「大口案件を契約できたのは良いけれど、支払いまでの期間が長い…」
「売掛金を早く資金化したい」
「請求書を買い取りしてくれるサービスがあると聞き、気になっている」
そうお思いではありませんか?
結論からお話しすると、売掛金を早く資金化したい場合、請求書の買取サービスを利用することがおすすめです。
請求書の買い取りは正式には「ファクタリング」と言い、ファクタリング会社が提供するサービスです。
利用者が持っている売掛債権をファクタリング会社に売却し、手数料を引いた代金を受け取れます。
海外では一般的なサービスですが日本ではまだ馴染みが薄いため、「違法では?」と心配する人も多いでしょう。
請求書の買い取りは売掛債権の譲渡という金融サービスで、民法第466条でも認められている合法なサービスなので安心して利用できます。
請求書の買取サービスを利用すれば、最短即日で売掛金を資金化することができ、資金繰りを改善できます。
また、請求書の買い取りは融資ではないので負債にならず、融資のように調達した資金が帳簿の負債に計上されることもありません。
請求書の買取サービスを利用したい場合、ファクタリング会社に依頼することになります。
ですがファクタリング会社はたくさんあり、手数料や買取可能額、資金化までの日数などが違うため、それぞれじっくり比較して依頼先を選ぶことが大切です。
そこでこの記事では請求書の買取サービスについて、仕組みやメリット・デメリット、依頼するファクタリング会社を選ぶポイント、おすすめのファクタリング会社を紹介していきます。
【この記事のポイント】
◎請求書の買い取りについて特徴や仕組みが分かる
◎請求書の買い取りと、融資を始めとする他のサービスとの違いが分かる
◎請求書の買い取りのメリット・デメリットが分かる
◎請求書の買い取りのおすすめな人とおすすめではない人が分かる
◎請求書の買い取りを依頼できる会社の選び方と選ぶポイントが分かる
◎請求書を買い取ってもらう手順が分かる
この記事を最後までお読みになれば、請求書の買取サービスの特徴や仕組みなどの全体像を理解することができ、自分が請求書の買い取りを利用するべきかどうかを判断することができます。
請求書の買取サービス会社の選び方や利用手順も分かるので、スムーズかつ早急に売掛金を資金化できるでしょう。
この記事があなたのお役に立てることを願っています。
目次
1.請求書の買取サービスとは
まずは請求書の買取サービスについて基本的な部分を把握しましょう。
ここでは、請求書の買取サービスを通じてできることを解説します。
また、請求書の買取サービスは、請求書以外の書類が必要になることが一般的なので、どのような書類を準備すればいいのかも把握しておきましょう。
1-1.請求書の買取サービスで早期資金化を実現
冒頭でもお話ししたとおり、請求書の買取サービスとは売掛金を早期に資金化できるサービスです。
利用者は審査を受け、審査に通ったら利用することができます。
具体的には、サービスの提供会社に売掛債権を譲渡し、手数料を引いた分を受け取ります。
資金化までの期間は最短即日で長くても1週間程度となり、「売掛先(取引先)の入金までの期間が長い」など資金繰りに困っている人に非常に便利なサービスだと言えるでしょう。
手数料はサービスの提供会社によって違います。
先ほども説明したとおり、請求書の買い取りは「売掛債権の譲渡」なので融資ではありません。
よって、負債になることはありませんので安心して利用できます。
「請求書の買い取り」=ファクタリング
請求書の買取サービスは、正式には「ファクタリング」のことを言います。
ファクタリングとは、利用者の売掛債権を買い取ってその債権の回収業務を行ったり、売掛債権の保証を行う金融サービスです。
ファクタリングについて詳しく知りたい方は「【図解】ファクタリングとは?仕組みや種類・注意点を簡単に解説!」の記事をご覧ください。
ファクタリングにはさまざまな種類がありますが、請求書の買取サービスは、売掛債権を買い取ってその債権の回収業務を行う「買取ファクタリング」に分類されます。
買取ファクタリングには、請求書を買い取るサービスの他にも、請求書の前の段階である注文書の買い取り、医療報酬債権の買い取りなどさまざまなサービスがあります。
ファクタリングの種類やそれぞれの特徴について詳しく知りたい方は、「ファクタリングの種類を解説|2契約6種類の特徴とメリットデメリット」の記事もぜひ参考にしてみてください。
1-2.請求書の買取サービスは請求書のみでは利用できない
請求書の買取サービスは請求書さえあれば利用できると思われがちですが、基本的には請求書以外の書類も必要になるため注意してください。
ファクタリング会社が複数の書類を求める理由は、売掛債権が確実に存在するか確認し、売掛先の信用力を判断するためです。
ファクタリング会社によって提出する書類は異なりますが、請求書以外にも過去の取引が確認できる通帳のコピーや、請求書関連の書類が必要になるケースが多く見られます。
その他、以下の書類も必要になる場合があるため、契約するファクタリング会社ごとに詳細を確認しましょう。
・商業登記簿謄本
・印鑑証明書
・売掛先との契約書
・決算書
・身分証明書
