見積依頼

東京で即日資金調達が可能なファクタリング会社20選!目的別に紹介

東京で即日資金調達が可能なファクタリング会社20選!目的別に紹介

ファクタリングの基礎知識

東京には、資金調達を即日で実現できるファクタリング会社が多くあります。

ただし、ファクタリング会社によって手数料や買取金額、申し込み方法、対応エリアはさまざまです。そのため、ファクタリング会社を選ぶ際は各社の特徴をよく比較した上で決めることが重要です。

この記事では、東京にあるおすすめのファクタリング会社20社をまとめて紹介します。

東京でファクタリングの利用を検討している場合は、ぜひ参考にしてください。

ファクタリングについて詳しくは「【図解】ファクタリングとは?仕組みや種類・注意点を簡単に解説!」の記事をご覧ください。

TVで紹介されました!ビートレーディングへのお問い合わせはこちら

目次

1.東京で即日資金調達が可能なファクタリング会社20選

東京で即日資金調達ができるファクタリング会社としては、どのような会社があるのでしょうか。ここでは、即日で資金調達が可能な都内のファクタリング会社を20社紹介します。

1-1.ビートレーディング

ビートレーディングは、東京をはじめ仙台・名古屋・大阪・福岡に支店があり、全国対応しているファクタリング会社です。取引実績は月間契約数1,000件以上となっており、累計買取金額は1,300億円を達成しています(2024年3月時点)。

オンラインでも契約できるため、スムーズに手続きを進められます。スピード審査を行っているため、最短2時間で資金調達を実現可能です。また、個人事業主の方も利用可能で、買取金額が無制限なので少額からでも申し込むことができます。見積りに必要な書類はメールやLINEでも提出できるので、利用しやすい点が特徴です。

入金までの時間最短2時間
契約方法オンライン、来社、訪問
手数料2者間ファクタリングの場合:4%~12%程度 
3者間ファクタリングの場合:2%~9%程度                           
買取金額下限・上限なし
対応エリア全国

1-2.ベストファクター

ベストファクターは、建設業や物流業の利用者が多いファクタリング会社です。年間の相談件数は8,455件年間の利用者数は1,079件となっています。柔軟な審査が可能で、平均買い取り率は92.2%です。個人事業主でも問題なく利用できます。

2者間ファクタリングと3者間ファクタリングの両方に対応しており、状況に応じて選択できます。手数料は2%からとなっており、業界最安水準です。Webや電話でも契約できるため、スムーズな手続きを実現できます。

入金までの時間最短24時間以内                                      
契約方法来社、訪問
手数料2%~
買取金額30万円から1億円まで
対応エリア全国

1-3.日本中小企業金融サポート機構

日本中小企業金融サポート機構は、一般社団法人として運営されており、関東財務局長及び関東経済産業局長が認定する経営革新等支援機関の一つです。資金調達方法の選択肢を増やし、日本の中小企業・個人事業主をサポートする目的でファクタリングのサービスを提供しています。手数料が1.5%~と低めに設定されているため、手数料が気になる方でも利用しやすいでしょう。個人事業主でも利用できます。

契約にはクラウドサインが導入されており、オンラインでの手続きができます。2者間ファクタリングと3者間ファクタリングのいずれかを選択可能です。書類を速やかに提出できれば審査もスピーディーに進み、最短30分で結果が通知されます。入金までにかかる時間は、最短3時間です。

入金までの時間最短3時間                                           
契約方法オンライン、来社、訪問
手数料1.5%~
買取金額下限・上限なし
対応エリア全国

1-4.QuQuMo(ククモ)

QuQuMo(ククモ)は、請求書と通帳があればファクタリングを利用できるサービスです。申し込み、見積り、契約などの手続きはすべてオンラインで完結するため、パソコンやスマートフォンから簡単に利用できます。申し込みから入金までは最短2時間となっており、スピーディーな資金調達を実現可能です。手数料も安いため、気軽に利用を検討できます。

QuQuMo(ククモ)が扱っているのは、2者間ファクタリングのみです。2者間ファクタリングなら、売掛先に知られずにファクタリングを利用できます。契約時はクラウドサインを利用するので、情報漏洩の心配もありません。

