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クラウドファクタリングとは?利用方法やメリット・デメリットを解説

クラウドファクタリングとは?利用方法やメリット・デメリットを解説

ファクタリングの基礎知識

「クラウドファクタリングって何?」
「どんな仕組み?」
「安全なサービスなの?」

そう思っていませんか?

クラウドファクタリングとは、

OLTA株式会社が商標登録しているサービスの名称になります。

クラウドファクタリングはオンライン型のファクタリングに分類され、具体的にはファクタリングをWeb上で完結させることができる仕組みです。

ファクタリングなので融資ではなく、もちろん安全な金融サービスです。

オンライン型のファクタリングは申し込みから入金までが非常にスピーディーです。

書類の提出もWeb上で行えるので、手間がかかりません。

このようにオンライン型のファクタリングには、通常のファクタリングにはないメリットがあります。

特に、忙しい人や地方に住んでいる人にとってメリットが大きいサービスですが、もちろんデメリットや注意点もあります。

失敗しないためには、事前にオンライン型のファクタリングの特徴やメリット・デメリットをしっかり理解し、自分が利用すべきかどうかを判断することが大切です。

そこでこの記事では、

◎クラウドファクタリングとは
◎クラウドファクタリングの仕組み
◎クラウドファクタリングのメリット・デメリット
◎クラウドファクタリングがおすすめの人
◎クラウドファクタリングが利用できるファクタリング会社

について解説していきます。

最後までお読みになると、クラウドファクタリングの特徴や仕組みなどについて深く理解することができ、クラウドファクタリングを含めたオンライン型ファクタリングがおすすめの人や、自分が利用すべきかどうかを判断することができます。

この記事があなたのお役に立てば幸いです。

なお、クラウドファクタリングはOLTA株式会社が商標登録しているサービス名ですが、オンライン型ファクタリングを総称してクラウドファクタリングと呼ぶこともあるため、この記事ではオンライン型ファクタリングを総称してクラウドファクタリングと表記している箇所があります。

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目次

1.クラウドファクタリングとは

クラウドファクタリングとは

冒頭でもお話ししましたが、クラウドファクタリングとは、OLTA株式会社が商標登録しているサービス名です。

つまり、Web上で「クラウドファクタリング」と紹介されているのは、OLTA株式会社独自のファクタリングサービスということになります。

OLTA株式会社は、オンライン型ファクタリングを提供しているファクタリング会社です。

個人事業主から中小企業まで、さまざまなケースでの売掛金買取実績を積んでいて、累計取引事業者数は1万社、累計申込金額は1,000億円に達しています。

ファクタリングとは

クラウドファクタリングを理解するためにはファクタリングについて知っておかなければなりません。
そこで、すでにご存じの人もいるかと思いますが、ファクタリングについて簡単に説明をしていきましょう。
 
ファクタリングとは売掛金の早期資金化を図る金融サービスです。
もう少し具体的にいうと、売掛金(売掛債権)をファクタリング会社に売却(譲渡)することで手数料を差し引いた代金を得る、資金調達方法のことになります。
 
つまり、オンライン型のファクタリングとは、売掛金の資金化をオンライン上で手続きできる金融サービスということです。
 
ファクタリングは2種類あり、
 
・利用者とファクタリング会社の2者でやり取りされる「2者間ファクタリング」
・利用者とファクタリング会社、売掛先の3者でやり取りされる「3者間ファクタリング」
 
があります。
2者間ファクタリングは売掛先に知られず、かつスピーディーに資金化できることがメリットで、オンライン型ファクタリングは2者間ファクタリングで行われることが多いです。

ファクタリングの仕組みやメリット・デメリットなど基礎知識は「ファクタリングとは」の記事をご覧ください。

1-1.OLTA株式会社のクラウドファクタリングはオンライン型のファクタリングサービス

OLTA株式会社のクラウドファクタリングはオンライン型のファクタリングサービス

出典:OLTA株式会社

先ほど「クラウドファクタリング」はOLTA株式会社が商標登録しているサービス名だとお話ししました。

このクラウドファクタリングはオンライン型ファクタリングに分類されるもので、OLTA株式会社でも「中小企業経営者・個人事業主が選ぶオンライン型ファクタリングNo.1」であるとHP上で明記しています。

