ファクタリングの手数料相場はどのくらい?手数料をおさえる方法とは

ファクタリングの利用コストと抑える方法とは?

ファクタリングは、急に資金が必要となった場合に有効な金融サービスです。一方で、手数料が高いことがデメリットとされる場合もあります。


 
 
 
この記事では、
・ファクタリングの手数料
・ファクタリングの手数料を決めるポイント
・ファクタリングの手数料をおさえる方法
・ファクタリング会社を選ぶときに、手数料以外に確認するべきポイント

について、解説していきます。

ファクタリングの手数料とは?

ファクタリングの手数料には、ファクタリング会社の利益に加えて以下のような諸費用が含まれています。

  • 契約書の印紙代
  • 債権譲渡登記費用
  • 司法書士への報酬
  • 振込手数料
  • 事務手続き費用、交通費など
  • 未回収リスクに備える費用

未回収リスクに備える費用については、この後のファクタリングの手数料相場で詳しく説明します。

ファクタリングの手数料相場

ファクタリングには大きく分けて、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの2種類があります。

手数料はファクタリング会社や売掛先により異なりますが、

  • 2社間ファクタリングの場合は、売掛金の平均10~20%前後
  • 3社間ファクタリングの場合は、売掛金の平均2~9%

が相場となっています。

それぞれ詳しく説明します。

2社間ファクタリング

2社間ファクタリングは、お客様とファクタリング会社の2社間で契約が完了し、売掛先の承諾を得る必要もありません。

ファクタリングを利用する際に売掛先の承諾が不要なため利用者の多いサービスですが、2社間ファクタリングでは、売掛先からお客様の口座に入金された後に、お客様ご自身でファクタリング会社に送金をしなければなりません。