入金までの時間最短2時間                                   
契約方法オンライン
手数料1%~
買取金額下限・上限なし
対応エリア全国

1-5.ラボル

ラボルは、フリーランスや個人事業主のためのファクタリングを提供しているサービスです。東証プライムに上場している株式会社セレスの完全子会社である株式会社ラボルが運営しています。

ラボルのファクタリングは2者間ファクタリングです。フリーランスや個人事業主がクライアントに知られずに資金調達できます。独立したばかりのうちは資金繰りに悩む場面もありますが、ラボルなら独立直後でも利用可能です。また、初めて取引するクライアントの売掛債権であっても売却できます。業種や職種の制限もないため、フリーランスや個人事業主の強い味方といえるでしょう。

入金までの時間最短1時間                                    
契約方法オンライン
手数料10%~
買取金額1万円~
対応エリア全国

1-6.OLTA(オルタ)

OLTA(オルタ)は、提携銀行数No.1を誇るファクタリング会社です。累計10,000事業者が利用しており、累計申込金額は1,000億円を超えています。OLTA(オルタ)が扱っているのは2者間ファクタリングです。手続きはオンラインで完結し、対面の審査はありません。書類をオンラインでアップロードして提出する仕組みです。審査にはAIが活用されているため、手数料も安く抑えられています。

個人事業主でも利用可能です。ただし、開業届を提出しており、4か月以上の事業による入出金の実績が必要となります。

入金までの時間最短翌日                                        
契約方法オンライン
手数料2%~9%程度
買取金額下限・上限なし
対応エリア全国

1-7.GMO BtoB早払い

GMO BtoB早払いは、GMOグループが運営しているファクタリングサービスです。基本的にはオンラインで手続きできますが、希望すれば対面サポートも受けられます。ファクタリングの利用が初めてで不安な場合も、GMO BtoB早払いなら安心して利用できるでしょう。

GMO BtoB早払いが提供しているプランは、スポットタイプと継続タイプの2種類です。スポットタイプは都度利用のためのプランです。継続タイプは、1年間に2回以上の利用が想定されています。スポットタイプより手数料が低く設定されているため、複数回利用する予定なら継続タイプを選ぶのがおすすめです。

入金までの時間最短2営業日                                     
契約方法オンライン
手数料1%~
買取金額100万円~1億円
対応エリア全国

1-8.ペイトナーファクタリング

ペイトナーファクタリングは、フリーランスを対象としているファクタリングサービスです。やり取りはオンラインで完結し、最短10分で資金が振り込まれます。支払いサイクルが長くて生活費の捻出が難しい場合や、仕入れの資金が足りない場合などもすぐに請求書を資金化できます。多くのフリーランスから支持されており、累計申請件数は10万件を突破しています。

初めて利用する際の買取金額の上限は25万円までですが、取引実績に応じて最大100万円まで拡大可能です。買取金額の上限の拡大については、売掛先から売掛金を回収して送金を終えた際に判断されます。

入金までの時間最短10分                                       
契約方法オンライン
手数料10%
買取金額最大100万円程度(初回は25万円まで)
対応エリア全国

1-9.PAYTODAY

PAYTODAYは、最短30分でスピーディーに資金が振り込まれるファクタリングサービスです。法人でも個人でも利用できます。特に活用されているのは、ベンチャー企業、スタートアップ、地方中小企業、フリーランス、個人事業主などです。累計申込額は100億円を突破しています。

2者間ファクタリングによる買い取りになるため、売掛先にファクタリングの利用を知られる心配はありません。また、手続きはオンラインで完結します。審査はAIが行うため面談がなく、流れがスピーディーです。買取金額は10万円以上となっており、上限は設けられていません。

入金までの時間最短30分                                     
契約方法オンライン
手数料1%~9.5%
買取金額10万円~
対応エリア全国

1-10.いーばんく

いーばんくは、審査通過率90%以上のファクタリングサービスです。スピードプラン、ノーマルプラン、リーズナブルプランの3つが用意されており、契約方法や審査のスピードはプランによって異なります。状況に応じて最適なプランを選択しましょう。