つまり、クラウドファクタリングについて知りたい場合は、オンライン型ファクタリングについて正しく理解することが必要になるのです。

オンライン型ファクタリングは申し込みから契約まですべてのやり取りがオンラインで完結するオンラインに特化したファクタリングです。

そこで、オンライン型のファクタリングの仕組みやメリット・デメリットついて、詳しく説明していきますね。

2.クラウドファクタリングと資金調達について

クラウドファクタリングと資金調達について

資金調達方法にはデット・ファイナンス、エクイティ・ファイナンス、アセット・ファイナンスがあります。それぞれの特徴と合わせて、クラウドファクタリングがどれに分類されるのかも解説します。

2-1. デット・ファイナンス

デット・ファイナンスは負債を意味する「debt」に由来する名前で、負債を増やす資金調達方法です。このため、日本国内では「借入金融」とも呼ばれています。

具体的には、銀行をはじめとする金融機関から資金を借り入れる「融資」、投資家から資金を募るために債権を発行する「社債」などが挙げられます。

デット・ファイナンスのメリットは、資金の調達先が投資家(株主)ではないため、干渉を受けず自由に経営を継続できることです。一方、借り入れた資金には返済義務があり、期限内に利子を上乗せして返済しなければならない点はデメリットといえます。

デット・ファイナンスについて詳しくは「デットファイナンスとは?種類やメリット・デメリットまで詳しく解説」の記事をご覧ください。

2-2. エクイティ・ファイナンス

エクイティ・ファイナンスとは、株式資本を意味する「Equity」と、財務を意味する「Finance」を組み合わせた言葉であり、企業が新株を発行することで行う資金調達方法です。

このため、エクイティ・ファイナンスを利用できるのは株式を発行できる株式会社の形態を採っている企業のみとなる点はデメリットといえます。一方で、調達した資金の返済義務がなく、利息も発生しない点がメリットです。

2-3.アセット・ファイナンス

アセット・ファイナンスとは、資産を意味する「Asset」と財務を意味する「Finance」を組み合わせた言葉です。保有している資産を担保もしくは売却することで資金を調達する方法で、オンライン型ファクタリングはアセット・ファイナンスに含まれます

アセット・ファイナンスのメリットは、資産の買い手が見つかればすぐに資金化が可能である点です。一方で、そもそも資産を持っていなかったり、持っていても資産の信用力がなければ資金を調達することが難しい点はデメリットとして挙げられます。

アセット・ファイナンスについて詳しくは「アセットファイナンスとは?導入ケースやメリットを分かりやすく解説」の記事をご覧ください。

3.一般的なクラウドファクタリングの利用方法を解説

一般的なクラウドファクタリングの利用方法を解説

オンライン型のファクタリングについての理解を深めるために、仕組みについて説明していきましょう。

オンライン型のファクタリングは、ファクタリング会社によって細かい流れは異なるものの一般的に次の3ステップで進められていきます。

【STEP1】問い合わせ
【STEP2】審査
【STEP3】契約、入金

必要書類について紹介した後、上記の各ステップについてもう少し詳しく説明していきますね。

3-1. 必要書類

オンライン型のファクタリングを利用したい場合、一般的には以下の書類が必要となります。

・本人確認書類
・売却予定の請求書
・直近4~7か月分の法人口座の入出金明細
・前年度の決算書

なお、請求書を発行しない取引の場合は、支払明細書・受領書・検収書などでも代用可能です。そのほか、医療機関であれば医療レセプト、ECサイトであれば運営者の管理画面なども有効な場合があります。

