「ファクタリングを断られてしまった…」
「ファクタリングを利用したいけれど審査落ちが心配!」
ファクタリングでの資金調達を検討している多くの事業者の方が、審査落ちに不安を感じています。
審査ではどんな基準が重視されるのでしょうか。
また、なぜ審査に落ちてしまうのでしょうか。
本記事では、ファクタリングで重視される審査基準や、審査に落ちる主な理由、審査に通りやすくなるコツを解説します。
さらには、審査に通りやすいファクタリング会社の特徴や、審査で断られたときの対処法もお伝えしますので、自社の状況と照らし合わせて参考にしてみてください。
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もしファクタリングの利用を断られてしまっても、審査基準や必要書類はファクタリング会社によって異なるため、別のファクタリング会社では利用できる可能性があります。
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ファクタリングの仕組みなどの基礎知識は「ファクタリングとは?仕組みや種類・意味・注意点を簡単に解説!」の記事を併せてご覧ください。
目次
1.ファクタリング会社が重視する3つの審査基準
ファクタリングの審査ではさまざまな項目をチェックされますが、なかでも重視されるのは「売掛先の信用度の高さ」「売掛金回収の確実性」「利用者の信頼性」です。
ここでは、3つの審査基準の特徴を解説します。
審査で断られないためにも必ず確認しておきましょう。
1-1.売掛先の信用度の高さ
ファクタリング会社が審査基準として何より重要視するのが、売掛先の信用度の高さです。
ファクタリング会社が利用者から買い取った売掛金は、売掛先から回収して初めて利益になります。
売掛先から売掛金を回収できなければ、ファクタリング会社は損失が出てしまいます。
リスク回避のため、信用度の低い売掛先であれば審査が厳しくなるのが一般的です。
売掛先の倒産など、貸し倒れのリスクを回避するためにファクタリングを利用したい方もいるでしょう。
しかし、ファクタリング会社もリスクが高い売掛先からの売掛金は買い取ってくれません。
売掛先が下記のような企業の場合は、信用度の審査基準を満たせず審査落ちする可能性が高くなってしまいます。
【売掛先の信用度が低く審査基準を満たせない例】 ・経営状況が悪い ・金融事故や税金滞納がある ・法人ではなく個人 |
1-2.売掛金回収の確実性
売掛先の信用度の高さと同じく、ファクタリング会社は売掛金回収の確実性も重視しています。
譲渡禁止特約の付いた売掛金の買い取りは、法律上では認められています。
しかし、トラブルを嫌うファクタリング会社では審査に通らない可能性があるでしょう。
当然ながら、意図して二重譲渡をしたり、架空請求に加担したりする行為は犯罪です。
悪意ある行為が発覚すると刑事罰が科される可能性があります。
二重譲渡や架空請求などの行為は、決して行わないようにしましょう。
売掛金に下記のような問題がある場合は、基準を満たさず審査落ちしてしまう可能性があります。
【売掛金回収の確実性が低く審査基準を満たせない例】 ・不良債権の疑いがある ・支払いまでの期間が長い ・二重譲渡の疑いがある ・譲渡禁止特約が付いている ・売掛金の存在が確認できない |
1-3.利用者の信頼性
前述した通り、ファクタリングの審査では売掛先や売掛金について調べられますが、利用者自身も調べる対象となります。
取引でのトラブルや詐欺などの犯罪を回避するため、利用者の信頼性も重要な審査基準の1つです。
特に、利用者とファクタリング会社がやり取りして売掛金を回収する2者間ファクタリングでは、利用者の信頼性が重視される傾向にあります。
利用者が下記のような状態の場合は、審査落ちの可能性があると理解しておきましょう。
【利用者の信頼性が低く審査基準を満たせない例】 ・「不誠実な態度をとる」「要求された書類を提出しない」など人間的に信用できない ・売掛先との取引歴が浅い ・個人でのファクタリング利用 ・財務状況が著しく悪い |
ファクタリングの概要が知りたい方は、詳しくは「ファクタリングとは?仕組みや種類・意味・注意点を簡単に解説!」の記事をご覧ください。
2.ファクタリングの審査で落ちる理由①:売掛先に問題がある
ここからは、ファクタリングの審査に落ちて利用を断られたときに考えられる理由を解説します。