スピードプランは2者間ファクタリングとなっており、審査にかかる時間は最短即日です。ノーマルプランは3者間ファクタリングを利用でき、審査には1日~3日かかります。リーズナブルプランも3者間ファクタリングで、審査にかかる期間は最短1週間程度です。リーズナブルプランのみ、限度額が最大50万円となっています。

入金までの時間最短即日                                       
契約方法オンライン
手数料4%~
買取金額最大2,000万円
対応エリア全国

1-11.みんなのファクタリング

みんなのファクタリングは、50万円までの比較的少額な売掛債権を対象としているファクタリングサービスです。法人でも利用できますが、特にフリーランスや個人事業主に向いています。

運営会社は毎日9時~19時まで営業しており、土日祝でも振込を依頼できます。請求書があれば申し込みが可能で、決算書や事業計画書などは不要です。債権登記も原則不要となっているため、急いで資金調達したい場合でも利用しやすいでしょう。

また、2者間ファクタリングに対応しているため、売掛先から承諾を得る必要はありません。売掛先に知らせることなく、ファクタリングを利用できます。

入金までの時間最短1時間                                        
契約方法オンライン
手数料8%~15%
買取金額1万円~50万円
対応エリア全国

1-12.AGビジネスサポート

AGビジネスサポートは、上場企業のアイフルのグループ企業が運営しているファクタリングサービスです。有名企業のサービスであるため、安心感があります。AGビジネスサポートでは、2者間ファクタリングと3者間ファクタリングの両方に対応しています。法人でも個人事業主でも利用可能です。申し込みフォームや電話で申し込みができるので、訪問の必要はありません。

必要書類が少ないため、資金が必要なときにすぐ利用可能です。手数料が安く、多くの事業者から支持を得ています。審査は独自の基準によって行われており、柔軟に対応してもらえる可能性もあります。

入金までの時間最短即日                                       
契約方法オンライン、郵送、来社、訪問
手数料8%~15%
買取金額1万円~50万円
対応エリア全国

1-13.株式会社No.1

株式会社No.1は、自社の課題の解決も視野に入れながら利用できるファクタリングサービスです。経営支援コンサルティングのサービスも提供しており、経営課題についても相談できます。

ファクタリングの契約をするには、最終確認やヒアリングのために来社または訪問による対面でのやり取りが必要です。スタッフとの会話を通し、細かい部分も確認しながら手続きを進められます。

株式会社No.1は、2者間ファクタリングと3者間ファクタリングの両方を取り扱っています。資金の受け渡しは、振込ではなく手渡しも選択可能です。振込の場合、契約が15時以降に完了した際は翌日以降に振り込まれます。

入金までの時間最短即日                                          
契約方法来社、訪問
手数料1%〜15%
買取金額10万円〜5,000万円
対応エリア全国

1-14.トップ・マネジメント

トップ・マネジメントは、創業13年のファクタリング会社です。総買取件数55,000件の実績があります。面談に約30分、契約に約30分で、契約後は速やかに資金を確保できます。着金は銀行振込だけでなく、手渡しも可能です。

ホームページには顔写真付きのスタッフ紹介も掲載されており、安心感があります。信頼関係を大切にしているため、ファクタリングについて不安をもっている人でも気軽な取引を実現しやすいでしょう。

入金までの時間最短即日                                        
契約方法オンライン、来社、訪問
手数料2者間ファクタリングの場合:3.5%~12.5%程度
3者間ファクタリングの場合:0.5%~3.5%程度
買取金額上限1億円
対応エリア全国

1-15.メンターキャピタル

メンターキャピタルは、東京都内での取引実績が年間200件を超えるファクタリングサービスです。相談件数が特に多く、他社に断られた場合でもファクタリングを利用できる可能性があります。顧客満足度は92%を誇っています。法人だけでなく、個人事業主も利用可能です。