必要書類は利用するオンライン型ファクタリングサービスによって若干異なるため、問い合わせの際に確認してみると良いでしょう。

3-2.【STEP1】問い合わせ

最初にすることは、ファクタリング会社への問い合わせです。

Webフォームや電話などで、ファクタリングを利用したい旨を伝え、簡単な見積りをとってもらいます。

この時に、ファクタリング会社によってはヒアリングがある場合もあります。

・希望金額
・調達希望日
・仕事の内容

などについて聞かれるでしょう。

見積りに必要な書類がある場合は書類を画像やPDFに変換してメールで送るか、Web上にアップロードして提出します。

3-3.【STEP2】審査

オンライン型ファクタリングの場合は、すぐに審査が行われます。

早ければ30分以内にファクタリングの可否と買取可能額の提示がされるファクタリング会社もあります

審査では、最初に提示された情報を元に売掛先の信用を調査します。

貸し倒れリスクが低いと判断されれば手数料も低くなります。

提示額に納得できればそのまま契約となりますが、本契約の際に追加で提出する書類がある場合は準備を始めます。

オンライン型ファクタリングは基本的に2者間ファクタリングであることが多いのですが、3者間ファクタリングに対応している場合もあります。

手数料をできるだけ低く抑えたい場合は3者間ファクタリングを選択することもおすすめです。

ただし、利用者が3者間ファクタリングを選択した場合は、この段階で売掛先にもファクタリングの利用を承諾してもらう必要があります。

2者間ファクタリングについて詳しくは「2者間ファクタリングとは?メリット・デメリットとやり方・注意点を解説」の記事をご覧ください。

3者間ファクタリングについて詳しくは「3者間ファクタリングとは?メリット・デメリットやおすすめの相談先、利用手順を解説」の記事をご覧ください。

3-4.【STEP3】契約、入金

買取額に承諾して契約をしたら、売掛金(売掛債権)をファクタリング会社に売却(譲渡)します。

「売却する」と言っても特に何かを準備したり出向いたりする必要はなく、オンライン上でそのまま契約を締結します。

売掛金(売掛債権)を売却(譲渡)すれば、利用者は売掛金の額面から手数料が差し引かれた代金をファクタリング会社から受け取ることができます

オンライン型ファクタリングの場合、契約したらすぐに入金されることが多いです。

最短で数時間、遅くても翌日には入金されるでしょう。

「最短◯時間で入金!」と謳っていても、契約が完了した時間によっては金融機関の都合上、翌日振込になる場合もあるので注意が必要です。

2者間ファクタリングの場合は、後日売掛先から売掛金の入金があったら速やかにファクタリング会社に入金します。

3者間ファクタリングの場合は売掛先が直接ファクタリング会社に振り込むので、利用者は代金を受け取った後に何もすることはありません。

4.クラウドファクタリングの5つのメリットとは

クラウドファクタリングの5つのメリットとは

オンライン型ファクタリングの仕組みについて説明しましたので、次はメリットについてお話していきましょう。

オンライン型ファクタリングのメリットは次の5つで

・手続きに手間がかからない
・審査が早く終わる
・オンラインで完結するため、郵送費などを削減できる
・最短即日・申し込みから資金化まで早い
・手数料がお手頃

という点です。それぞれについてもう少し詳しくお話していきますね。

4-1.手続きに手間がかからない

オンライン型ファクタリングは提出書類が少ないことが多いです。

ファクタリング会社にもよりますが、通帳のコピーと請求書のみで申し込みができる場合もあります

必要書類が多いと準備する段階で手間取り、なかなか先に進めないことも予測されます。

そうなると最終的に資金化できるまでの日数も長引きますし、労力も負担になるでしょう。そのため、手続きに必要な書類は少ないに越したことはありません。

4-2.審査が早く終わる

オンライン型のファクタリングはAI審査で進められることが多く、審査が早く終わります。そのため、審査待ちのストレスが大幅に軽減されますし、仮に審査に落ちたとしてもすぐに他の資金調達方法を探すことができるでしょう。

審査待ちの時間が長くモヤモヤした状態で待たせられることがないのは、利用者にとって大きなメリットですよね。

4-3.オンラインで完結するため、郵送費などを削減できる

オンライン型のファクタリングでは、Web上に書類をアップロードするかメールで送付することで申し込みが完了します。

そのため、書類を印刷したり、コストをかけて郵送したりする必要はありません。

また、ファクタリング会社への訪問も不要なので、訪問する際にかかる交通費を削減できます。

書類の郵送代や交通費など、全体的にコストダウンを図れることがオンライン型ファクタリングのメリットです。

4-4.最短即日・申し込みから資金化まで早い

オンラインで書類が提出できること、審査の結果が早く出ることから、オンライン型のファクタリングは結果的に申し込みから資金化まで非常にスピーディーに完結します。

ファクタリング会社にもよりますが、最短即日で資金を得られる場合もあり、「とにかく急いで資金を用意したい」という人にはメリットが大きい資金調達法です。

4-5.手数料がお手頃

オンライン型ファクタリングは、ほかのファクタリングサービスに比べて手数料がお手頃なのもメリットです。

一般的な2者間ファクタリングの手数料は8%~18%が相場なのに対し、同じ2者間でもオンライン型ファクタリングの手数料は2%~9%が相場となっています。

手数料が安い大きな理由として、AIの導入による運営コストの削減が挙げられます。

従来のファクタリングでは対面形式での手続きが主流のため、窓口対応や出張対応をするスタッフの人件費や移動費などが発生します。加えて、審査も人の手で行うため、ここでも人件費などのコストをかけてサービスを提供しています。