請求書のみでは利用できない理由について詳しくは「ファクタリングは請求書のみで申し込める?最低限必要になる書類は?」の記事をがご覧ください。
2.請求書の買取サービスの仕組み
先ほどのお話で、請求書の買取サービスのイメージがついたでしょうか。
では請求書の買取サービスについてさらに理解を深めるために、次は具体的な仕組みを説明していきましょう。
請求書の買取サービスは、大きく分けて2つの仕組みがあります。
①利用者とファクタリング会社の2者で契約する「2者間ファクタリング」
②利用者とファクタリング会社、売掛先の3者で契約する「3者間ファクタリング」
何度もお話ししているとおり、請求書の買取サービスは正式にはファクタリングです。
そのため、請求書の買取サービスの仕組みもファクタリングの仕組みと同じになります。
では、それぞれについてもう少し詳しく説明していきましょう。
2-1.2者間ファクタリング
「2者間ファクタリング」とは、利用者とファクタリング会社の2者で取引する方法を言います。
この図のように、2者間ファクタリングは5つのSTEPで完了します。
①売掛金の発生
②利用者とファクタリング会社が契約
③ファクタリング会社が利用者に売掛債権の買取額を入金
④売掛先から利用者に売掛金が入金
⑤利用者は速やかに④で入金された売掛金をファクタリング会社に振込
2者間ファクタリングは利用者とファクタリン会社の2者のみで行われる契約なので、契約に際して売掛先(取引先)に承諾を得る必要がありません。
また、手続きがスムーズに行われるため売掛金の資金化が迅速です。
代金を受け取れるまでの日数は、ファクタリング会社にもよりますが最短即日で資金化できる場合もあります。
長くても1週間以内には入金されるでしょう。
ただし、手数料は次に説明する3者間ファクタリングよりも高めで8%〜18%程度になります。
【2者間ファクタリングの仕組み】
◎利用者とファクタリング会社の2者契約
◎売掛先(取引先)に請求書買取サービスを承諾してもらう必要がない
◎資金化が迅速で、最短即日も可能
2-2.3者間ファクタリング
「3者間ファクタリング」は利用者とファクタリング会社、売掛先(取引先)の3者で契約が行われます。
この図のように、3者間ファクタリングは契約に売掛先(取引先)が加わるということが最大の特徴です。
サービス完了までの5つのSTEPを説明すると、
①売掛金の発生
②売掛先(取引先)が売掛債権の譲渡を承諾
③利用者とファクタリング会社で請求書の買取契約を締結
④ファクタリング会社は利用者に売掛債権の買取額を振込
⑤売掛先(取引先)はファクタリング会社に売掛金を振込
という流れになります。
3者間ファクタリングでは売掛先が直接ファクタリング会社に売掛金を支払うため、利用者が売掛先からの資金をファクタリング会社に振り込む過程を省略することができます。
さらに、売掛先が契約に加わっていることでファクタリング会社にとっては売掛債権に関するリスクを抑えられるため、手数料は2者間ファクタリングよりも安く、2%〜9%程度になります。
【3者間ファクタリングの仕組み】
◎利用者と売掛先(取引先)、ファクタリング会社の3者契約
◎売掛金は売掛先がファクタリング会社に直接支払う
◎ファクタリング会社にとって2者間よりリスクが小さいので手数料が1%〜9%と低い
3.請求書買取サービスと他のサービスとの違い
請求書買取サービス以外にも、資金調達方法として以下のようなサービスがあります。
・融資
・先払い買取サービス
・領収書買取サービス
・請求書支払い代行サービス
それぞれの違いを意識すると、請求書買取サービスの特徴を詳しく理解できるようになるでしょう。
請求書買取サービスと他のサービスとの違いを解説します。
3-1.融資との違い
融資とは、金融機関から資金を借り入れることです。
融資を受けたら一定期間ごとに利息と元本を返済しなければなりません。
一方、請求書買取サービスとは、売掛債権をファクタリング会社に譲渡して資金化することです。
資金と引き換えに売掛債権を渡しているため、請求書買取サービスは融資ではなく売買契約だといえます。
審査方法や、入金までの時間が異なる点にも注目しましょう。
請求書買取サービスでは売掛先の信用力を重視して審査しますが、融資の場合は利用者(利用会社)の信用力を問われます。
また、請求書買取サービスの場合は即日入金も可能ですが、融資の場合は入金されるまで1週間以上かかるケースが多いでしょう。
それぞれの仕組みや審査方法、入金までの時間を考慮した上で、自社に合う資金調達方法を選択することが大切です。
3-2.先払い買取サービスとの違い
請求書買取サービスと先払い買取サービスは、全く異なるサービスです。
先払い買取サービスとは、不要なものを買取業者へ売却して代金を先払いしてもらうサービスのことです。
先払い買取サービスを営む多くの買取業者は、不要なものの写真を見て査定をします。
商品を受け取るよりも先に買取金額を振り込む仕組みが、「先払い」買取サービスと呼ばれる理由です。
また、先払い買取サービスは、ビジネス用途に限定したサービスではありません。
個人がお小遣い稼ぎの感覚で先払い買取サービスを利用するケースが多いでしょう。
先払い買取サービスのなかには、違法な金利で貸し付けをする悪徳業者も見られるので、資金調達方法として利用する場合は注意が必要です。
