参考:事業者向けファクタリングに関する注意喚起

このような契約内容になっている場合は、ファクタリングを装った貸し付けの疑いがあります。

悪徳な会社に騙されないようにするためにも、償還請求書がないファクタリング会社かどうか、契約書や各ファクタリング会社のホームページを確認することをおすすめします。

償還請求は、貸金業の登録を行っている業者しか行えません。

もし、償還請求権があるファクタリング会社と取引する場合は、金融庁「登録貸金業者情報検索入力ページ」で登録番号や商号・名称、代表者名、電話番号などの情報を記載して検索して登録がある業者を利用しましょう。

6-2. 契約内容の確認を忘れずに行う

契約内容の確認を忘れずに行いましょう。

契約内容をちゃんと確認しておかないと、事務手数料などの費用が予想以上にかかったり、償還請求権があったがために、売掛金支払いがなかった際に売却代金を請求されてしまったりなど、トラブルが起こってしまいます。

悪質なファクタリング会社と取引してしまうと、手数料や償還請求権の有無など取引の内容を明確にしないまま契約させようとします。

普通、ファクタリングの審査が通ると、売却の条件提示とともに、契約書が渡され契約内容の確認を行います。

しかし、悪質なファクタリング会社は、契約書など契約内容を明確にせずに、ファクタリングの契約をさせようとしてきます。

特に個人事業主の場合は、銀行融資やビジネスローンなどの他の資金調達の審査が通らないことも多いため、資金調達の期限が差し迫ってから「高額な手数料が必要」など、不利な契約内容が提示されても拒否することができなくなることができません。

このようなことが起こらないようにするためにも、複数のファクタリング業者に相見積りを取っておきましょう。

相見積りを取ることで、契約書の内容を明確にしない業者や手数料や契約条件に納得のいかない場合に、契約を断ることができますよ。

6-3. ファクタリング会社の所在地や代表者の情報がすべて明示されているか確認する

ファクタリング会社の所在地や代表者の情報がすべて明示されているか確認しましょう。

会社名はもちろん、所在地や代表者名、住所などを開示している企業を選ぶことで、悪徳な業者をできるだけ避けることができます。

悪徳な業者と取引をしてしまうと、相場よりもかなり高い手数料を取られたり、売掛債権(売掛金)の回収を利用者が行わなければならなくなったりする恐れがあります。

ファクタリングを利用する前には、必ず会社名をネットで検索して調べるようにしましょう。

優良な企業であれば、ファクタリング会社のホームページがあり、ちゃんとした所在地が載っています。

悪徳な業者の場合、架空の所在地しか載っていません。

事前にグーグルマップで検索をして、住所の場所にファクタリング会社がちゃんとあるかどうか確認してから申し込むようにしましょう。

7. まとめ

個人事業主でもファクタリングを利用できるケースとできないケースが明確にわかりましたか?

ファクタリングを利用できるのかまず確認し、ファクタリングの注意点なども理解した上で利用するようにしましょう。

また、ファクタリングを利用する際は会社選びが重要です。

個人事業主が利用できるか、希望する条件に合ったサービスを提供しているかなど複数社見積りを取り、比較検討をするようにしましょう。

ビートレーディングは多くの個人事業主の方にご利用いただいているファクタリング会社です。

少額からご利用いただくことができ、急ぎ資金調達したい方オンライン完結で自宅から資金調達したい方におすすめです。

是非お気軽にお問い合わせください。

この記事を参考に、個人事業主やフリーランスの資金調達が上手くいくことを願っております。

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監修者

株式会社ビートレーディング 編集部編集長

筑波大学大学院修士課程修了後、上場企業に勤務。不動産ファンドの運用・法務を担当した後、中小企業の事業再生や資金繰り支援を経験。その後弊社代表から直々の誘いを受け、株式会社ビートレーディングに入社。現在はマーケティング・法務・審査など会社の業務に幅広く携わる。

<保有資格>宅地建物取引士/貸金業務取扱主任者