審査に落ちてしまった場合、まず考えられるのは「売掛先に問題がある」という理由です。
ファクタリングの審査では、何よりも売掛先の信用が大事になります。
売掛先に以下に該当する問題がないか確認してみましょう。
2-1.売掛先の経営状況が悪い
売掛先の経営状況が悪いと、審査に落ちることがあります。
売掛先が倒産してしまったり、売掛先の経営状況が悪く支払いが遅れたりすれば、ファクタリング会社が売掛金の回収リスクを負うことになるからです。
審査では、売掛先がどのような業種で、会社の規模はどれくらいで、利益はどれくらい出ているかなどを総合的に判断したうえで、ファクタリングを利用できるかどうかが決まります。
売掛先の経営状況に不安がある場合は、債権の売却を希望するのは避けた方が無難でしょう。
2-2.売掛先に金融事故や税金の滞納がある
売掛先が過去に金融事故を起こしていたり、現在税金の滞納があったりする場合には、審査で断られる原因になることがあります。
現在の経営状況に問題がないとしても、代金の支払いに関する信用性に影響するからです。
金融事故とは、銀行や消費者金融などでお金を借りた場合に返済が大幅に遅れたり、返済が不可能になったりすることで、信用情報機関に異動情報として登録されてしまいます。
たとえ過去に起こった事故であっても、売掛先が信頼性の失われるような取引を行っていると、ファクタリング会社の審査に悪影響を与えます。
2-3.売掛先が法人ではなく個人事業主である
売掛先が法人ではなく個人事業主の場合、ファクタリングの審査に落ちてしまう可能性があります。
個人事業主は法人と比べて事業規模が小さいことから売掛金を回収できない可能性が高く、かつ法人のような信用情報の調査が難しいためです。
業務形態が法人であるか個人事業主であるかは、売掛先の信頼度を判断する重要な指標となります。
売掛先が法人として事業を行っていると、ある程度の信用が保証されます。
一方、個人事業主の場合は、たとえ業績が好調だったとしてもファクタリングの審査で断られる原因となることを覚えておきましょう。
2-4.売掛先がペーパーカンパニーと疑われている
ファクタリングではペーパーカンパニーを悪用した架空請求などの犯罪が懸念されています。
そのため、ファクタリング会社は事業活動が不明確な売掛先に対して審査で慎重になる傾向にあるのです。
そもそもペーパーカンパニーとは、登記上は設立されているものの事業活動を行っておらず、実態のない法人のことを指します。
架空請求の手口では、存在しない取引の請求書(架空債権)をペーパーカンパニーに発行させ、ファクタリング会社に買い取らせる手法が一般的です。
そのため、売掛先の事業活動が不明確であると、ファクタリング会社から売掛先がペーパーカンパニーではないかと疑われて審査で不利になってしまうおそれがあります。
3.ファクタリングの審査で落ちる理由②:売掛金に問題がある
売掛金に何らかの問題がある場合も、審査に落ちるおそれがあります。
具体的に以下のケースでは、売掛金を回収できないリスクが高いことから利用を断られる可能性が高まるため、注意しておきましょう。
3-1.不良債権の疑いがある
不良債権とは、既に財産的価値を失って回収困難な売掛金のことです。
不良債権の疑いがある場合は、当然ながら審査には通りません。
ファクタリング利用者の中には、不良債権と知っていながら申し込みする悪質な事例も存在するため、ファクタリング会社は常に警戒しています。
不良債権または不良債権の疑いがある売掛金は、決してファクタリングに利用しないようにしましょう。
3-2.支払いまでの期間が長い
売掛金の支払いまでの期間が長いことが原因で利用を断られる場合があります。
支払期日が遠いと、その間に災害・経営悪化・不祥事など売掛金が回収できなくなる不測の事態が起こる可能性があるためです。
目安として、売掛金支払日までの期間は長くても2か月程度で、それ以上長い期間になると審査のハードルが上がると考えたほうがよいでしょう。
ファクタリング会社にとっては、買い取った売掛金の支払いが先になればなるほど、回収リスクが高まってしまいます。
そのため、ファクタリングの審査では売掛金の支払期日が近いほど有利になります。
3-3.二重譲渡の疑いがある
二重譲渡とは、1つの債権を異なる2つ以上のファクタリング会社に買い取らせ、複数社から不正に資金を受け取ることです。