3-3.領収書買取サービスとの違い
名称こそ似ていますが、領収書買取サービスも請求書買取サービスとは全く異なるサービスです。
領収書買取サービスとは、経費を立替払いした際に受け取った領収書を買い取るサービスのことです。
経費として支払ったお金を自社に請求する前に現金化する手法として利用されています。
領収書を会社に提出すれば、通常は経費精算してもらえるでしょう。
ただし、高額な費用を立て替えた人や、立て替えの頻度が多い人は、精算されるタイミングまで生活費がもたないこともあります。
お金に困ったときに領収書買取サービスを利用すると、即日で経費から手数料を差し引いた金額を入手できます。
領収書買取サービスにも、違法な悪徳業者が関係しているケースも多いため注意が必要です。
3-4.請求書支払い代行サービスとの違い
請求書支払い代行サービスと請求書買取サービスも、サービスの名称が似ています。
しかし、請求書支払い代行サービスは、買い手側の企業が買掛金の支払いをする際に利用するサービスです。
売り手側の企業が銀行振込しか受け付けていない場合でも、請求書支払い代行サービスを利用すれば買掛金をクレジットカード払いで支払えます。
クレジットカード利用にすると、買掛金の支払いを引き落とし日まで先延ばしできるメリットがあります。
ただし、請求書支払い代行サービスで切り替えできる金額は、クレジットカードの上限額までです。
また、支払いを先延ばしできる期間は、利用するクレジットカードの引き落とし日によって変わります。
4.請求書買取サービスのメリット5つ
次に、請求書買取サービスのメリットについて詳しく説明していきましょう。
請求書買取サービスのメリットは5つあり、
①売掛金を最短即日で資金化できる
②資金繰りを安定させられる
③負債にならない
④赤字や税金の滞納があっても利用できる
⑤貸倒れリスクに備えられる
といった点です。それぞれについて詳しく説明していきますね。
4-1.売掛金を最短即日で資金化できる
請求書の買取サービスを利用するメリットは、売掛金を早期に資金化できることです。
先ほどもお話ししたとおり、ファクタリング会社にもよりますが2者間ファクタリングの場合は最短数時間〜即日で資金を用意することも可能で、3者間ファクタリングでも多くの場合が2週間以内には資金化できます。
請求書の買い取りを依頼すれば、売掛金の入金を数か月〜半年待つことがなくなるということです。
4-2.資金繰りを安定させられる
請求書の買い取りは資金繰りを安定させられます。
もう少し具体的に言うと、なかなか売掛金が入金されないために一時的に手元の資金が少なくなったり、経費の支払いに困ることがなくなるということです。
売掛金が支払われるのが数か月先というような入金までの期間が長い契約の場合、
「仕事で使った諸費用が払えない」、
「運転資金が足りなくて他の仕事の準備に影響が出る」
というような状況を招いてしまう可能性もありますよね。
そんな時は請求書の買い取りを依頼すれば、資金繰りへの悩みや不安を改善できるでしょう。
4-3.負債にならない
請求書の買取サービスはファクタリングという金融サービスの一種で、融資ではありません。
請求書買取サービスの仕組みのお話でも説明した通り、売掛債権を譲渡して手数料を引いた分を受け取る仕組みなので負債や借り入れとはまったく違うものなのです。
そのため、借入額が増えたり賃借対照表に影響することもありません。
4-4.赤字や税金の滞納があっても利用できる
先ほどのお話の続きになりますが、請求書買取サービスは融資ではないため、審査の対象は主に売掛先や売掛債権です。融資の場合、審査の対象は主に利用者になるため、利用者が赤字だったり税金や社会保険料を滞納していると信用力がないと判断され審査に通りません。
一方で、請求書買取サービスの場合、審査の対象は主に売掛先の与信や売掛債権の実在性になりますので、利用者の信用力はあまり考慮されません。
4-5.貸倒れリスクに備えられる
請求書の買取サービスはファクタリングなので、ノンリコース契約になります。
ノンリコースとは「償還請求権がない」という意味です。
償還請求権についてもう少し分かりやすく言うと、売掛先(取引先)の倒産などで売掛金の回収が不能になっても、利用者は先に受け取っている代金をファクタリング会社に返金する必要がないということです。
そのため、もし売掛先(取引先)が倒産しても利用者がその影響を受けることはなく、貸倒れリスクを回避することができます。
償還請求権について詳しくは「償還請求権とは?ファクタリングにおける重要性や注意点をわかりやすく解説 」の記事をご覧ください。
5.請求書買取サービスのデメリット3つ
請求書の買取サービスのメリットをお話しましたので、次は請求書買取サービスのデメリットをお話していきましょう。
請求書買取サービスのデメリットは3つあり、
①手数料が引かれるので売掛金の満額は受け取れない
②3者間取引では売掛先(取引先)に承諾を得る必要がある
③融資と違い請求書の額面以内でしか資金調達できない
です。
メリットと合わせてデメリットを把握しておくことで、請求書の買取サービスについてより理解を深められることになります。
こちらも、それぞれについてさらに詳しく説明していきますね。