よって、例えばファクタリング会社に送金をせずに別の支払いに使ってしまうというといった、お客様による使い込みのリスクがあります。

そのため、未回収リスクに備える費用が加算されています。

3社間ファクタリング

一方、3社間ファクタリングは、お客様・ファクタリング会社・売掛先の3社で契約を行います。

売掛金の入金日には、ファクタリング会社に売掛先から直接送金されるため、ファクタリング会社が負うリスクは比較的低いです。

よって、2社間ファクタリングと比べて手数料も低く設定されています。

ファクタリングの手数料を決めるポイント

手数料を決めるポイントは、ファクタリングの種類によって異なります。

3社間ファクタリングと2社間ファクタリングの審査について、それぞれ詳しく説明します。

3社間ファクタリングの場合

3社間ファクタリングにおいて、最も手数料を左右するのは売掛先の与信です。

売掛先の与信のみ審査しているといっても過言ではありません。

具体的には、以下の内容を審査しています。

  • 売掛先の帝国データバンクの点数
  • 売掛先の月商に対する売掛金の割合

売掛先の帝国データバンクの点数

帝国データバンクは、企業の信用調査を行っている会社です。

売掛先の与信を審査するときは、帝国データバンクが付けた点数を重要視しています。

前述したように、3社間ファクタリングの場合、売掛金の入金日には直接ファクタリング会社に入金されます。

そのため、売掛先の信用がしっかり確認できれば、ファクタリング会社のリスクは下がり、手数料も低くなります

言い方を変えると、帝国データバンクに点数の記載がない場合は、売掛先の与信を確認することが難しいため、3社間でのファクタリングは難しい可能性があります。

その場合は、2社間ファクタリングであれば利用できる可能性があるので、ファクタリング会社に相談することをお勧めします。

売掛先の月商に対する売掛金の割合

売掛先の年商について確認しています。

例えば、売掛先の年商が1億5,000万円で、今回の売掛金が1,000万円だとしたら、どうでしょうか。

単純計算で、この会社の月商は1,250万円となりますので、月商のほとんどを取引先(お客様)に支払うことになります。

このような場合、ファクタリング会社のリスクが高いため、手数料は高くなります。

また、3社間でのファクタリングが難しい可能性もありますので、その場合は2社間ファクタリングも検討してみると良いでしょう。

2社間ファクタリングの場合

2社間ファクタリングでは、売掛先の与信を含めた以下の内容について審査しています。

  • 売掛先の帝国データバンクの点数
  • お客様の月商に対する買取債権額の割合
  • 利用回数

売掛先の帝国データバンクの点数

3社間ファクタリングと同様に、帝国データバンクの点数を確認しています。

しかし、帝国データバンクも全国すべての会社を調査しているわけではありませんので、点数が付いていない場合には、売掛先のホームページや業歴を確認して与信審査をしています。

お客様の月商に対する買取債権額の割合

買取債権額とお客様の月商を確認して、審査しています。

3社間ファクタリングの売掛先の年商で説明したように、今回お客様から買い取る債権額がお客様の月商と近いほど、ファクタリング会社のリスクは高まり、手数料は高くなる傾向にあります。

利用回数

初回の利用と比べて、2回目の利用の方がお客様自身への信頼度が上がるため、手数料は低くなる可能性が高いです。

しかし、回数が増えると一概に手数料が減り続けるというわけではありませんので、ご注意ください

手数料をおさえる4つの方法

以上を踏まえて、ここでは、ファクタリングの手数料をおさえる方法を4つご紹介します。

  • 売掛先が信用できる会社であることをしっかり説明する
  • 3社間ファクタリングを利用する
  • 複数のファクタリング会社に見積りをとる
  • 担当者と良好な関係を築く

それぞれ詳しく説明します。

売掛先が信用できる会社であることをしっかり説明する

前述したように、ファクタリングの審査では売掛金の与信を重要視しています。

そのため、大手企業や国などの公的機関の売掛債権でファクタリングを利用したほうが、手数料は安くなります。

また、売掛先が中小企業の場合も、長期の取引関係があり信頼できる会社であることを証明できれば、手数料をおさえることができます。

証明する書類は、通帳の入金履歴や請求書だけではなく、注文書や納品書があるとなお良いです。

なぜなら、請求書はお客様が売掛先にお送りした書類であるため、売掛先からの注文書や納品書があるほうが、取引関係が確かなものであると確認できるためです。

3社間ファクタリングを利用する

すでに説明したように、2社間ファクタリングと比較して、3社間ファクタリングのほうが未回収リスクは低いため、手数料も低く設定されています。

そのため、売掛先との信頼関係が築けている場合は、3社間ファクタリングを利用することがお勧めです。

複数のファクタリング会社に見積りをとる

ファクタリング会社はそれぞれ独自の審査基準を設けています。

そのため、ファクタリングを利用する際は、複数社見積もりをとって比較すると良いでしょう。

また、ファクタリング会社に複数社見積もりをとっていることを伝えることで、手数料が低くなる可能性もあります。

ケースバイケースですが、未回収リスクが低く安定した利益が見込める会社であれば、ファクタリング会社は手数料を少し下げてでも、自社で契約したいと考えるかもしれません。

担当者と良好な関係を築く

あまり気にされない方も多いですが、手数料をおさえるためには、ファクタリング会社と良好な関係を築くことも大切です。

なぜなら、ファクタリングは担保や保証人を必要としないため、利用者の人柄や信用を重要視しているからです。

手数料は、ファクタリング会社の審査によって決まりますが、最終的には「人」が決定します。

そのため、「このお客様であれば、売掛先の入金日にきちんとうちに送金してくれる」という信頼度が、少なからず手数料を左右します。

よって、ファクタリング会社の担当者とよくコミュニケーションをとることをお勧めします。

ビートレーディングの手数料

ビートレーディングの手数料は、

  • 2社間ファクタリングでは、平均10~20%
  • 3社間ファクタリングでは、平均2~9%

2例ほど、実際にあったお客様のケースをご紹介します。

販売・メンテナンス事業を行っているM様の場合

業種 年商 従業員数 契約方法
業務用機械販売・メンテナンス 7,000万円 15名 2社間ファクタリング
調達日数 調達額 手数料 資金使途
2日 180万円 14% 従業員の賞与支払い