契約方法は原則として来社か訪問ですが、希望すればオンラインでのやり取りにも対応しています。専任のスタッフが対応してくれるため、分からないことや不安なことを質問しながら手続きを進められるでしょう。柔軟な対応を行っているので、最適なプランを提案してもらえます。

入金までの時間最短即日                                      
契約方法オンライン、来社、訪問
手数料2%~
買取金額-
対応エリア全国

1-16.FREENANCE

FREENANCEは、GMOグループの子会社が運営するフリーランス向けのファクタリングサービスです。ファクタリング以外にも、屋号やペンネームでの口座開設やトラブルの補償などさまざまなサービスが提供されています。フリー、レギュラー、プレミアムの3つのプランが用意されており、求めるサービスの内容に応じて選択できます。

ファクタリングの手数料は、サービスを利用すればするほど安くなる仕組みです。手続きはオンラインで完結するため、いつでもどこでも利用できます。2者間ファクタリングを取り扱っており、ファクタリングを利用している事実をクライアントに知られる心配がありません。

入金までの時間最短即日                                   
契約方法オンライン
手数料3%~10%
買取金額1万円~25万円(会員登録直後)
対応エリア全国

1-17.マネーフォワードアーリーペイメント

マネ―フォワードアーリーペイメントは、東証プライムに上場しているマネーフォワードのグループ企業が運営するファクタリングサービスです。手数料は初回は2%~10%ですが、2回目以降は1%~10%となります。扱っているのは2者間ファクタリングであり、売掛先から承諾を得なくても利用できます。

ただし、合同会社や個人事業主の利用は受け付けていません。最低買取金額は50万円となっており、金額が50万円に満たない請求書を申請する場合は複数を組み合わせて50万円以上にする必要があります。

入金までの時間最短2日                                    
契約方法オンライン
手数料1%~10%
買取金額50万円から数億円まで
対応エリア全国

1-18.えんナビ

えんナビは、「中小企業からニッポンを元気にプロジェクト」に参画しているファクタリング会社です。手数料は見積りによって決定されます。査定は24時間365日受け付けているため、必要なときにすぐに見積りを依頼できます。えんナビの利用者は、建設業、運送業、人材派遣、製造業が中心です。

契約にかかる時間は約45分で、最短1日で請求書の資金化を実現できます。ファクタリングの契約方法は窓口や訪問が基本ですが、メール、電話、郵送などにも対応しています。状況に応じた柔軟な契約が可能です。

入金までの時間最短翌日                                  
契約方法来社、訪問
手数料-
買取金額50万円~5,000万円
対応エリア全国

1-19.三共サービス

三共サービスは、経営状況に応じたファクタリングを実行しています。三共サービスのファクタリングを一度利用しただけで経営状況が改善したケースもあります。対応しているのは法人のみで、個人事業主は利用できません

手数料が比較的安く、詳しい手数料についてはホームページ上からシミュレーションも可能です。また、三共サービスのファクタリングの契約では事務手数料も発生しますが、初回のみ無料となっています。

入金までの時間最短翌日                                        
契約方法来社、訪問
手数料2者間ファクタリングの場合:5%~8%程度
3者間ファクタリングの場合:1.5%~5%程度
買取金額50万円~3,000万円
対応エリア全国

1-20.SHIKIN+

SHIKIN+は、三菱UFJ銀行と Biz Forward が合弁で設立したファクタリングサービスです。設立にメガバンクが関与しているため、安心感があります。手数料は0.5%~となっており、審査によって実際の手数料が決まります。手数料以外の費用は一切かかりません。

手続きの際に口座連携を行うと、見積りの時間を短縮できたり手数料が下がったりするメリットがあります。手続きはオンラインで完結するため、スピーディーな資金調達を実現可能です。ただし、個人事業主からの申し込みは受け付けていません。

入金までの時間最短2日                                            
契約方法オンライン
手数料0.5%~
買取金額数万円から数億円まで
対応エリア全国

2.【目的別】東京でおすすめのファクタリング会社

目的によっても、最適なファクタリング会社は異なります。各社の特徴を踏まえたうえで、自社の目的に合致するファクタリング会社を選びましょう。ここでは、目的別に東京でおすすめのファクタリング会社を紹介します。