5-1.手数料が引かれるので売掛金の満額は受け取れない
請求書の買取サービスは、依頼したファクタリング会社から手数料が引かれた金額が利用者に振り込まれます。
そのため、売掛金の満額を資金化できるわけではないことがデメリットになります。
手数料はファクタリング会社によって異なりますが、一般的には、2者間ファクタリングで8%〜18%、3者間ファクタリングで2%〜9%が相場です。
5-2.3者間取引では売掛先(取引先)に承諾を得る必要がある
請求書の買取サービスには2者間ファクタリングと3者間ファクタリングの2つの仕組みがあることをお話していましたが、3者間ファクタリングを選択した場合は、売掛先(取引先)に請求書買取サービスを利用することを承諾してもらう必要があります。
というのも、3者間ファクタリングは売掛先(取引先)から承諾を受けることが必須だからです。
ファクタリングは海外では一般的な資金調達方法ですが、日本ではまだ十分に普及しているとは言えません。
そのため、ファクタリングへの理解が低い会社の場合は、自分の売掛先(取引先)がファクタリングを利用することについて、
「手元の資金に余裕がないのかな」
「資金繰りに困っているのかな」
などというようなマイナスのイメージを持たれてしまう可能性もあるので注意する必要があります。
5-3.融資と違い請求書の額面以内でしか資金調達できない
請求書の買取サービスは、あくまでも請求書の額面を資金化するサービスです。
銀行のフリーローンや多目的ローンのように、銀行が設定した限度額以内であれば好きなだけ借りられるというような仕組みではありません。
そのため、例えば請求書の額面が50万円であるのに対し、
「手元の資金が少ないから、数年分の運転資金として300万円欲しい」
というような使い方はできないので気をつけましょう。
6.請求書の買取サービスは違法ではないので心配しなくて良い
請求書の買取サービスを利用した経験がなければ、違法ではないか、怪しいサービスではないかと疑ってしまうかもしれません。
しかし、請求書の買い取り(債権の譲渡)は民法第466条で認められている取引であるため合法です。
サービス自体は違法ではないため、安心してください。
しかし、請求書の買取サービスを提供する業者には、残念ながら悪徳業者も紛れています。
金融庁でも注意喚起を呼びかけているので、以下に該当する業者は避けてください。
・ノンリコース(償還請求権がない)契約ではない業者
・債権譲渡契約(売買契約)だと定めのない業者
・給与ファクタリング業者
前述のように、請求書の買取サービスはノンリコース(償還請求権がない)契約です。
償還請求権ありの契約を求めてくるサービスは、悪徳業者の可能性があるため避けましょう。
また、請求書の買取サービスを利用するときは、売掛金の売買に伴う「債権譲渡契約書」を作成します。
「金銭消費貸借契約書」など債権譲渡契約と記されていない契約書を提示された場合は、悪徳業者の可能性があります。
給料ファクタリングとは、「賃金債権」を買い取るサービスのことです。
給料ファクタリングには、貸金業登録のない悪徳業者が関係しているケースもあるため注意してください。
悪徳業者の見分け方について詳しく知りたい方は「ファクタリング会社に悪徳業者はいる?手口の事例や見分け方を解説」の記事をご覧ください。
7.請求書買取サービスの利用事例4つ
先ほどの請求書の買い取りが違法ではないというお話を受けて、安心して「ぜひ請求書の買取サービスを依頼したい!」と思った人も多いのではないでしょうか。
そこで、実際に請求書の買取サービスを利用した人がどのような状況で利用してどんな恩恵を得られたのかを参考にするために、請求書買取サービスを利用した事例をご紹介していきます。
今回は、5.2万社以上(2023年9月時点)の取引実績がある弊社「ビートレーディング」の利用事例をご紹介します。
①銀行融資が難しい個人事業主でもファクタリングを利用して1日で資金調達
②急遽必要になった資材費を契約当日に用意できた
③銀行融資よりスピーディーに資金調達ができた
④外出ばかりでもオンライン対応でスムーズに契約
どれも参考になる事例ばかりですので、ぜひ最後までお読みになってくださいね。
7-1.銀行融資が難しい個人事業主でもファクタリングを利用して1日で資金調達
革製品製造・加工業を営む個人事業主の方が、申し込みから1日で50万円の資金を調達した事例です。
【利用の経緯】 銀行融資が難しく融資以外の資金調達方法を探していたところ、インターネットで「ファクタリング」のことを知り申し込んだ。 |
【事例】 必要書類を提出してから1日で50万円の資金を調達できた。 さらには資金繰りに関する相談にも乗ってもらい、今後も困った時は依頼したい。 |
7-2.急遽必要になった資材費を契約当日に用意できた
内装業を営む方で、契約当日に300万円の資金を調達できた事例です。
【利用の経緯】 進行中の現場で急遽資材が必要になったが、売掛金の支払期日までは日がありまとまった資金が手元にない状況。 そのため、ファクタリングを利用した。 |
【事例】 契約当日に入金があり、すぐに資材を追加購入できた。 工事は滞りなく進められ、納期にも無事間に合った。 |
7-3.銀行融資よりもスピーディーな資金調達が可能