こちらのお客様は他社様をご利用中とのことでしたが、賞与月であったこともあり、念のため他の売掛金も買い取ってほしいとのことでお問い合わせをいただきました。

売掛先は非上場企業で比較的規模の小さな会社様でしたが、請求書や売掛先からの毎月の入金履歴が確認できる通帳などをご提示していただいたことから、事務手数料などをすべて含めた手数料は、14%でご契約させていただきました。

運送・倉庫事業を行っているT様の場合

業種 年商 従業員数 契約方法
運送・倉庫事業 1億円 20名 2社間ファクタリング
調達日数 調達額 手数料 資金使途
1日 500万円 12% 運転資金

こちらのお客様は比較的安定した資金繰りをされていたようですが、トラックの事故や修理が重なったため一時的な資金不足に陥り、お問い合わせをいただきました。

売掛先が大手の会社様であったため、先ほどのM様のケースより低い、12%の手数料でご契約させていただきました。

自分の手数料を知るためには

前述したように、手数料は売掛先の与信や売掛金の金額によって変動するので、ファクタリングの利用を検討している場合は、審査に出してみることをお勧めします。

弊社のお客様でも、ひとまず審査だけ…というお客様は少なくありません

ビートレーディングでは、以下3点の資料提出のみで、審査可能です。

  • 弊社指定の申込書
  • 通帳のコピー
  • 売掛金が確認できる契約書や請求書など

また、スピード感を大事にしているため、資料ご提出から最短30分で審査結果をお知らせできます。

さらに、2回目以降の利用や他社様からの乗り換えを検討している場合は、手数料を低くできる場合がありますので、お気軽にご相談ください。

手数料以外に確認するべきポイント

ファクタリングを利用する際は、手数料でファクタリング会社を決めがちですが、他にも、

  • 担当者の対応は丁寧であるか
  • アフターフォローがある会社か

といった点もよく比較していただきたいと思います。

ファクタリングは銀行融資と異なり、売掛金の入金日に一括でファクタリング会社に送金をします。

そのため、1回の利用では状況が改善せず、数回利用する中で資金繰りを改善していくお客様も少なくありません

よって、ファクタリング会社を選ぶ際は、長い目で見たときにどの会社がよいのか、しっかり見極めていただきたいと考えております。

ファクタリング会社の選び方は、以下の記事で詳しく解説しています。

ファクタリング会社の選び方!優良会社を見極める8つのポイント

まとめ

ファクタリングの手数料相場は、以下になります。

  • 2社間ファクタリングの場合は、売掛金の平均10~20%前後
  • 3社間ファクタリングの場合は、売掛金の平均2~9%

手数料を決めるポイントは、ファクタリングの種類によって異なります。

3社間ファクタリングの場合、

  • 売掛先の帝国データバンクの点数
  • 売掛先の月商に対する売掛金の割合

2社間ファクタリングの場合、

  • 売掛先の帝国データバンクの点数
  • お客様の月商に対する買取債権額の割合
  • 利用回数

を審査しています。

以上を踏まえて、ファクタリングの手数料をおさえるためには、

  • 売掛先が信用できる会社であることをしっかり説明する
  • 3社間ファクタリングを利用する
  • 複数のファクタリング会社に見積りをとる
  • 担当者と良好な関係を築く

といった方法をとることがお勧めです。

ファクタリング会社を選ぶときは手数料で決めがちですが、過度に手数料が低い会社は安全性に問題がある場合があります。

また、アフターフォローがある会社の方が、サービス利用後の資金繰りや次回のファクタリング利用についてサポートをしてくれるので、長い目で見たときにどの会社が良いのか、しっかり見極めていただけると良いと思います。

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