二重譲渡の疑いがあると、ファクタリングの審査には通りません。
二重譲渡は違法行為です。
仮に審査に通ったとしても、売掛金を回収する段階になれば虚偽が発覚し、刑事告訴の対象になる可能性があります。
罪に問われれば社会的な信用が失墜し、事業も継続できなくなるでしょう。
二重譲渡は決して行わないようにしてください。
二重譲渡について詳しくは「ファクタリングで二重譲渡をしたら犯罪!?発覚したときの最悪のケースは?」の記事をご覧ください。
3-4.譲渡禁止特約が付いている
譲渡禁止特約とは、債権譲渡を禁止する契約です。
売掛先と交わした契約書に譲渡禁止特約の記載がある場合は、ファクタリングの審査で断られる可能性が高くなります。
2020年の民法改正により、譲渡禁止特約が付いている売掛金でも法律上は譲渡が可能となりました。
しかし、ファクタリング会社が譲渡禁止特約の存在を知っていた場合などでは、売掛先はファクタリング会社に対して支払いを拒むことができます。
こうした背景から、トラブルを懸念するファクタリング会社が譲渡禁止特約の付いた売掛金を避けるケースがあるのです。
そもそも売掛先が譲渡禁止特約を付ける主な理由は、支払先の変更を防ぐためです。
支払先が変わると手続きが複雑になるのに加え、万が一支払先が反社会勢力であるとコンプライアンス違反が懸念されます。
売掛先の承諾を得られれば譲渡禁止特約が付いていても問題なく譲渡可能ですが、基本的に承諾するケースは少ないと考えられるでしょう。
3-5.売掛金の存在が確認できない
売掛金の存在そのものが確認できない場合も、ファクタリングの審査に通りません。
具体的には「売掛先が事業活動している実態を確認できない」「売掛先の売上に対して売掛金の金額が高すぎる」といったケースでは売掛金の不存在を疑われる可能性が高いと認識しておきましょう。
ファクタリングで犯罪行為となるケースについて詳しくは「ファクタリングで詐欺になるケースとは?トラブルにならないための対策も解説」の記事をご覧ください。
3-6.売掛金の額面の金額が低い
売掛金の額面の金額が低いと、ファクタリング会社の採算の問題から審査に通らない可能性があります。
一般的に、ファクタリング会社の手数料は「額面金額の〇%」といった形で決められています。
額面金額が低いと手数料の額も低くなるので、場合によってはファクタリング会社が採算割れを起こしてしまうのです。
こうした理由から、売掛金の金額が低すぎると買い取りの優先度が下がり、審査に落ちてしまうことも少なくありません。
買取可能額もファクタリング会社によって異なるため、少額から買取可能な会社や上限・下限を設けていないファクタリング会社を選定しましょう。
4.ファクタリングの審査で落ちる理由③:利用者に問題がある
利用者に以下のような問題があると、ファクタリングの審査に落ちる可能性があります。
自社に当てはまる項目がないか確認してみましょう。
4-1.利用者の人柄に問題があり信頼できない
ファクタリング会社は、利用者が信頼できる人物かどうかもチェックしています。
不誠実な態度を取ったり、回答内容に矛盾があったり、要求された書類の提出が遅れたりするような利用者は、人間性の問題から後のトラブルを懸念して取引を断られてしまいます。
4-2.利用者と売掛先の取引歴が浅い
売掛先との取引実績が不足していると、信頼性が低いと考えられ、審査で利用を断られる原因になります。
ファクタリング会社は、利用者と売掛先が結託して行う犯罪を防ぐために、取引期間を注視しているのです。
4-3.利用者が個人事業主である
個人事業主の売掛先は中小零細企業や個人事業主であることが多く、支払期日の遅延や倒産による売掛金未回収のリスクが大きくなります。
ファクタリング会社はこれらのリスクを回避する傾向にあるため、個人事業主の利用者は審査で断られる可能性があります。
個人事業主の利用について詳しくは「ファクタリングを個人事業主が利用できる3つのケースとおすすめ8選」の記事をご覧ください。
4-4.利用者の財務状況が著しく悪化している
特に2者間ファクタリングでは、審査で利用者の財務状況が重視される場合があります。
その理由は、利用者自身が売掛金を回収し、ファクタリング会社へ送金する必要があるためです。
審査基準はファクタリング会社によるものの、財務状況が著しく悪化していると審査で不利になるおそれがあります。
4-5.利用者の提出書類に不備がある