水産加工の卸売を行う方が、申し込みの翌日に250万円の資金を調達できた例です。
【利用の経緯】 受注が急激に伸びてメーカーからの仕入れを増やした結果、売上金の入金よりも先に仕入代金を支払うことになり困っていた。 |
【事例】 審査時の提出書類が少なく手軽に申し込みが完了。 審査が早く終わりすぐに契約できたので、銀行融資よりも迅速に資金調達ができた。 |
7-4.オンライン対応で外出ばかりでも契約がスムーズ
食品輸送業を営む方が、申し込みの翌日に600万円の資金を調達できた事例です。
【利用の経緯】 売掛先(取引先)からの売掛金の入金がズレた影響で、ガソリン代などの経費の支払いができず困っていた。 |
【事例】 業務上、外出していることが多かったが、オンラインで申し込みと審査ができたのでスムーズに契約を進められた。 現場や外出先からでも手続きができるのはとてもありがたい。 |
8.請求書の買取サービスがおすすめの人・おすすめではない人
請求書の買取サービスがおすすめの人の特徴を、以下に示しました。
・とにかく早く資金化したい人
・貸倒れリスクに備えたい人
2者間ファクタリングの場合は最短即日で資金化できる場合があります。
事業を回すためにすぐに資金を得たい人、創業したばかりで資金に余裕がない人などには、請求書の買取サービスがおすすめです。
貸倒れリスクに備えたい人にも、請求書の買取サービスが向いています。
貸倒れとは、売掛先の倒産などで売掛債権を回収できなくなることです。
請求書の買取サービスはノンリコース契約で、予期せず貸倒れとなったときも売掛金を肩代わりせずに済みます。
一方、以下の人には、請求書の買取サービスをおすすめできません。
・どうしても手数料を引かれたくない人
・資金化をそれほど急いでいない人
請求書買取サービスを利用すると、手数料を引かれます。
サービスによって異なりますが、手数料の相場は、2者間ファクタリングで8%〜18%、3者間ファクタリングで2%〜9%です。
手元に資金がある場合は、手元資金を優先的に使ったほうが良いでしょう。
請求書買取サービスを利用すると、本来入金されるはずの金額から手数料を引かれます。
しかも、必要書類を準備したり審査を受けたりする手間も発生するので、あまりメリットがありません。
9.請求書の買取サービスは使い過ぎに注意
請求書の買取サービスは、資金繰りに不安を抱える人にとって非常に便利なサービスですよね。
ですが、利用する際は使い過ぎや頼り過ぎに注意する必要があります。
2者間ファクタリングの場合は手数料が8%〜18%程度です。
例えば10万円の買い取りを依頼すると、8,000円〜18,000円の手数料が発生しますので、手取りは92,000円〜82,000円になります。
では手数料が安い3者間ファクタリングを使えば良いのかというと、一概にそうとも言えません。
なぜなら、3者間ファクタリングは売掛先(取引先)の同意が必要であるため、売掛先(取引先)にファクタリングを利用する承諾を得なくてはならないからです。
ファクタリング、つまり請求書の買取サービス自体は悪いことではありませんが、あまりに多用していると
「資金繰りが悪化しているのかな」
「事業がうまくいっていないのだろうか」
という憶測をよんでしまう可能性があります。
そのため、手数料が安い3者間ファクタリングであっても、企業の信用を維持するためにはあまりにも多用することは避けた方が良いでしょう。
請求書の買取サービスは多用せず、ここぞという時に利用することがおすすめです。
上手に使ってこそ、安全に資金繰りを安定させることができるのです。
利用のタイミングについて詳しくは「ファクタリングを利用するタイミングとは?向いていないケースも解説 」の記事をご覧ください。
10.利用すべき請求書買取サービス会社の選び方7つ
請求書の買取サービスを利用したい場合は、数あるファクタリング会社から自分に最適な一社を選ぶことになります。
ただ、ファクタリング会社はたくさんありますので、
「失敗したらどうしよう」
「悪徳業者に依頼してしまったらどうしよう」
という不安もつきものですよね。
また、ファクタリング会社によっては対象が法人のみになっているところや、少額取引に応じていないところもあります。
そこで、請求書の買取サービス会社の選択に失敗しないために、ファクタリング会社の選び方のコツをお伝えします。
見るべきポイントは7点あります。
・手数料の安さ
・入金までの日数
・最小買取額の設定
・オンライン契約に対応
・実績や口コミ
・個人事業主・フリーランスの利用可否
・必要書類の少なさ
それぞれについてもう少し詳しく説明していきますね。
10-1.手数料の安さ
ファクタリング会社を選ぶ際のポイントの一つは、手数料の安さです。
手数料はファクタリング会社によって異なりますが、相場は2者間ファクタリングで8%〜18%、3者間ファクタリングで2%〜9%となっています。
相場を参考に、それよりも大きくかけ離れている場合は依頼を避けた方が良いでしょう。
10-2.入金までの日数
契約から入金まで、最短でどのくらいの日数がかかるのかも知っておきましょう。
入金までの日数はファクタリング会社によって異なるため、申込当日に入金される人もいれば、3日〜4日かかる人もいます。