一方、オンライン型ファクタリングはオンラインで申し込みから入金までを完結でき、審査もAIによるスコアリングで行われるため、コストが少なく済むぶん手数料も低く設定できるのです。

5.クラウドファクタリングにおける5つのデメリットとは

クラウドファクタリングにおける5つのデメリットとは

先ほどオンライン型ファクタリングのメリットについてお話しましたので、次はデメリットについてお話していきます。

オンライン型ファクタリングのデメリットは次の5つで、

・スタッフのサポートが受けられない場合がある
・AI審査は融通が効かない
・専用ツールが必要になる場合もある
・インターネットがないと申し込めない
・基本的に2者間ファクタリングのみの利用になる

という点です。

こちらも、それぞれもう少し詳しく説明していきましょう。

5-1.スタッフのサポートが受けられない場合がある

ファクタリング会社にもよりますが、オンライン型ファクタリングに特化しているファクタリング会社の場合は担当者が付くことが少なく、オペレーターによるサポートなどを受けられない場合が多いです。

ファクタリングに慣れている人や「今回使えればそれで良い」という人は担当者がいなくても良いかもしれませんが、

・資金繰りについて相談しながら進めたい
・本当にファクタリングをするべきかまだ迷っている
・ファクタリングのことがよく分かってない

といった人にとっては、スピーディーに進むオンライン型ファクタリングがかえって不安に感じるかもしれませんし、トラブルになることもあり得ます。

少しでも不安がある人は、対面で相談できるファクタリングを選択した方が良いでしょう。

5-2.AI審査は融通が効かない

オンライン型ファクタリングのほとんどがAI審査を導入しています。

AI審査は非常にスピーディーに審査が終わるのでメリットが大きいのですが、融通が効かないことがデメリットです。

審査する相手が人間であれば、今後の状況も踏まえて相談しながら進めることで、利用者にも交渉の余地がありますし、何かしらの条件を譲歩してもらえるなど柔軟に対応してもらえる可能性も出てきます。

ですが、AI審査の場合はそもそも相談ができませんし、基本的には決められた基準の中できっちりと判断されるので譲歩という概念はありません。

5-3.専用ツールが必要になる場合もある

ファクタリング会社にもよりますが、オンライン型ファクタリングでは必要書類をWeb上にアップロードする場合があります。

書類のアップロードはとても便利なのですが、PDF化するためのアプリやソフトが必要になる場合もあり、持っていない場合は用意する必要があります

5-4.インターネットがないと申し込めない

オンライン型ファクタリングはインターネットを介して手続きを行うため、インターネット環境がない場合や操作に必要な知識がないと申し込めない点はデメリットといえます。

全ての手続きにパソコンやスマホなどの端末操作が必要となり、必要書類もデータで提出することになります。そのため、書類をPDFなどの適切な形式に変換したり、アップロードしたりといったオンライン特有の作業が発生します。