審査に必要な書類が不足していたり、書類の内容が信ぴょう性に欠けていたりすると、利用者や売掛先の信用度が低下して審査に通らない可能性が高くなります。
必要書類はファクタリング会社によって異なるため、申し込み前に確認が必要です。
5.ファクタリングの審査に通りやすくなるコツ
それでは、ファクタリングの審査に通るにはどのように対応すればよいのでしょうか。
ファクタリングの審査に通りやすくなるコツをご紹介します。
5-1.信用度が高い売掛金を利用する
ファクタリングでは、できるだけ信用度が高い売掛金を利用しましょう。
例えば、国・地方公共団体などの公的機関の売掛金や、上場企業の売掛金などを利用するのも一つの方法です。
売掛先の支払い能力が安定していると判断されると、審査に通りやすくなります。
5-2.支払いまでの期間が短い売掛金を利用する
ファクタリングを利用する際は、支払いまでの期間がなるべく短い売掛金を選びましょう。
売掛金支払日までの期間は長くても2か月程度を目安としてください。
それ以上の長い期間になると、審査のハードルが上がります。
5-3.ファクタリング会社に信頼されるような態度を心がける
ファクタリング会社とのやり取りでは、丁寧で矛盾のない回答を心掛け、必要書類は期日を守って提出しましょう。
審査では利用者の人間性まで評価されていると意識し、ファクタリング会社との信頼関係の構築に務めることが大切です。
5-4.売掛金を証明する書類を準備する
審査では、売掛金を証明する重要な書類に不備がないよう、抜け漏れなく準備しましょう。
なお、売掛金を証明する書類を不要とするファクタリング会社は悪徳業者であるおそれがあるため注意が必要です。
悪徳業者との取引では「ファクタリングではなく融資を勧められる」「高額な手数料を請求される」といったトラブルが懸念されます。
悪徳業者について詳しくは「ファクタリング会社に悪徳業者はいる?手口の事例や見分け方を解説」の記事をご覧ください。
5-5.譲渡禁止特約が付いていない売掛金を利用する
ファクタリングでは基本的に譲渡禁止特約が付いていない売掛金を利用するのが望ましいでしょう。
譲渡禁止特約が付いている売掛金で申し込んで審査に通らなかったときは、改めて譲渡禁止特約が付いていない売掛金で申し込んでみるのも一つの手です。
5-6.複数のファクタリング会社に審査を申し込む
1社のファクタリング会社だけに申し込むよりも、複数社に申し込んだほうが審査に通過する可能性が高くなります。
ファクタリングの審査基準は会社によって異なるため、条件や担当者との相性などを比較しながら、3社~4社に審査を依頼するとよいでしょう。
5-7.適正な利用金額を設定する
ファクタリングの審査では、自社の売上規模やキャッシュフローのバランスを考慮して、適正な利用金額を設定することが大切です。
前述した通り、売上規模に対して売掛金の金額が高すぎると不正を疑われやすく、反対に売掛金の金額が低すぎると採算の問題から審査に通りにくい傾向にあります。
5-8.3者間ファクタリングを利用する
3者間ファクタリングは、売掛金の未回収リスクが少ないことから、比較的審査に通りやすい傾向にあります。
可能であれば3者間ファクタリングの利用を検討しましょう。
ファクタリングの契約には「2者間ファクタリング」と「3者間ファクタリング」の方法があります。
2者間ファクタリングは、利用者とファクタリング会社が2者間で契約するのが特徴です。
一方、3者間ファクタリングでは利用者・ファクタリング会社・売掛先の3者間で契約を行います。
売掛先が契約に関与することで直接売掛先の存在を確かめることができ、売掛金も売掛先から回収する仕組みのため、未回収リスクが低くなり審査に通過しやすくなります。
▼2者間、3者間ファクタリングについて詳しくは以下をご確認ください。
2者間ファクタリングとは?メリット・デメリットとやり方・注意点を解説
3者間ファクタリングとは?メリット・デメリットやおすすめの相談先、利用手順を解説
6.審査に通りやすいファクタリング会社の特徴
ファクタリングを利用する際は、審査に通りやすいファクタリング会社を選ぶのもポイントです。
自社が審査で有利になりやすいファクタリング会社を見極めて審査を依頼しましょう。
それぞれ見ていきましょう。
6-1.独立系のファクタリング会社を選ぶ
独立系ファクタリング会社は、比較的審査に通りやすい傾向にあります。