できるだけ早く資金化したい場合は、ファクタリング会社の入金までの日数を最初に確認しておきましょう。
10-3.最小買取額の設定
請求書の買い取りを依頼する場合は、売掛債権の買取額に制限があるかどうかもチェックしましょう。
ファクタリング会社によっては、「◯万円以上から買取可能」というような、最小買取額を設定している場合があるからです。
個人事業主の場合は請求書の額面が高額にならない場合も多いですから、できるだけ最小買取額が低く設定されているか、もしくはそもそも買取額に制限を設けていないファクタリング会社が利用しやすいでしょう。
10-4.オンライン契約に対応
請求書の買い取りがオンラインでできるかどうかも大きなチェックポイントです。
オンライン契約に対応しているファクタリング会社の場合、来店しなくても申し込みや契約ができるので時間や労力の節約になります。
地方に住んでいる人や外出が多い人の場合は、気になるファクタリング会社がオンライン契約に対応しているかをチェックすることをおすすめします。
10-5.実績や口コミ
気になるファクタリング会社のHPに実績や口コミが掲載されている場合は、必ずチェックしましょう。
実績が多い方がさまざまなケースに対応できますし、口コミを見て自分と同じようなケースで依頼した人がいれば参考になりますよね。
実際にファクタリングを利用した人の体験談はとても貴重ですので、口コミや実績はファクタリング会社を選ぶ際の重要なポイントです。
10-6.個人事業主・フリーランスの利用
個人事業主やフリーランスでも、売掛債権を保有していれば請求書買取サービスを利用できます。
サービス利用時の審査では、利用者よりも売掛先の信用力が重視されるためです。
売掛先が信用力の見込める法人であれば、個人事業主・フリーランスでも請求書買取サービスの審査に通る可能性があります。
ただし、ファクタリング会社によっては、利用者を法人に限定するところも少なくありません。
ファクタリング会社を選ぶ際は、個人事業主やフリーランスでも利用できるか確認しましょう。
また、ファクタリング会社によっては少額取引に対応していないケースもあります。
個人事業主やフリーランスの取り扱う売掛債権は法人よりも少額な傾向が見られるため、少額取引を希望する場合は取扱可能額が少額なところを選びましょう。
10-7.必要書類が少ない
必要書類が少ないファクタリング会社を選ぶと、書類を準備する手間がかからずスムーズに資金調達できる可能性があります。
前述のとおり、一般的に請求書買取サービスは請求書のみでは利用できません。
複数の書類で審査しないまま売掛債権を買い取ると、ファクタリング会社側は大きなリスクを負うことになります。
そのため、請求書買取サービスを利用する際は、複数の書類を用意しなければなりません。
ただし、必要書類が少ないファクタリング会社は存在します。
公式サイトで確認して、必要書類が少ないところを選びましょう。
また、必要書類が少ないファクタリング会社の多くは、オンライン上で見積りや申し込みが可能です。
手続きの負担が少ない上に即日入金してもらえるとあれば、利用者にとってメリットが大きいといえるでしょう。
11.請求書買取サービスを利用する際の流れ
初めて請求書買取サービスを利用する人は、どのような手順で契約すればよいか分からないかもしれません。
一般的に、請求書買取サービスを利用するときは以下の手順を踏みます。
①見積りを取る
②申し込みをする
③書類を提出する
④審査を受ける
⑤契約をする
⑥売掛金を送金する
以下にて、それぞれのステップを解説します。
11-1.見積りを取る
まずは複数のファクタリング会社に対して、請求書の買い取りに応じてもらえるか、手数料はいくらになるのかなど、取引条件を確認するために見積りを取ります。
オンラインで見積りを取得できるファクタリング会社なら、窓口へ訪問する手間を省けるため効率的です。
複数社へ見積りを依頼する場合、譲渡対象とする売掛債権や契約形態などの内容は統一しましょう。
同じ取引内容でなければ、手数料やその他の条件を比較できません。
前述のように、ファクタリング会社のなかには悪徳業者も見られます。
取引条件に異常がないか調べるためにも、相見積りは欠かせません。
11-2.申し込みをする
複数社の見積りを比較し、利用したいファクタリング会社が決まったら申し込みをします。
ファクタリング会社のWebサイト以外にも、電話や窓口、郵送などで申し込みできます。
11-3.書類を提出する
請求書の買い取りに必要な書類をファクタリング会社のWebサイトや窓口、郵送などで提出します。
ファクタリング会社によって提出する書類は異なりますが、一般的には請求書以外に以下の書類が必要です。
・法人登記簿謄本
・印鑑証明書
・身分証明書
・決算書
・通帳のコピー
提出する書類が多いほど売掛先の信用力が評価されやすくなり、審査に通りやすくなります。
書類の準備や提出には時間がかかりますが、オンライン上で提出できるサービスならスムーズです。
急いで資金調達したい場合には、書類を早めに準備しておきましょう。
11-4.審査を受ける
必要書類を提出した後は、審査結果を待ちましょう。
ファクタリング会社によっては、審査の際に担当者からヒアリングを受けるケースもあります。