2-1.短時間で資金調達したい

東京には即日で売掛金(売掛債権)を資金化できるファクタリング会社が多く存在しますが、なかにはより短時間で資金調達したいというケースもあるでしょう。その場合は、申し込みから入金までのスピードを特に重視してファクタリング会社を選択する必要があります。

今回紹介したファクタリング会社のうち、短時間で資金調達できるのは以下の会社です。

・ビートレーディング
・QuQuMo
・ラボル
・ペイトナーファクタリング
・PAYTODAY
・みんなのファクタリング
・株式会社No.1
・トップ・マネジメント
など

いずれも必要なタイミングですぐに資金を確保できる点が特徴です。なお、短時間で資金調達するには書類をスムーズに提出する必要があります。事前にどのような書類がいるか確認して準備しておくと、最短での入金を実現しやすくなるでしょう。

ファクタリングの必要書類については「ファクタリングに必要な書類一覧|最短利用の流れまで徹底解説」の記事をご覧ください。

2-2.オンラインで手続きを完結したい

契約をより素早く済ませるには、オンラインで手続きを完結できるサービスを選ぶ必要があります。オンラインファクタリングに対応しているファクタリング会社が増えているため、選択肢が豊富です。オンラインで手続きできるファクタリング会社なら、店舗へ出向く時間を確保できなくても資金調達できます。

オンラインで手続きを完結できるファクタリング会社としておすすめなのは、以下の会社です。

・ビートレーディング
・OLTA(オルタ)
・PAYTODAY
・日本中小企業金融サポート機構
・QuQuMo
・ラボル
など

いずれも対面不要で契約でき、スピーディーな入金に対応しています。手間をかけずにファクタリングの契約を済ませ、スムーズな資金調達を実現しましょう。

オンラインファクタリングについて詳しくは「オンラインファクタリングとは?メリット・デメリットと注意点を解説」の記事をご覧ください。

2-3.手数料を安く抑えたい

ファクタリングの手数料は、利用するファクタリング会社がそれぞれ独自に設定しています。また、申し込む売掛債権の額面金額によっても見積りの結果は異なるでしょう。

さらに、2者間ファクタリングと3者間ファクタリングのどちらを選択するかによっても、手数料は変化します。手数料の相場は、2者間ファクタリングで8%~18%程度3者間ファクタリングで2%~9%程度です。相場と比較し、なるべく手数料を安く抑えられるサービスを選びましょう。

手数料が安いファクタリング会社をあげると、以下のとおりです。

・ビートレーディング
・QuQuMo
・ベストファクター
・日本中小企業金融サポート機構
・AGビジネスサポート
・株式会社No.1
・トップ・マネジメント
など

サービスの内容が自社に合うかどうかも考慮しながら、契約するファクタリング会社を決定しましょう。

ファクタリングの手数料について詳しくは「ファクタリング手数料相場は?高くなる理由と手数料の決まり方」の記事をご覧ください。

2-4.個人事業主として利用したい

個人事業主でもファクタリングの利用は可能です。売掛先の信用力が高ければ、問題なく審査に通過できます。ファクタリングの審査では売掛先に関する情報が重視されるため、個人事業主にとって利用しやすい資金調達の方法だといえるでしょう。

なかには個人事業主は利用不可としているファクタリング会社も存在しますが、法人も個人事業主も利用できるサービスや個人事業主に特化しているサービスも多くあります。個人事業主が利用できるファクタリング会社を例示すると、以下のとおりです。

・ビートレーディング
・日本中小企業サポート機構
・ベストファクター
・OLTA(オルタ)
・みんなのファクタリング
・AGビジネスサポート
・メンターキャピタル
・FREENANCE
など

それぞれ手数料や買取金額に違いがあるため、状況に適しているサービスを選んでください。

個人事業主のファクタリング利用について詳しくは「ファクタリングを個人事業主が利用できる3つのケースとおすすめ8選」の記事をご覧ください。

3.ファクタリングで資金調達できる仕組みとは

ファクタリングでの資金調達には、2者間ファクタリングと3者間ファクタリングの2種類の契約方法があります。それぞれ仕組みが異なるため、ファクタリングを利用する前に違いをしっかり理解しておきましょう。ここでは、2者間ファクタリングと3者間ファクタリングの仕組みを解説します。

