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ファクタリングと融資の違いを解説!比較してわかるメリット・デメリット

ファクタリングと融資の違いを解説!比較してわかるメリット・デメリット

ファクタリングの基礎知識

「ファクタリングって融資なの?」
「ファクタリングと融資ってどう違うの?」

このようにファクタリングは融資と同じではないのか?と思っている人は多いでしょう。

結論からお伝えすると、ファクタリングは融資とは全く違う金融サービスです。

ファクタリングとは、企業(利用者)が保有している売掛金をファクタリングサービスへ売却して早期資金化する金融サービスです。

ファクタリングとは

ファクタリングとは、企業(債権者)が保有している売掛金(売掛債権)をファクタリング会社へ売却することにより、本来1か月~2か月ほどかかる入金サイトよりも早く売掛金を資金化する金融サービス

ファクタリングを利用するにあたって手数料が発生しますが、融資と比べると入金までのスピードが格段に早く、信用情報に記録が残る心配もありません。

そのため、売掛先の入金期日より先に資金が必要な場合や、急いで資金調達をしたい場合には打ってつけのサービスです。

今まで資金調達は融資をメインで利用してきた人にとって、ファクタリングと融資はどのように違うサービスなのかが気になるポイントですよね。

ファクタリングと融資の違いは以下のとおりです。

  ファクタリング  融資
 審査対象 売掛先 自分・企業
 審査調達までの期間 即日~3日 1週間~数か月
 金利・手数料  2者間:8%~18%
 3者間:2%~9%
 通常融資:2%~6%
 ビジネスローン:2%~15%
 審査 信用重視 財務内容重視
 返済・支払期間 1か月~2か月 1か月~10年
 返済・支払方法 一括・分割
・期間一括
・残高スライドなど
 会計上の分類 負債には計上しない 負債
 資金調達できる金額 売掛債権の金額が上限 信用力によっては上限なし

このようにファクタリングと融資には様々な違いがあり、資金調達が必要な状況やタイミングによってはファクタリングがおすすめの場合とファクタリングがデメリットになる場合があります。

このポイントを抑えておかないと、のちのち資金繰りが大変になってしまうことがあるので資金調達をどのように行うのかは状況に合わせて判断することがとても重要となります。

そこでこの記事では下記の内容を詳しく解説します。

本記事のポイント

・ファクタリングの種類・特徴
・融資の種類・特徴
・ファクタリングと融資の違い
・融資と比較したファクタリングのメリット・デメリット
・ファクタリング利用がおすすめな状況
・融資利用がおすすめな状況
・ファクタリングの利用手順
・ファクタリングを利用する際のポイント

最後まで読み進めていただくとファクタリングと融資の種類や特徴、違いを理解でき、資金調達をどの方法で行うと良いかの判断するためのヒントが見つかります。

また、ファクタリングを利用する際のポイントも理解できるため、ファクタリングの利用を検討している場合は参考にしてください。

融資とファクタリングの違いを理解するために「ファクタリング」の基礎知識の記事も併せてご覧ください。

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目次

1.ファクタリングは融資ではない!

指でばつを作る女性

冒頭でお伝えしたとおり、ファクタリングは融資と同じようなサービスだと思っている人も多くいますが、ファクタリングは融資と全く違う金融サービスです。

それぞれどのような違いがあるのかというと、

融資は金融機関から一定期間の間、お金を借り入れることですが、ファクタリングは企業(債権者)が保有している売掛債権(売掛金)と呼ばれる権利をファクタリング会社へ売却し資金化することです。