ヒアリングを行う理由は、書類では判断できない部分を確認するためです。
特に高額なファクタリングでは、高い割合でヒアリングが行われます。
請求書の買い取りを申し込む理由や、売掛先との取引状況などを正直に回答しましょう。
なお、3者間ファクタリングの場合は、売掛先に承諾を得ているかも確認されます。
そのため、2者間ファクタリングよりも審査に時間がかかるのが一般的です。
11-5.契約をする
契約内容をよく確認し、問題がなければ契約を締結します。
特に確認が必要なポイントを以下にまとめました。
・譲渡対象の売掛債権の情報に間違いがないか
・償還請求権が「なし」の契約になっているか
・3者間ファクタリングか、2者間ファクタリングか
・売掛先の経営状況を報告する義務があるか
・違約金や損害賠償が発生する条件
・契約解除となる条件
2者間ファクタリングの場合は、利用者(利用会社)とファクタリング会社の間で契約を締結します。
一方、3者間ファクタリングの場合は、売掛先も含めた契約が必要です。
契約書に分からない部分があればファクタリング会社に確認することが大切です。
わざと分かりにくい内容で契約書を作成する悪徳業者も見られます。
優良業者なら、質問すると噛み砕いた言葉で解説してくれるはずです。
無事契約が完了したら、ファクタリング会社から資金が送金されます。
送金までの期間はファクタリング会社や契約のタイミングによっても変わってくるので、事前に確認しましょう。
11-6.売掛金を送金する
2者間ファクタリングの場合、請求書の支払期日になると売掛先から利用者(利用会社)の口座へ売掛金が入金されます。
入金された売掛金をファクタリング会社へ送金して、取引を完了させましょう。
一方、3者間ファクタリングでは、売掛先からファクタリング会社へ直接売掛金が送金されるため、送金の必要はありません。
また、償還請求権がない契約であれば、売掛先の倒産等により売掛金が未入金の場合も送金の必要はありません。
また、債権譲渡登記をした場合は、抹消手続きが必要です。
債権譲渡登記は、債権を譲渡したことを証明する登記です。
売掛先に債権譲渡の承諾を得ない2者間ファクタリングでは、大抵の場合、債権譲渡登記がなされています。
12.請求書買取サービスができるおすすめのファクタリング会社5選
ここまでのお話で、「請求書の買取サービスを依頼したい!」と思った人も多いのではないでしょうか。
ですが、市場には請求書の買取サービスを提供しているファクタリング会社は選びきれないほどたくさんあります。
「どのファクタリング会社にしたら良いのだろう」と困っている人も多いでしょう。
そこで、先ほどお話した「利用すべき請求書買取サービス会社の選び方」を参考に、おすすめのファクタリング会社を5社ご紹介していきます。
数ある中から厳選した5社ですので、ぜひ最後までお読みになってファクタリング会社選びの参考にしてくださいね。
12-1.総合力なら「ビートレーディング」がおすすめ
ビートレーディングのおすすめポイント
◎ファクタリングの種類が豊富
◎対面、オンライン契約できる
◎請求書の買取額に制限なし
弊社ビートレーディングは、総合力でファクタリング会社を決めたい人におすすめです。
もう少し具体的に説明すると、ビートレーディングでは扱うファクタリングサービスの種類が豊富で、
・2者間ファクタリング
・3者間ファクタリング
・介護報酬ファクタリング
・診療報酬ファクタリング
・注文書ファクタリング
というように幅広いニーズに対応できるサービスを提供しています。
さらに、契約の方法もオンライン、対面、訪問の3種類があり、
・忙しい場合はオンライン
・じっくり相談したい場合は対面や訪問
というように利用者の状況に応じて契約方法を選べるのも魅力です。
ビートレーディングのファクタリングは買取額に制限がなく少額から高額まで依頼でき、さまざまなニーズに対応できます。
使いやすさも抜群で、手数料は2%〜と低めに設定しているほか、入金までは最短2時間とスピーディーです。
このように多様なニーズにマッチしているビートレーディングは多くの企業や個人事業主から選ばれていて、取引実績は5.2万社、累計買取額1,170億円(2023年9月時点)を達成しています。
12-2.手数料の安さで選びたいなら「PAY TODAY」がおすすめ
PAY TODAYのおすすめポイント
◎手数料1%~9%
◎オンラインで契約できる
◎個人事業主やベンチャー企業も利用可能
「PAY TODAY」は、手数料1%〜9%という低さが魅力です。最大でも手数料が9%なので、安心して利用することができます。
「とにかく手数料を安く抑えたい」という人におすすめです。
「PAY TODAY」は手数料の安さの他にも次のようなメリットがあります。
・最短30分で資金化
・オンライン型だから簡単でスピーディー
・90日先の売掛債権まで買取可能
・ベンチャー企業や個人事業主の利用も可能
「PAY TODAY」はオンライン型のファクタリング会社なので、手続きが簡単でスピーディーです。
最短30分で資金化できるスピード感は、「早く資金化したい」と急いでいる人に最適です。
さらに買取ファクタリングは通常30日〜45日先の債権が対象ですが、「PAY TODAY」は90日先まで買取可能です。