インターネットサービスに慣れていない人にとっては、かえって利用しにくいと感じるケースもあるでしょう。

5-5.基本的に2者間ファクタリングのみの利用になる

オンライン型ファクタリングは基本的に2者間ファクタリングとなるため、3者間ファクタリングを利用できないことがデメリットに感じられる場合もあります。

一般的な2者間ファクタリングよりは手数料が安いオンライン型ファクタリングですが、3者間ファクタリングに比べると割高になる傾向があります。

手数料を重視する場合はオンライン型ファクタリングが不向きな場合もあるため、自身に合ったサービスを選ぶことが大切です。

6.クラウドファクタリングと通常のファクタリングの違いとは

クラウドファクタリングと通常のファクタリングの違いとは

ここまで、オンライン型ファクタリングのメリットやデメリットについてお話しをしてきました。

その中で、

「オンライン型のファクタリングが便利なことは分かったけれど、通常のファクタリングと何が違うの?」

と疑問に感じている人もいるのではないでしょうか。

そこで、オンライン型ファクタリングと通常のファクタリングの違いについて説明していきましょう。

オンライン型ファクタリングと通常のファクタリングは、「売掛金(売掛債権)を売却(譲渡)して手数料を差し引いた代金を受け取る」という仕組みは同じです。

では何が違うのか、次の表で比較してみましたのでご覧ください。

オンラインファクタリングと通常のファクタリング

この表からも分かるように、オンライン型ファクタリングと通常のファクタリングは

◎手続きに必要な書類
◎手続きの流れ
◎入金までの日数
◎平均手数料

に違いがあります。

それぞれについて、もう少し詳しく説明していきましょう。

6-1.手続きに必要な書類

オンライン型ファクタリングと通常のファクタリングでは、必要書類の数に違いが出る場合があります。

「場合があります」と言ったのは、必要書類はファクタリング会社によって違うからです。そのため、オンライン型でも準備書類が多い場合もありますし、通常のファクタリングでも数点の書類提出で済む場合もあります。

とは言え、一般的にはオンライン型ファクタリングの方が、準備書類が少なく済みます。

オンライン型ファクタリングと通常のファクタリングの準備書類は次のようになります。

<オンライン型ファクタリング>

・身分証明書
・通帳のコピー
・契約書、発注書、請求書など売掛金に関わるもの

<通常のファクタリング>

・登記簿謄本
・身分証明書
・印鑑証明書
・通帳のコピー
・契約書、発注書、契約書など売掛金に関わるもの

ファクタリングの必要書類いついて詳しくは「ファクタリングに必要な書類一覧|最短利用の流れまで徹底解説」の記事をご覧ください。

6-2.手続きの流れ

オンライン型ファクタリングと通常のファクタリングでは、手続きの流れも違います。

具体的には次のようになり、オンライン型ファクタリングの方が対面での手続きがない分、手間を省けます。

<オンライン型ファクタリング>

①問い合わせ
②必要書類をアップロードして申し込み
③審査(即日)
※3者間ファクタリングの場合はここで売掛先企業への連絡と承諾が必要
④契約、入金(最短即日)

<通常のファクタリング>

①問い合わせ
②必要書類を提出
③審査(最短即日〜約1週間程度)
※3者間ファクタリングの場合はここで売掛先企業への連絡と承諾が必要
④対面で契約、入金(最短即日)

6-3.入金までの日数

先ほどの「手続きの流れ」でも触れたように、オンライン型ファクタリングは通常のファクタリングよりも入金がスピーディーに行われます。

具体的には、

<オンライン型ファクタリング>

申し込みから入金まで最短即日も可能

<通常のファクタリング>

申し込みから入金まで1〜3週間程度必要な場合もある

6-4.手数料の相場

オンライン型ファクタリングと通常のファクタリングでは、手数料の違いも出てきます。

と言うのも、オンライン型ファクタリングはWeb上でのやり取りである点やAI審査である点から運営コストが抑えられるため、利用者の手数料も安くできるのです。

両者の相場を比較してみると次のようになります。

<オンライン型ファクタリング>

1%〜15%程度

<通常のファクタリング>

1%〜20%程度

7.クラウドファクタリングの利用をおすすめする人

クラウドファクタリングの利用をおすすめする人

先ほどの説明で、オンライン型ファクタリングは通常ファクタリングよりも手間を省くことができ、入金までスピーディーであることがおわかりになったかと思います。

それを踏まえて、オンライン型ファクタリングがおすすめの人をお伝えすると、

・通常業務が忙しい
・地方に住んでいてファクタリング会社に行けない
・できるだけコストを抑えたい

という3点に当てはまる方です。

それぞれの理由について、さらに詳しく説明していきましょう。

7-1.通常業務が忙しい

オンライン型ファクタリングがおすすめなのは、通常業務が忙しい人です。

当たり前ですが、通常業務が忙しいと、なかなかファクタリング会社の事務所に行く時間がありませんし、何度もやり取りしたり、ヒアリングを受けたりするのは負担が大きいことです。

オンライン型ファクタリングなら、契約までの流れがシンプルかつスピーディーで、提出書類も少ないので通常業務を圧迫することがありません。

Webにアクセスできればどこからでも申し込みや契約ができるので、外出や出張が多い場合にもおすすめです。

7-2.地方に住んでいてファクタリング会社に行けない

地方に住んでいて、近くに信頼できるファクタリング会社がない場合もオンライン型ファクタリングがおすすめです。

インターネット環境があればどこに住んでいてもオンライン型ファクタリングを利用できますので、

「依頼してみたいファクタリング会社が近くにない」

という場合は、ぜひオンライン型ファクタリングで信頼できるファクタリング会社を利用してみましょう。

7-3.できるだけコストを抑えたい

先ほどもお話した通り、オンライン型ファクタリングは運営コストが抑えられる分、手数料が低く設定されていて、1%〜15%程度です。

通常のファクタリングは売掛先の信用度が低ければ20%程度になることもあるので、オンライン型ファクタリングがいかに手数料を低く設定しているかがおわかりになるかと思います。