ファクタリング
ファクタリング会社に売掛債権(売掛金)を売却して資金化する
融資
金融機関から一定期間お金を借り入れる

具体的にそれぞれどのようなサービスに違いがあるのか詳しくみていきましょう。

1-1.融資は「お金を借り入れるサービス」

融資とは、銀行や金融機関から一定期間の間、お金を借り入れることを言います。

融資の仕組み 図

融資を受けるためには、必ず審査が必要となります。

書類の準備や融資面談などが必要となり、審査結果がでるまでに1か月〜3か月ほどかかります。

また、融資は担保として不動産や保証人が必要となることが一般的です。

しかし、融資の場合は政府の政策金利が低いことから低金利で借り入れることが可能で、担保や保証人を付けることで高額融資を受けられる可能性もあります。

融資を受けられるかどうかは審査によりますが、設備投資などまとまった資金が必要な場合には頼れるサービスです。

【融資の特徴】
・審査に1~3か月ほど時間がかかる
・担保や保証人が必要な場合が多い
・低金利で借り入れることが可能

1-2.ファクタリングは「売掛債権(売掛金)を売却して資金化するサービス」

ファクタリングは、企業(利用者)が保有する売掛債権(売掛金)と呼ばれる商品やサービスを提供した対価として代金を受け取る権利をファクタリング会社に買い取ってもらうサービスです。

利用者は売掛債権(売掛金)を売却し、ファクタリング会社は買取代金を利用者に振り込むことで、利用者は資金を得ることができます。

これによって利用者は本来の売掛金の入金日よりも早く代金を受け取ることができます。

ファクタリングの仕組み 図

このようにファクタリングは、「売掛債権(売掛金)の売買」であって「融資」ではありません。

そのため、融資とは違い信用情報に影響はなく、売掛債権(売掛金)を保有していれば赤字や社会保険・税金の滞納があっても利用することができます。

また、融資とは違い審査に時間がかからないため、最短即日〜3日程度で資金調達できるのもファクタリングの特徴のひとつです。

【ファクタリングの特徴】
・信用情報に影響がない
・赤字や税金滞納があっても利用可能
・最短即日~3日程度で資金調達が可能

2.ファクタリングと融資の種類や特徴を比較

粘土で作られた資金調達と書かれた看板とコインを持ち上げる人の人形

ファクタリングと融資には、大きく分けて2つの種類があります。ファクタリングと融資の種類と特徴を表にまとめました。

  ファクタリング 融資
 買取型 保証型 公的融資 民間融資
 利用目的 資金調達 売掛金の貸し倒れ
 リスク軽減
 資金調達 資金調達
 申込先 ファクタリング会社 ファクタリング会社 国や自治体が関わっている金融機関・銀行
・信用金庫
・消費者金融など
 特徴

・売掛債権(売掛金)の
    早期資金化が可能
・売掛先の信用力が重視
   される

・売掛金が回収できな
   かった場合に備えられる
・低金利
・連帯保証人が不要
    の場合もある
・融資を受ける企業
   の信用力が重視される

・消費者金融の利息
    は高め

ひとつずつ詳しくみていきましょう。

2-1.ファクタリングの種類・特徴

ファクタリングには、主に買取型ファクタリング保証型ファクタリングがあります。ここでは、それぞれのファクタリングについて詳しく解説します。

2-1-1.買取型ファクタリング

買取型ファクタリングとは、売掛債権(売掛金)を早期に資金化することを目的としたファクタリングサービスです。一般的にファクタリングで資金調達する場合は、買取型ファクタリングを指します。

買取型ファクタリングは、利用者とファクタリング会社で契約する「2者間ファクタリングと」と、利用者と売掛先、ファクタリング会社で契約する「3者間ファクタリング」があります。

一般的に、2者間ファクタリングの方が資金化までの期間が短い傾向です。3者間ファクタリングでは、売掛先の合意も必要になるため2者間ファクタリングよりは時間がかかってしまいます。

買取型ファクタリングの審査は、売掛先の信用力が重視されるという特徴があります。そのため、自社が赤字に陥っていたとしても売掛先の信用力が高い場合には、ファクタリングを利用できる可能性があるのです。