法人だけでなく、ベンチャー企業や個人事業主でも利用できるという点も魅力ですね。
12-3.フリーランスにおすすめの「フリーナンスbyGMO」
フリーナンスbyGMOのおすすめポイント
◎フリーランスに特化したファクタリングサービス
◎利用するほど手数料が下がる
◎フリーランス向けの補償なども受けられる
フリーランスの人が請求書買取サービスを利用したい場合におすすめしたいのが「フリーナンスbyGMO」の「即日払い」というサービスです。
「即日払い」は、請求書の買取サービスと内容は同じで売掛債権を最短即日で資金化できるサービスです。
2者間ファクタリングなので取引先に請求書買い取りの承諾を得る必要がありません。
手数料は3%〜10%で、サービスを利用するほど手数料が下がっていく仕組みです。
フリーランスの人に「フリーナンスbyGMO」をおすすめしたいもう一つの理由は、「フリーナンスbyGMO」に登録すればフリーランス向けの補償や保険サービスも利用できるからです。
特に、会員なら無料で受けられる基本のサポート「あんしん補償」は、仕事中の事故や納品物の欠陥、著作権侵害などを補償してくれるのでおすすめです。
12-4.信用性の高さが魅力の「日本中小企業金融サポート機構」
日本中小企業金融サポート機構のおすすめポイント
◎手堅い信用力
◎手数料は1.5%~と低め
◎非対面契約可能
日本中小企業金融サポート機構は、関東財務局長及び関東経済産業局長が認定する経営革新等支援機関です。
手堅い信用力を重視したい人におすすめです。
日本中小企業金融サポート機構の魅力についてもう少し詳しくお伝えすると、次の4点になります。
・審査結果は最短30分
・2者間と3者間ファクタリングを提供
・手数料は1.5%~
・経産省認定機関
審査は最短30分とスピーディーな上、手数料は1.5%~と低く設定されています。
手数料を抑えたい方やファクタリングの利用が初めての方におすすめです。
12-5.コンサルティングも受けたいなら「ベストファクター」がおすすめ
ベストファクターのおすすめポイント
◎1000万円までならオンライン契約が可能
◎財務コンサルティングが受けられる
◎法人も個人事業主も利用可能
ベストファクターは、2者間ファクタリングと3者間ファクタリングに対応しているファクタリング会社です。
請求書の買取額は10万円から1億円まで可能で、1,000万円までならオンラインでの契約にも対応しています。
手数料は2%〜と低めで最短1時間での資金化が可能です。
そして、ベストファクターはファクタリングを利用すると財務コンサルティングが受けられることが魅力です。
「今後の資金繰りについて相談しながら進めたい」
「もう少し財務状況を改善したい」
という不安を抱えているのであれば、ベストファクターに依頼するメリットが大きいでしょう。
法人も個人事業主も両方利用できます。
13.まとめ
いかがでしたか?請求書の買取サービスについて、仕組みやメリット・デメリット、依頼できる会社などを説明してきました。
最後にこの記事をまとめると、
◎請求書の買い取りとは、売掛金を早期に資金化できるサービス
◎請求書の買取サービスはファクタリングのことで、融資・先払い買取サービス・領収書買取サービス・請求書支払い代行サービスとは異なる
◎請求書の買取サービスのメリットは5つ
①売掛金を最短即日で資金化できる
②資金繰りを安定させられる
③負債にならない
④赤字や税金の滞納があっても利用できる
⑤貸倒れリスクに備えられる
◎請求書の買取サービスのデメリットは3つ
①手数料が引かれるので売掛金の満額は受け取れない
②3者間取引では売掛先(取引先)に承諾を得る必要がある
③融資と違い請求書の額面以内でしか資金調達できない
◎請求書の買取サービスは売掛債権の譲渡により代金を受け取る金融サービスで、民法第466条でも認められていて違法ではないから安心して利用できる
◎請求書の買取サービスがおすすめなのは次の2点で
・とにかく早く資金化したい
・貸倒れリスクに備えたい
という人。
一方、請求書の買取サービスがおすすめではないのは次の2点で
・どうしても手数料を引かれたくない
・資金化をそれほど急いでいない
という人。
◎請求書の買取サービスを依頼するファクタリング会社を選ぶポイントは次の7つで、
・手数料の安さ
・入金までの日数
・最小買取額の設定
・オンライン契約に対応
・実績や口コミ
・個人事業主・フリーランスの利用可否
・必要書類の少なさ
となります。
◎請求書買取サービスを利用する際の流れは、以下の6ステップです。
①見積りを取る
②申し込みをする
③書類を提出する
④審査を受ける
⑤契約をする
⑥売掛金を送金する
請求書の買取サービスは手数料がかかるとは言え、売掛金を最適なタイミングで資金化できる大変便利なサービスです。
この記事があなたの資金繰りにお役に立てれば幸いです。
筑波大学大学院修士課程修了後、上場企業に勤務。不動産ファンドの運用・法務を担当した後、中小企業の事業再生や資金繰り支援を経験。その後弊社代表から直々の誘いを受け、株式会社ビートレーディングに入社。現在はマーケティング・法務・審査など会社の業務に幅広く携わる。
<保有資格>宅地建物取引士/貸金業務取扱主任者