3-1.2者間ファクタリング

2者間ファクタリングとは、利用者とファクタリング会社の2者のみで契約する方法です。契約の際に売掛先から承諾を得る必要はなく、ファクタリングを利用する事実を売掛先に知られずに利用することができます。

2者間ファクタリングの場合、契約後は利用者が売掛金をファクタリング会社へ売却します。その売却代金として資金を得る仕組みです。支払期日を迎えれば売掛先から利用者へ売掛金が振り込まれるため、入金を確認したら直ちにファクタリング会社へ送金する必要があります。

2者間ファクタリングは利用者とファクタリング会社の合意によりすぐ契約でき、スピーディーな資金調達を実現可能です。ただし、一般的な手数料の相場は、3者間ファクタリングよりも高くなっています。

2者間ファクタリングについて詳しくは、「2者間ファクタリングとは?メリット・デメリットとやり方・注意点を解説」の記事をご覧ください。

3-2.3者間ファクタリング

3者間ファクタリングとは、利用者、ファクタリング会社、売掛先の3者で契約する方法です。ファクタリングの契約を締結するには、売掛先からも承諾を得る必要があります。

3者間ファクタリングの場合も、契約後に利用者が売掛金をファクタリング会社へ売却すると、その売却代金として資金を得られます。2者間ファクタリングと異なるのは、支払期日には売掛先からファクタリング会社へ売掛金が支払われる点です。

3者間ファクタリングはファクタリング会社が売掛先に売掛金の存在等を確認できるため、ファクタリング会社からすると2者間ファクタリングよりも安全な契約方法だといえます。よって、一般的な手数料の相場は、2者間ファクタリングよりも低めに設定されています。

3者間ファクタリングについて詳しくは、「3者間ファクタリングとは?メリット・デメリットやおすすめの相談先、利用手順を解説」の記事をご覧ください。

4.ファクタリングの利用がおすすめのケース

ファクタリングの利用がおすすめなのは、資金調達を希望しているものの、金融機関から融資が受けられないケースなどです。ファクタリングの審査で特に重視されるのは売掛先の信用力であるため、利用者となる企業の業績が芳しくない状況でも利用できる可能性は十分あります。

業績が悪化していれば、資金繰りが困難になってすぐに資金を確保しなければならない場合が多いでしょう。しかし、売掛金があっても入金までの期間が長い場合も少なくありません。ファクタリングは売掛金の売却により資金を得る方法であるため、必要な資金をすぐに確保できます。資金繰りが苦しく、金融機関からの融資も受けられないなら、ファクタリングをうまく活用しましょう

5.ファクタリングで資金調達するメリット

ファクタリングは融資とは異なる資金調達法であり、さまざまなメリットがあります。ここでは、ファクタリングには具体的にどのようなメリットがあるのか説明します。

ファクタリングと融資の違いについて詳しくは「ファクタリングと融資の違いを解説!比較してわかるメリット・デメリット」の記事をご覧ください。

5-1.申し込みから入金までがスムーズ

ファクタリングは申し込みから入金までにかかる期間が短く、スピーディーな資金調達を実現できます。すでに触れたとおり、ファクタリングの審査において重要なのは売掛先の信用力です。売掛先の信用力が高い場合、審査も円滑に進みます。

また、特に2者間ファクタリングなら、即日での資金調達も可能です。2者間ファクタリングは売掛先から承諾を得る必要がないため、利用者とファクタリング会社の間で合意すればすぐに売掛金を売却できるからです。

たとえば、何らかの事情により急にまとまった資金が必要になったとしても、ファクタリングを利用するとすぐに資金を用意できる可能性があります。

5-2.2者間ファクタリングなら売掛先に知られない

2者間ファクタリングの場合、ファクタリングを利用する事実を売掛先に知られずに済むというメリットがあります。

ファクタリングを利用したいという自社の意向が売掛先に知られると、売掛金の支払期日を待てないほど資金繰りが厳しい状況であると心配される可能性があります。実際には経営上の問題がないとしても、売掛先に不安を与える原因になる恐れがあるため、注意が必要です。