2者間ファクタリングについて詳しくは「2者間ファクタリングとは?メリット・デメリットとやり方・注意点を解説

3者間ファクタリングについて詳しくは「3者間ファクタリングとは?メリット・デメリットやおすすめの相談先、利用手順を解説」の記事をご覧ください。

2-1-2.保証型ファクタリング

保証型ファクタリングとは、売掛先が倒産するなどして売掛金が回収できなくなった場合に備えて利用するファクタリングサービスです。資金調達を目的とする買取型ファクタリングとは異なり、売掛金の貸し倒れリスクを軽減する目的で利用されます。

売掛金が回収できない場合、自社の事業に大きな影響を及ぼしかねません。最悪の場合には、廃業まで追い込まれる可能性もあるでしょう。保証型ファクタリングを利用することで、このようなリスクを最小限に抑えることができます。

保証型ファクタリングでは、売掛先が倒産するなどして売掛金が回収できなかった場合、ファクタリング会社から利用者に対して売掛金相当額が支払われる仕組みです。

「はじめて取引する企業で信用面に不安がある」「売掛先の経営者が交代して不安がある」「取引量の拡大のために相手の信用力いついて知りたい」といった場合に、保証型ファクタリングの利用が効果的です。

保証型ファクタリングについて詳しくは、「保証ファクタリングとは?買取型との違いやメリット・デメリットを解説」の記事をご覧ください。

2-2.融資の種類・特徴

融資にも様々な種類があり、それぞれに特徴が異なります。ここでは、公的融資と民間融資に分けて、それぞれの特徴を解説します。

2-2-1.公的融資

公的融資とは、国や自治体などの公的機関が関わっている金融機関から資金を借り入れる資金調達方法です。

代表的な例としては、政府系金融機関である「日本政策金融公庫」からの融資が挙げられます。連帯保証人が不要で、金利が低めに設定されていることが特徴です。そのため、創業時の資金調達や創業して間もない時期の資金調達方法などでよく使われており、広く活用されています。

創業時に利用しやすい融資としては、地方自治体による制度融資も挙げられます。自治体から直接融資を受けるのではなく、窓口は銀行になります。銀行は信用保証協会の保証を付けて融資を実行し、自治体は保証料を補助することで利用者の負担を軽減する仕組みです。

窓口は銀行になっていますが、信用保証協会の保証を受けて融資を行うため、審査を通過しやすい傾向にあります。また、金利が低めに設定されているため、借り入れにかかるコストを抑えることも可能です。ただし、代表者の連帯保証は必要になります。

2-2-2.民間融資

民間融資とは、銀行や信用金庫、消費者金融などといった民間の金融機関から資金を借り入れる資金調達方法です。

民間融資で大口の資金を借り入れたい場合は、プロパー融資が向いています。プロパー融資とは、銀行が自らの資金で直接企業へ融資するものです。プロパー融資には信用保証が不要ですが、銀行から信用されている企業である必要があります。

プロパー融資は、銀行からの信用があれば低い金利で融資を受けられることがメリットです。しかし、創業したばかりなどの信用力があまりない状況では審査に通りにくく、利用できるケースは少ないでしょう。

一方、ノンバンクと呼ばれる消費者金融からの借り入れは、銀行や信用金庫よりも審査のハードルが低めです。そのため、急いで資金調達したいという場合にも対応してもらえる可能性があるでしょう。