そもそも独立系ファクタリング会社とは、銀行や大手企業の子会社などが運営する以外の、独立的・専門的にファクタリングを行う会社のことです。
銀行・銀行グループ会社・上場企業などの大手企業のファクタリングと比べると、以下のような違いがあります。
銀行系などの大手企業のファクタリング | 独立系ファクタリング会社 |
---|---|
審査時に利用者(会社)から多くの情報を取得する | 売掛先の信用性が高ければ、利用者の情報は必要最低限しか求めない |
審査から入金までに時間がかかる(銀行系では1か月程度かかることもある) | 審査から入金まで多くの会社が即日、早いところでは数時間で請け負う |
リスクヘッジを大きく取るため審査のハードルが高い | 審査のハードルは一般的に低め |
一律の審査基準があり柔軟性がない | 一定の審査基準はあるが、利用者ごとに柔軟に対応できる |
大口の取引がメインで、少額での取引は扱わない | 少額からの取引を扱う会社が多い |
6-2. 実績の多いファクタリング会社を選ぶ
多くの法人や個人事業主が利用している、実績が豊富で優良なファクタリング会社なら、納得できる審査をしてもらえるでしょう。
ファクタリング会社の実績は、各サービスの公式サイトで公開されている場合があるため、依頼前に実績数をチェックしてみてください。
例えば「ビートレーディング」は累計買取額が1,300億円で、累計取引者数5.8万社以上の実績を誇ります。
お申し込み後の審査もスムーズですので、安心してご利用いただけます。
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6-3.個人事業主の場合は個人向けのファクタリング会社を選ぶ
個人事業主やフリーランスの方は、個人向けのファクタリング会社を選ぶのがおすすめです。
法人を対象とするファクタリング会社では、個人事業主やフリーランスが申し込んでも審査に通らない可能性が高いため注意しましょう。
信用度の高い売掛金を持っていれば、個人事業主やフリーランスでもファクタリングを利用できます。
取引可能額の下限・手数料・入金されるまでのスピードなどを比較して、希望に合う個人向けのファクタリング会社を選びましょう。
7.ファクタリングの審査で断られたときの対処法
ファクタリングの審査で断られてしまった場合には、どのように対処すればよいのでしょうか。
ここでは対処法を解説します。
7-1.別のファクタリング会社で審査を受ける
ファクタリングの審査で断られてしまったら、別のファクタリング会社でも審査を受けてみましょう。
1社目で審査に通らなかったとしても、ファクタリング会社によって審査基準は異なり、別のファクタリング会社の審査には通過するケースもあるため、諦めずに審査に申し込んでみてください。
例えば、ファクタリングで現金化(資金化)したい売掛金の金額が少ないのに、高額なファクタリングを扱うファクタリング会社に申し込んでいるケースでは、ミスマッチにより審査に通らない可能性が考えられます。
この場合、少額買取のニーズに対応したファクタリング会社を選ぶと審査に通る可能性が高くなります。
7-2.別の売掛金で審査を受ける
売掛先や売掛金が要因となってファクタリングの審査に落ちてしまうケースもあります。
そのため、審査で断られてしまったら、別の売掛先や売掛金でも審査を受けてみるとよいでしょう。
その際は、公的機関や大手企業の売掛金で審査を受けるほか、売掛先の財務状況や経営状況などをまとめた書類をファクタリング会社に提出する方法もあります。
自社でも売掛先の信用力を調査した上で、できるだけ信用度の高い売掛金を選ぶように心がけましょう。
7-3.電話や対面で相談してみる
ファクタリング会社の担当者と電話や対面で相談すると、審査基準にわずかに達していなくても、交渉次第で審査に通してもらえる可能性があります。
オンラインだけで審査が完結する、電話や面談でのヒアリングが不要なファクタリング会社は、AI審査を採用し即日資金調達できる利便性の高さがメリットです。
その一方で「利用者の人柄が伝わりにくい」「交渉ができない」というデメリットもあります。
完全オンライン対応のファクタリング会社の審査に通らなかった場合は、面談や電話での申し込みを受け付けているファクタリング会社を選ぶと良いでしょう。
8.ファクタリングの審査にかかる時間
ファクタリングの審査にはどれくらいの時間がかかるのでしょうか。