「ファクタリングを依頼したいけれど、手数料が心配」

という人は、オンライン型ファクタリングを選ぶと安心ですね。

8.クラウドファクタリングのおすすめ企業5選

クラウドファクタリングのおすすめ企業5選

ここまでのお話しで、

「オンライン型のファクタリングを依頼したい!」

と思っている人も多いのではないでしょうか。

とは言えファクタリング会社はたくさんあるので、

「どのファクタリング会社にしたら良いかわからない」
「オンライン型を提供しているファクタリング会社だけ知りたい」

という人もいるでしょう。

そこで、オンライン型ファクタリングができるおすすめの会社を5社ご紹介します。

今回ご紹介するのはどれもおすすめのファクタリング会社ですので、この記事を参考に自分にぴったりのファクタリング会社を見つけてみてください。

8-1.幅広く利用したいなら種類豊富な「ビートレーディング」

ビートレーディングのおすすめポイント

◎2者間・3者間・注文書買取など種類豊富なサービス
◎オンラインだけでなく対面も可能
◎申込書類は請求書と通帳のコピー2点

  ビートレーディング
 最短審査スピード 30分
 手数料 2%~
 利用可能額 下限上限なし
 主な契約の種類 2者間/3者間/診療報酬/介護報酬/注文書
 個人事業主の利用 〇
 主な必要書類 ①売掛債権に関する資料(契約書・発注書・請求書など)
 ②通帳のコピー(2か月分)
 サポート対応(お問い合わせフォーム)24時間受付
(電話)平日9:30~18:00
 運営会社 株式会社ビートレーディング
 公式HP  詳しく見る