ただし、銀行や信用金庫よりも利息が高めに設定されています。長く借りているとその分支払う利息も多くなるため、長期間の借り入れには不向きです。

融資の種類・特徴について詳しくは「【2023年最新】事業資金の融資主要5つ|失敗しない借り方も解説」の記事をご覧ください。

3.ファクタリングと融資の8つの違い

ファクタリングと融資の7つの違い

前述したとおり、ファクタリングは「売掛債権(売掛金)の売買」であって「融資」ではありません。また、ファクタリングと融資にはそれぞれ種類があり、特徴も異なります。

ファクタリングと融資ではサービス内容が大きく違いがあるため、しっかりと把握しておきましょう。

ファクタリングと融資の違いを下記、8つに分けて紹介します。

  ファクタリング  融資
 審査対象 売掛先 自分・企業
 審査調達までの期間 即日~3日 1週間~数か月
 金利・手数料  2者間:8%~18%
 3者間:2%~9%
 通常融資:2%~6%
 ビジネスローン:2%~15%
 審査 信用重視 財務内容重視
 返済・支払期間 1か月~2か月 1か月~10年
 返済・支払方法 一括・分割
・期間一括
・残高スライドなど
 会計上の分類 負債には計上しない 負債
 資金調達できる金額 売掛債権の金額が上限 信用力によっては上限なし

ひとつずつ詳しくみていきましょう。

3-1.【ファクタリングと融資の違い①】審査対象

まず、ファクタリングと融資では審査の対象が違います。

ファクタリング
売掛先
融資
自分・企業

ファクタリングも融資も「信用」による契約となるため、必ず審査があります。

融資の場合は、個人事業主であれば融資を受ける「自分」、企業であれば融資を受ける「企業」が審査の対象となります。

審査内容は、借りた金額に対して返済能力はあるのか、複数の借入先があるのか、どれくらい返済が残っているのかなど、自分の財務状況について深くまでじっくりと審査が入ります。

一方でファクタリングの場合は、売掛先(自分の取引先)が審査対象となります。

ファクタリング会社は売掛金を受け取る権利を買い取ります。

そのため、その買い取った売掛金がきちんと受け取れるかを審査します。

つまり、売掛先の経営がしっかりしていれば自身の資金繰りや自社の経営状態が悪くても資金調達が可能となるのです。

3-2.【ファクタリングと融資の違い②】資金調達までの期間

資金調達をする時に重要となるのはいつ資金が手に入るのかということです。

ファクタリングと融資では資金調達にかかる期間が下記のとおり違います。

ファクタリング
即日~3日
融資
1週間~数か月

融資の場合、融資実行までの期間は利用するサービスによって大きく異なります。

一般的な銀行融資の場合は審査に時間がかかるため、1週間~長ければ数か月資金調達に時間を要します。

主な融資の種類と融資実行までの期間は下記、一覧を参考にしてください。

融資の種類資金調達までの期間目安
銀行プロパー融資1週間~半月程度(初回は1か月~)
保証協会付融資1か月~2か月程度
不動産担保融資1か月~数か月程度                                

ファクタリングの大きなメリットのひとつが資金調達までのスピードです。

ファクタリングの場合は保証人や担保が不要となり審査に時間がかからないため、スピーディーな資金調達が可能です。

ファクタリングの種類と資金調達までの期間を下記一覧でご確認下さい。

ファクタリングの種類資金調達までの期間目安
2者間ファクタリング最短即日~3日程度
3者間ファクタリング3日~1週間程度                                

特に売掛先が関わらない2者間ファクタリングでは、最短即日を明記するファクタリング会社が多くあります。

これに対して3者間ファクタリングでは、売掛先の承諾手続きが必須になるため、時間が必要となります。

3-3.【ファクタリングと融資の違い③】金利・手数料

ファクタリングと融資それぞれ利用するためには、融資の場合は「金利」、ファクタリングの場合は「手数料」が必要となります。

ファクタリング
2者間:8%~18%
3者間:2%~9%
融資
通常融資:2%~6%
ビジネスローン:2%~15%

一般的に銀行の通常融資の金利は2%〜6%程度であるのに対し、2者間ファクタリングの手数料は8%〜18%程度です。金利・手数料を安く抑えることを最重視するのであれば融資の方が安くなります。