2者間ファクタリングなら売掛先にファクタリングの利用について知らせる必要がなく、売掛先に余計な心配をかけずに資金調達を実現できます。普段の取引にも影響が出にくいので、2者間ファクタリングは特におすすめの資金調達の方法だといえます。

5-3.借り入れを増やさずに資金調達できる

ファクタリングは、売掛金の売却により売掛金を早期に回収する方法です。ファクタリングは借り入れとは異なるため、資金調達しても借入額は増えません。会計上も不利にならず、必要な資金を確保できます。

特に、将来的に金融機関から融資を受けたいと考えているなら、一時的な資金調達の方法としてファクタリングは有効です。借入額が多いと融資の審査に落ちる可能性が高くなります。しかし、ファクタリングを利用しても借入額は増えないため、融資の審査の際に問題視されずに済みます。長期的な資金調達の計画についても考慮すれば、ファクタリングを有効利用するのがおすすめです。

5-4.業績が悪化していても利用できる

ファクタリングは、利用者となる企業の業績が悪化している場合でも利用できる可能性があります。すでに触れているとおり、ファクタリングの審査で特にチェックされるのは売掛先の信用力です。売掛先の信用力が高ければ、利用者となる企業の業績が悪化している状況でもファクタリングによる売掛金の売却を実現できます。

融資を希望する場合、利用者となる企業の信用力が問われます。審査では利用者となる企業の経営状態が重視され、業績が悪化していれば審査に通らない可能性が高いでしょう。ファクタリングなら審査の結果に自社の経営状況はあまり影響しないため、業績が悪化していても必要な資金を確保しやすくなっています

5-5.売掛債権の貸し倒れリスクを避けられる

基本的に、ファクタリングでは償還請求権が設定されません。そのため、貸し倒れのリスクを避けて資金を調達できます。償還請求権とは、ファクタリングを利用して資金調達をした後に売掛金を回収できなかった場合、ファクタリング会社が利用者に対して売掛金の金額を請求できる権利です。

通常は償還請求権が設定されないため、売掛金が回収できなくなっても利用者がファクタリング会社に対して責任をとる必要はありません。ファクタリングで売掛金を売却すれば、たとえ資金調達後に売掛先が倒産しても利用者は貸し倒れを回避できます。

売掛債権が発生してから実際に売掛金が支払われるまでの期間が長いケースもありますが、ファクタリングで早期に資金化すると未回収により発生するリスクも防止できるでしょう。

償還請求権について詳しくは「償還請求権とは?意味や使い方、注意点を初心者にわかりやすく解説」の記事をご覧ください。

6.ファクタリングで資金調達する際の注意点

ファクタリングで資金調達する場合、気をつけたいこともあります。ここでは、ファクタリングの具体的な注意点について解説します。

6-1.複数の会社で見積りを取って比較してみる

各ファクタリング会社は大まかな手数料を公表しているものの、実際に手数料がいくらかかるかは状況によって異なります。手数料に影響する要因は、売掛先の信用力、ファクタリングを利用する売掛債権の金額、支払期日などさまざまです。

そのため、自社がファクタリングを利用する際の手数料を具体的に把握するには、ファクタリング会社に依頼して見積りをとる必要があります。ファクタリング会社によって手数料の基準や計算方法は異なるため、複数社から見積りをとって比較しましょう。比較する際は手数料の安さだけでなく、サービスの内容も含めて判断することが大切です。最も納得でき、安心して契約できそうな会社を選んでください。

6-2.3者間ファクタリングは売掛先に通知する必要がある

3者間ファクタリングの利用は、2者間ファクタリングよりもさらに慎重に判断する必要があります。3者間ファクタリングを利用するには、必ず売掛先から承諾を得なければならないからです。利用者、ファクタリング会社、売掛先の3者で契約を交わすため、売掛先にもファクタリングの利用を認めてもらう必要があります。