弊社ビートレーディングはオンライン型ファクタリングだけでなく、対面や訪問での契約方式も選択できるファクタリング会社です。

「ファクタリングは初めてだから、最初からオンラインだと不安」
「慣れてきたらオンライン型ファクタリングにしたい」

と考えている人には、ビートレーディングのようにオンラインと対面のどちらの方法も選べるファクタリング会社がおすすめです。

さらに取り扱うファクタリングの種類も豊富で、

・2者間ファクタリング
・3者間ファクタリング
・介護・診療報酬ファクタリング
・注文書ファクタリング

など、さまざまな利用者のニーズに対応したサービスを提供しています。

そして、選択肢の広さだけでなく利用しやすさも魅力です。

具体的には、

・審査資料は請求書と通帳のコピーの2点のみ
・最短30分で審査が完了
・手数料は2%〜

といった特徴があります。

このように弊社ビートレーディングは、契約方法やファクタリングの種類を豊富に揃え、お客様に寄り添ったサービスを展開しているファクタリング会社です。

8-2.オンラインに特化した「OLTA株式会社」

OLTAのおすすめポイント

◎オンライン型に特化したファクタリング会社
◎大手軍港との提携がある
◎累計買取額1,000億円、累計事業者数1万社と実績も豊富

  OLTA
 最短審査スピード 24時間以内
 手数料 2%〜9%
 利用可能額 未公開
 主な契約の種類 2者間
 個人事業主の利用 〇
 主な必要書類

 ①昨年度の決算書一式
 ②入出金明細
 ③売却予定の請求書

 サポート対応(お問い合わせフォーム)24時間受付
(電話)平日10:00~18:00
 運営会社 OLTA株式会社

OLTA株式会社はオンライン型のファクタリングに特化していて、「クラウドファクタリング」というサービス名を商標登録しています。

オンライン型のファクタリングに特化しており、累計事業者数1万社、累計買取額1,000億円を誇ります。

提携銀行数も多く、三菱UFJ銀行や三井住友銀行、みずほ銀行など大手金融機関との提携もあり、厚い信頼を集めています。

さらにOLTA株式会社のクラウドファクタリングには次のような特徴があります。

個人事業主でも法人でも利用できる
・買取額の設定なし
・手数料は2%〜9%
・AI審査で最短即日での資金化が可能

このようにOLTA株式会社は、

「オンライン型ファクタリングの実績が多い会社に依頼したい」
「少額をすぐに資金化したい」

というニーズに応えてくれるファクタリング会社です。

8-3.コストを抑えたいなら手数料1%〜の「PAY TODAY」

PAYTODAYのおすすめポイント

◎手数料は1%~9.5%
◎最短30分で資金化が可能
◎ベンチャー企業や個人事業主の利用も可能

  PAY TODAY
 最短審査スピード 30分
 手数料 1%〜9.5%
 利用可能額

 10万円〜上限なし

 主な契約の種類 2者間
 個人事業主の利用 〇
 主な必要書類

 ①代表者様の本人確認書類
 ②売却する対象の請求書
 ③直近6カ月以上の入出金明細
 ④昨年度の決算書

 サポート対応

(AIアシスタントチャット)24時間受付
(問い合わせフォーム)24時間受付

 運営会社 Dual Life Partners株式会社

PAY TODAYは手数料が1%〜9.5%と低く設定されているファクタリング会社です。

PAY TODAYでは「AIファクタリング」というサービスを提供していますが、AIファクタリングもこれまで説明してきたオンライン型ファクタリングと同じ意味になります。

PAY TODAYは手数料の安さだけでなく、入金までの早さも魅力です。

最短30分での入金が可能で、「とにかくコストをかけずに早く資金化したい」という人にはおすすめです。

PAY TODAYの買取可能額に上限はありませんが、最低買取額は10万円以上に設定されています。

8-4.資金化の速さなら最短10分で着金の「ペイトナーファクタリング」

ペイトナーファクタリングのおすすめポイント

◎最短10分で資金化が可能
◎手数料は一律10%
◎個人事業主やフリーランス向けサービス

  ペイトナーファクタリング
 最短審査スピード 10分
 手数料 一律10%
 利用可能額 上限25万円(初回利用時)
 主な契約の種類 2者間
 個人事業主の利用 〇
 主な必要書類

 ①請求書
 ②本人確認書類
 ③実態確認資料
 ※2回目以降は請求書のみ

 サポート対応(お問い合わせフォーム)24時間受付
 運営会社 ペイトナー株式会社

請求書を発行する立場にあるフリーランスであれば、業種を問わず誰でも利用できます。

ペイトナーファクタリングは「フリーランス向けオンライン型ファクタリング」で、利用対象者は個人事業主やフリーランスです。

請求書を発行する立場にあるフリーランスであれば、業種を問わず誰でも利用できます。

ペイトナーファクタリングの魅力は、「簡単・早い・明瞭料金」です。

具体的には、

・申し込みは売掛先に送った請求書をPDFでペイトナーファクタリングに送付するだけで、面倒な書類準備が不要
・最短10分で代金が入金される
・手数料は一律10%

となっていて、いつでも気軽に手数料の心配をせずに利用できるオンライン型ファクタリングだと言えます。

なお、ペイトナーファクタリングは、初回のみ買取額の上限が15万円以下に制限されていて、毎月利用状況に応じて上限額が上がっていく仕組みです。

8-5.信頼性と安心感を求めるなら「日本中小企業金融サポート機構」

日本中小企業金融サポート機構のおすすめポイント

◎関東財務局長及び関東経済産業局長が認定する「経営革新等支援機関」
◎非営利性の一般社団法人のため手数料が低め
◎一般的なファクタリング会社よりも高い信頼性

  日本中小企業金融サポート機構
 最短審査スピード 30分
 手数料 1.5%~
 利用可能額 下限上限なし
 主な契約の種類 2者間/3者間
 個人事業主の利用 〇
 主な必要書類 ①通帳のコピー(表紙付き、3か月分)
 ②売掛金に関する資料(請求書・契約書など)
 サポート対応(お問い合わせフォーム)24時間受付
(電話)平日9:30~18:00
 運営会社 一般社団法人日本中小企業金融サポート機構

日本中小企業金融サポート機構は、関東財務局長及び関東経済産業局長が認定する「経営革新等支援機関」です。

ほかのファクタリング会社との大きな違いは、運営組織が非営利性の一般社団法人であることです。さまざまな方法で資金面に悩む企業のサポートを行っており、そのうちのひとつとしてファクタリングサービスを提供しています。