なぜ融資の金利が低いかというと、現在日本政府の政策金利が低いため、銀行融資の金利の相場も低くなっているからです。

政策金利とは、街の銀行に中央銀行がお金を貸す際の金利です。

現在、優良中小企業向けの融資では短期プライムレートと呼ばれる2%程度の金利が基準とされています。

その他の企業に関しては、おおよそ2%〜6%程度の金利が現在の相場となります。

一方でファクタリングの手数料が高い理由は、入念に審査を行い、不動産等の十分な担保を取得したうえで契約する融資とは異なり、ファクタリング会社は売掛債権が支払われないリスクを負ったうえで、迅速に債権を買い取ることになるため、融資よりもリスクが高いからです。

特に2者間ファクタリングは、債権の存在を売掛先に直接確認できない(二重譲渡のリスクがある)等の事情もあり、手数料が高くなる傾向にあります。

つまり、ファクタリング会社にとってのリスクの高さが手数料の高さに繋がっていると言えます。

ファクタリングの手数料について詳しくは「ファクタリング手数料相場は?高くなる理由と手数料の決まり方」をご覧ください。

3-4.【ファクタリングと融資の違い④】審査内容

融資とファクタリングでは審査内容に大きな違いがあります。

ファクタリング
売掛先の信用重視
融資
財務内容重視

融資では申込する個人や企業の返済能力が重視されます。

そのため、連続赤字決算や債務超過などの場合は審査通過が厳しくなります。

【融資の審査内容】
融資の主な審査内容は下記2点です。

• 決算書の貸借対照表の数字※過去2年〜3年分
• 経営者の業界の定性情報

まずは、決算書の数字を金融機関のシステムに打ち込むと、自動的に点数が付けられます。

この段階で債務超過がある場合、返済が難しいと判断され落されます。

続いて、財務分析の結果を補完する形で経営の定性情報が確認されます。

定性情報は、経営者の姿勢・業界における会社のポジション・業界自体の成長性などで判断されます。

この判断は、経営者へのヒアリングや経歴などが重視され、過去の実務経験や実績をチェックしたうえで事業がやっていけるのか、売上を伸ばしていけるのかの判断をするのです。

それに対してファクタリングでは売掛先の信用がより重視されます。

そのため、多少悪い決算であっても、売掛先の信用に問題がなければ柔軟に審査される傾向にあります。

【ファクタリングの審査内容】
ファクタリングの審査で重要となるのが、売掛先の信用力です。

売掛先が倒産したり、支払いが遅れてしまったりする場合は売掛金の回収ができなくなるからです。

ファクタリング審査で審査が通らない場合は下記のとおりです。

不良債権の場合
売却希望の債権が「不良債権」の場合は売却することができない債権となり、審査に通過できません。

売掛先の経営状況が芳しくない場合
売掛先の経営状況が悪化していて、債権に対する支払いが実行できなくなる可能性がある場合は審査通過が難しくなります。 売上が好調である必要はなく、問題なく支払いができると判断されれば大丈夫です。

売掛先に金融事故や税金滞納がある場合
過去に金融事故や現在税金の滞納がある場合には審査通過が厳しくなります。

過去に取引実績ない場合
売却希望の債権が初めて取引する企業の場合は審査通過が厳しくなります。 過去に何度も取引があり、支払いが問題なく行われている債権のほうが信用は高くなります。

入金までの期間が長すぎる場合
入金まで60日以上ある売掛債権は、回収までの間に状況が変わる可能性が高く(回収リスクが高く)なるため審査が通らなくなる可能性があります。