売掛先から承諾を得るにはやり取りや説明に時間がかかるため、3者間ファクタリングは2者間ファクタリングよりも資金を確保できるまでの期間が長くなる傾向です。また、売掛先に自社がファクタリングを利用しようとしている事実を知られるため、今後の取引に対して不安を与える恐れもあります。3者間ファクタリングは手数料が安いものの、利用についてはよく検討しましょう。

6-3.2者間ファクタリングでは売掛金の回収は利用者が行う

2者間ファクタリングの契約には売掛先が関与しておらず、売掛金が売却された事実を知らせる必要がありません。売掛金は売掛先からファクタリングの利用者へ振り込まれるため、利用者は入金を確認次第、ファクタリング会社へ送金する必要があります。

売掛先から振り込まれた資金は、一括での送金が基本です。自社に振り込まれたからといって利用者がその資金を使ってはいけないため、注意しましょう。万が一、売掛先から振り込まれた資金を使い込んだ場合、それ以降ファクタリングを利用できなくなるだけでなく、横領罪に問われる可能性もあります。売掛金を回収したら支払期日までに必ずファクタリング会社へ送金し、トラブルにつながらないようにしましょう。

6-4.売掛先の信用力によっては利用できないこともある

何度も触れているとおり、ファクタリングの審査で特に重視されるのは売掛先の信用力です。自社の信用力が低くても、売掛先の信用力が高ければファクタリングを利用できます。ただし、売掛先の経営状態が悪化して信用力が低くなっていれば、ファクタリングを利用できません。

また、ファクタリングの利用者と売掛先の取引実績が少ない場合、売掛金を回収できるか判断できないため、審査に通らない可能性があります。さらに、一般的に個人事業主は法人よりも信用力が低いと評価されるので、売掛先が個人事業主である売掛債権もファクタリングで譲渡できないケースが多いでしょう。

ファクタリングで資金調達を目指すなら、なるべく信用力が高い売掛先を選びましょう。

6-5.審査に必要な書類を確認する

ファクタリングを利用するには、審査のためにさまざまな書類が必要です。提出を求められる書類の種類はファクタリング会社によっても異なるため、よく確認しましょう。一般的には、以下の書類の提出を求められます。

・請求書、発注書、納品書、契約書など
・商業登記簿謄本
・身分証明書
・決算書または確定申告書
・印鑑証明書
・通帳のコピー
・基本契約書

よりスムーズにファクタリングを利用するには、事前に必要な書類を確認していつでも提出できるよう準備を整えておくとよいでしょう。書類がそろえば直ちに審査が行われるため、ファクタリング会社によっては数時間で資金調達を実現できる可能性があります。

ファクタリングの審査について詳しくは「ファクタリングの審査に通らない原因は?審査に通る5つのポイント」の記事をご覧ください。

7.まとめ

東京には数多くのファクタリング会社が存在します。ただし、申し込みから入金までのスピード、手数料、サポートの内容などはそれぞれ異なります。ファクタリングの仕組みや手数料の相場とともに、メリットや注意点などもきちんと把握し、自社に合うファクタリング会社を見極めましょう。

ビートレーディングではWebフォーム、電話、メール、LINEといった幅広い方法で見積りに対応しています。見積りに必要な書類は、売掛先からの入金が確認できる通帳のコピーと売掛債権に関する資料の2点のみです。見積りに費用はかからず、個人事業主でも利用可能です。

急な資金調達が必要になった場合は、ぜひビートレーディングにご相談ください。

TVで紹介されました!ビートレーディングへのお問い合わせはこちら
株式会社ビートレ―ディングのロゴ

監修者

株式会社ビートレーディング 編集部編集長

筑波大学大学院修士課程修了後、上場企業に勤務。不動産ファンドの運用・法務を担当した後、中小企業の事業再生や資金繰り支援を経験。その後弊社代表から直々の誘いを受け、株式会社ビートレーディングに入社。現在はマーケティング・法務・審査など会社の業務に幅広く携わる。

<保有資格>宅地建物取引士/貸金業務取扱主任者