審査時間の目安や、審査時間を短くするポイントをお伝えします。
8-1.ファクタリングの審査時間の目安
ファクタリングの審査時間は、ファクタリング会社によって異なるものの、基本的に審査はスピーディーに行われる傾向にあります。
例えば「ビートレーディング」では、最短30分で審査が可能です。
それに対して、一般的な金融機関から融資を受ける方法では、審査に1か月程度かかります。
各ファクタリングサービスの公式サイトなどで審査時間を事前にチェックしてみてください。
ビートレーディングの審査時間、審査に必要な書類などについて詳しくは「ご利用の流れ」をご覧ください。
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8-2.ファクタリングの審査時間を短くするポイント
ファクタリングの審査時間を短くするには、まず必要書類を確実に揃えて、手続きの不備をなくすことが大切です。
また、オンラインで審査が完結するファクタリング会社なら、書類の郵送や対面での面談が不要でスピーディーに申請できるので、審査にかかる時間を短縮できます。
「ビートレーディング」では、会員サイトから必要書類をアップロードするだけで申請が完了し、審査も最短10分とよりスピーディーにファクタリングを利用できます。
このほかに、2者間ファクタリングでは売掛先から承認を得るプロセスがない分、3者間ファクタリングと比べて審査時間が短くなる傾向にあります。
ビートレーディングの会員サイトの利用について詳しくは「会員サイト詳細ページ」をご覧ください。
9.ファクタリングの審査に必要な書類
ファクタリングの審査に必要な書類は、ファクタリング会社によって異なります。
以下の一覧表では、一般的なファクタリングの審査時に提出を求められる主な書類をまとめました。
資金調達までスムーズに進めるために、必要最低限の書類を準備しておきましょう。
【ファクタリングの審査で求められる主な書類】
ファクタリングの審査で求められる主な書類 | |
登記簿謄本(法人) | 登記簿謄本は、法務局で管理している公の帳簿。 <取得方法> |
身分証明書 | 個人の場合はもちろん、法人の場合も代表者の身分証明書が <身分証明書となるもの(例)> |
確定申告書 | 個人事業主の業務確認のために、税務署の申告印のある (※)税務署の申告印のある確定申告書がない場合は、 |
通帳 | 入出金履歴から、売掛先との過去の取引や二重譲渡の可能性を |
売掛金を証明する資料 | 利用者と売掛先との取引内容・売掛金額・支払期日などを <売掛金(売掛債権)を証明する資料となるもの(例)> (※)売掛先と継続的な取引をしていて請求書や納品書などが |
事業を証明する資料 | 利用者がどのような事業を行っているかを証明するために必要。 <事業を証明する資料となるもの(例)> |
税金や保険関連の資料 | 税金や保険料の滞納がないことを証明するために必要。 <税金や保険関連の資料となるもの> (※)ただし、税金や保険料の滞納があったとしても |
ファクタリングの必要な書類について詳しくは「ファクタリングに必要な書類一覧|最短利用の流れまで徹底解説」の記事をご覧ください。
10.まとめ
審査に落ちてファクタリングを断られてしまった場合は、「売掛先」「売掛金」「利用者」のいずれかに問題があると考えられます。
本記事でご紹介した審査に通りやすくなるコツや、審査に通りやすいファクタリング会社の特徴を参考にしながら利用を検討してみましょう。
また、ファクタリングの利用を断られてしまったとしても、別のファクタリング会社なら審査に通るという可能性があります。諦めずに申し込んでみると良いでしょう。
2012年創業の「ビートレーディング」は、皆さまの高い信頼を得て、取引実績5.8万社以上、累計買取額1,300億円を達成しました(2024年3月時点)。
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※給料債権の買取りは実施しておりません
筑波大学大学院修士課程修了後、上場企業に勤務。不動産ファンドの運用・法務を担当した後、中小企業の事業再生や資金繰り支援を経験。その後弊社代表から直々の誘いを受け、株式会社ビートレーディングに入社。現在はマーケティング・法務・審査など会社の業務に幅広く携わる。
<保有資格>宅地建物取引士/貸金業務取扱主任者