3-5.【ファクタリングと融資の違い⑤】返済・支払期間

融資とファクタリングでは資金調達後の返済、支払期間が違います。

ファクタリング
1か月~2か月
融資
1か月~10年

融資の場合は、多種多様なサービスがあるため、返済計画に合わせて柔軟に返済期間を相談することが可能です。

一方でファクタリングの場合は、売掛金を回収した日に支払うことが原則です。

支払期日の変更はできないため注意しましょう。

3-6.【ファクタリングと融資の違い⑥】返済・支払方法

融資とファクタリングでは資金調達後の返済、支払い方法に違いがあります。

ファクタリング
一括
融資
・分割
・期間一括
・残高スライドなど

融資の場合は、返済期日でお伝えしたとおり多種多様なサービスがあります。

そのため、返済方法については返済計画に合わせて柔軟に相談が可能です。

それに比べファクタリングの場合は売掛金を回収した日に一括払いをすることが原則です。

回収後の分割払いはできません。

3-7.【ファクタリングと融資の違い⑦】会計上の分類

融資とファクタリングでは貸借対照表上の分類も違います。

ファクタリング
負債の計上はしない
融資
負債

融資で資金調達をする場合、会計上は「負債」に分類されます。

負債があまりに多いと銀行審査での評価が下がってしまうなど、企業の株価や社会的な信用力に影響があります。

それに比べ、ファクタリングの場合は下記の仕訳方法のとおり負債には計上されません。

そのため、社会的な信用力に影響を及ぼすリスクを回避できます。

【ファクタリングの仕訳方法は?】

・ファクタリング契約をした時

ファクタリング契約を結んだ段階では売掛金を消して「未収入金」とします。

 借方  貸方
 未収入金 100万円 売掛金 100万円

売掛金の売却金が入金された時

ファクタリング会社から実際に譲渡代金が入金された段階では、手数料を「売上債権売却損」として計上します。

 借方  貸方
 普通預金 95万円 未収入金 100万円
 売上債権売却損 5万円 

ファクタリングに会計処理について詳しくは「ファクタリングの会計処理方法|状況別の仕訳や勘定科目【具体例付】」の記事をご覧ください。

3-8.【ファクタリングと融資の違い⑧】資金調達できる金額

ファクタリングと融資では、資金調達できる金額も違います。

ファクタリング
売掛債権の金額が上限
融資
信用力によっては上限なし

ファクタリングの場合、売掛債権(売掛金)をファクタリング会社に買い取ってもらう形になるため、資金調達できる金額は売掛債権の金額が上限となります。また、ファクタリング会社によって資金化できる金額の上限が決められているケースもあるため、確認しておく必要があるでしょう。

さらに、ファクタリングでは手数料がかかるため、売掛債権から手数料を差し引いた額が調達可能な額となります。

一方、融資の場合は企業の財務状況や担保などさまざまな条件を参考にして、融資の上限額が決められます。さらに、金融機関によって融資限度額の範囲が決められているため、調達したい金額に合わせて金融機関を選ぶことがポイントです。

例えば、日本政策金融公庫の場合には、融資限度額3,000万円までです。保証付き融資は無担保で8,000万円、担保付きで2億8,000万円が限度額となっています。融資限度額が比較的大きいため、多くの資金を調達したい場合は融資が向いています。

4.融資と比較したファクタリングのメリット

Meritとチョークで書かれた黒板

ここまで融資とファクタリングの違いについて解説してきましたが、融資と比べてファクタリングを利用することでのメリットは何か?が気になるポイントです。

融資と比較してファクタリングを利用するメリットは5つです。

• 最短即日で資金調達ができる
• 信用情報に影響がない
• 赤字・税金滞納などがあっても利用ができる
• 売掛先が倒産しても支払義務は発生しない
• 資産をオフバランス化できる