企業とは性質が異なるため、一般的なファクタリング会社よりも信頼性が高い点が大きな特徴といえるでしょう。

9.相談したい場合は対面型のファクタリングがおすすめ

相談したい場合は対面型のファクタリングがおすすめ

先ほどオンライン型ファクタリングがおすすめの人について説明しましたが、状況によっては対面型のファクタリングがおすすめの場合もあります。

対面型がおすすめのケースは、

・今回のファクタリングだけでなく、今後の資金繰りについても相談したい
・ファクタリングを利用するのが初めてで不安なので、相談しながら進めたい

など、担当者と相談しながら進めたいという場合です。

ファクタリング会社にもよりますが、オンライン型に特化している場合は担当者と細かい相談ができない場合もあります。

ファクタリングに慣れていない人や、資金繰りに失敗したくない人にとっては、プロからのアドバイスが非常に大事です。

まずは対面型から始めて、慣れてきたらオンライン型に切り替えるというのもおすすめの方法です。

対面もオンラインも両方できる!
ビートレーディング

「状況に応じてオンラインと対面を切り替えたい」
「最初は対面で、後々オンラインにしたい」

そうお考えなら、対面もオンラインも両方できるビートレーディングがおすすめです。
ビートレーディングでは3つの契約方法を準備していて、お見積り後に利用者が選択できるようになっています。

①オンライン
②来社
③訪問

①オンライン型は電話とオンライン上の手続きで完結するため、対面の必要はありません。
②来社の場合は東京本社、仙台支店、名古屋支店、大阪支店、福岡支店のいずれかで担当者との対面で契約を進めます。
③訪問は、専任担当者がお客様の会社へ訪問して対面で契約手続きを進めます。

このように、ビートレーディングには利用者のニーズに合わせた契約方法があり、その時々の状況に合わせた利用が可能です。
さらに、ビートレーディングは2024年3月時点で5.8万社の契約実績があり、豊富な経験と実績でより利用者の方のニーズに寄り添えるファクタリング会社です。

ビートレーディングのファクタリングが気になる方はこちらをチェックしてみてください。

10.まとめ

いかがでしたか?クラウドファクタリングとも呼ばれるオンライン型ファクタリングの特徴や仕組み、メリット・デメリットについて説明してきました。

最後にこの記事をまとめると、

◎クラウドファクタリングとは、クラウド上、つまりオンライン上で完結するファクタリングのことで、ファクタリングサービスの一種。

オンライン型ファクタリング、AIファクタリングとも呼ばれる。

◎クラウドファクタリングはOLTA株式会社の商標登録

◎オンライン型ファクタリングの流れは3STEP

【STEP1】問い合わせ
【STEP2】審査
【STEP3】契約、入金

◎オンライン型ファクタリングのメリットは次の5つで

・手続きに手間がかからない
・審査が早く終わる
・オンラインで完結するため、郵送費などを削減できる
・最短即日・申し込みから資金化まで早い
・手数料がお手頃

◎オンラインファクタリングのデメリットは次の5つで

・スタッフのサポートが受けられない場合が多い
・AI審査は融通が効かない
・専用ツールが必要になる場合もある
・インターネットがないと申し込めない
・基本的に2者間ファクタリングのみの利用になる

◎オンライン型ファクタリングと通常のファクタリングの違いは

・オンライン型の方が手続きに必要な書類が少ないことが多い
・オンライン型ファクタリングの方が手続きがスピーディー
・オンライン型ファクタリングの方が入金までの日数が早い
・オンライン型ファクタリングの方が平均手数料が低い

◎オンライン型ファクタリングがおすすめの人は

・通常業務が忙しい人
・地方に住んでいてファクタリング会社に行けない人
・できるだけコストを抑えたい人

◎ファクタリング初心者や相談しながら進めたい人は、対面式のファクタリングの方が良い場合もある

となります。

オンライン型ファクタリングは用意する書類が少なく手続きも迅速で、すぐに資金化ができるメリットが大きいサービスです。

この記事をお読みになって自分に合っているかを判断し、資金繰りに役立てていただければ幸いです。

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監修者

株式会社ビートレーディング 編集部編集長

筑波大学大学院修士課程修了後、上場企業に勤務。不動産ファンドの運用・法務を担当した後、中小企業の事業再生や資金繰り支援を経験。その後弊社代表から直々の誘いを受け、株式会社ビートレーディングに入社。現在はマーケティング・法務・審査など会社の業務に幅広く携わる。

<保有資格>宅地建物取引士/貸金業務取扱主任者