ひとつずつ詳しく解説していきます。

4-1.メリット①最短即日で資金調達ができる

ファクタリングを利用する事の最大のメリットは、申し込みから最短即日で資金調達ができることです。

融資を利用する場合、審査にかかる時間が長く、また担保や保証人が必要となるため申し込みから資金調達までに通常1週間〜長ければ数か月必要となります。

一方、ファクタリングの場合は審査に時間がかかりません。

そのため、1日でも早く資金調達を希望する場合はファクタリングが有効です。

4-2.メリット②信用情報に影響がない

ファクタリングは「融資」や「借り入れ」ではなく、売掛金の売買契約なので利用者の信用情報には全く影響がありません。

3-7.【ファクタリングと融資の違い⑦】会計上の分類でお伝えしたとおり、ファクタリングを利用した場合の会計上の処理として「負債」にはなりません。

そのため、銀行融資の審査中にファクタリングを利用するとしても、融資審査に影響が出ることはありませんので安心です。

4-3.メリット③赤字・税金滞納などがあっても利用ができる

銀行融資の場合、営業利益ベースで赤字が続くと新規での借り入れができなくなります。

融資する側にとっては、貸したお金を少しでも多く回収したいため、返してくれない可能性がある会社に融資しようと思わないからです。

一方、ファクタリングの場合は赤字や税金滞納があったとしても、審査対象が売掛先となるため売掛先の信用が確認できれば利用が可能です。

いくらファクタリング利用会社の業績が悪くても、売掛先の業績さえ良ければ売掛金を回収することができるからです。

しかし、あまりにも滞納額が多い場合は、審査の通過率が低くなったり、審査に通過しても手数料が高くなってしまったりする可能性があるので注意しましょう。

4-4.メリット④売掛先が倒産しても支払義務は発生しない

通常、売掛金は売掛先が倒産してしまった場合、売掛金を回収することができないため、損失となります。

しかし、ファクタリング契約をすると売掛金はファクタリング会社に売却されます。

そのため、売掛金が未回収の状態で売掛先が倒産したとしてもファクタリング利用者に対する支払義務(償還請求権償)は発生しません。

つまり、ファクタリングでは売掛債権が回収不能となった場合、損失が出るのは利用者ではなくファクタリング会社になります。

4-5.メリット⑤資産をオフバランス化できる

融資と比較したファクタリングのメリットとして、資産をオフバランス化できることも挙げられます。

オフバランス化とは?

企業の資産と負債の状況を表した貸借対照表の項目を減らして軽くし、スリム化した状態のこと。

会社を評価する時には、より少ない資産で大きな利益をあげる企業のほうが優れていると判断されます。

そのため、企業にとって負債や資産は少なく見えたほうが望ましいのです。

ファクタリングでは資産である売掛金を減らして資金を増やすことができ、負債にも計上されないので資産のオフバランス化が可能となります。

ファクタリングを利用することによるオフバランス化のメリットや注意点については「ファクタリングによるオフバランス化の要件・仕組みを解説!メリット・注意点とは」の記事で詳しく解説しています。
併せてご覧ください。

5.融資と比較したファクタリングのデメリット

Demeritとチョークで書かれた黒板

融資と比較したファクタリングのメリットが分かったところで、逆にデメリットがないのか?気になるところです。

ファクタリングのデメリットは以下の4つです。

• 融資の金利と比べて手数料が高い
• 売掛先の業績により資金調達ができない
• 売掛金の範囲内の金額しか資金調達ができない
• 分割支払いができない

ひとつずつ詳しくみていきましょう。

5-1.デメリット①融資の金利と比べて手数料が高い

融資と比較してファクタリングのデメリットは、3-3.【ファクタリングと融資の違い③】金利・手数料で伝えたとおり、融資の金利と比べて手数料が高いことです。

ファクタリング
2者間:8%~18%
3者間:2%~9%
融資
通常融資:2%~6%
ビジネスローン:2%~15%

詳しい手数料はファクタリング会社によって変わりますが、ファクタリング会社も利益を得る必要があるため手数料が必要となります。

ファクタリングを利用すると、通常の支払期日に売掛金を受け取るより、手数料の額だけ受け取り金額が少なくなるので注意が必要です。

5-2.デメリット②売掛先の業績により資金調達ができない

ファクタリングを利用する場合は売掛先の業績などを詳しく確認します。

例えば、売掛先が倒産するリスクがあり売掛金の回収ができなくなった場合、ファクタリング会社が損失となります。

そのため、売掛先の業績により利用できない場合もあります。

3-4.【ファクタリングと融資の違い④】審査内容でお伝えしたとおり、売掛先の業績により審査が通らない場合があります。

具体的には下記のとおりです。

• 不良債権の場合
• 売掛先の経営状況が芳しくない場合
• 売掛先に金融事故や税金滞納がある場合
• 債権の取引実績ない場合
• 入金までの期間が長すぎる場合

ファクタリングを利用する時の売掛債権を選ぶ時は上記を参考にすると良いでしょう。

5-3.デメリット③売掛金の範囲内の金額しか資金調達ができない

ファクタリングのデメリットとしては売掛金の範囲内の金額しか資金調達ができないことです。

ファクタリングでは売掛債権(売掛金)を受け取る権利をファクタリング会社に渡すことで資金を得ることができるため、希望額での資金調達はできず売掛金の範囲内での資金調達となります。

そのため、売掛債権(売掛金)以上の資金が必要な場合にはファクタリングのみで資金調達することができないので注意が必要です。

5-4.デメリット④分割支払いができない

ファクタリングは融資とは違い、売掛金の売買です。そのため、売掛金が支払われたら一括精算をすることとなります。

ファクタリングの資金の流れ

※上記は2者間ファクタリングの資金の流れ

融資のような分割返済はできず、ファクタリングを利用した際は一括払いのみとなります。

6.【状況別】ファクタリングor融資どちらを利用するべきか?

人差し指で上を指し微笑む女性

ここまで融資と比べてファクタリングのメリット・デメリットについて解説してきました。

資金調達を検討する際はその時の状況に合わせて利用すべきかどうか、の判断をすることがとても重要となります。

利用するべき状況次第で、ファクタリングの利用が最適な場合もあれば、融資を利用する方が良い場合もあります。

ここでは、状況別でファクタリング、融資のどちらを利用すべきかについて解説していきます。

【状況別】ファクタリングor融資どちらを利用するべきか?

赤字や債務超過など融資審査通過が厳しい場合は「ファクタリング」
資金調達を急いでいる場合は「ファクタリング」
設備投資など大きな額が必要な場合は「融資」

ひとつずつ詳しく解説していきます。

6-1.赤字や債務超過など融資審査通過が厳しい場合は「ファクタリング」

まず、赤字や債務超過などがあり、そもそも融資の審査通過が難しいという場合はファクタリングの利用がおすすめです。

4-3.メリット③赤字・税金滞納などがあっても利用ができるでも解説したとおり、ファクタリングの場合に審査対象となるのは人や会社でもなく売掛先です。

そのため、赤字や債務超過などがあったとしても売掛金があればファクタリングの利用が可能です。

6-2.資金調達を急いでいる場合は「ファクタリング」

資金調達を急いでいる場合はファクタリングがおすすめです。

まず、融資を利用する場合は担保や保証人の準備、審査に時間が必要となるため、1か月〜長ければ数か月の時間が必要となります。

それに比べ、ファクタリングの場合は、最短即日で資金調達が可能です。そのため、売掛金の入金まで待てない!すぐにでも資金調達が必要!という場合は、ファクタリングの利用がおすすめです。

6-3.設備投資など大きな額が必要な場合は「融資」

設備投資など大きな額が必要な場合は資金調達に時間がかかっても融資の利用がおすすめです。

ファクタリングの場合は売掛金の範囲内でしか資金調達はできません。

そのため、事業拡大や設備投資などで大きな額が必要な場合、ファクタリングでは希望の資金の調達が難しい場合が多いです。

また、希望額の売掛金があったとしてもファクタリングの場合は手数料を差し引いた額の入金となるため手元の資金は希望額より少なくなります。

そして、支払いは期日一括となるため分割もできません。

銀行融資を利用すれば、事業計画や返済計画など相談をしながら融資を受けることも可能となるため、大きな額が必要な時は融資がおすすめです。

7.ファクタリングの利用方法4ステップ

ここからは実際にファクタリングを利用したいと思った時の利用方法について解説していきます。

ファクタリングを利用する方法は以下の4ステップです。

ファクタリングを利用する方法4ステップ

ファクタリングを利用したいと思っているけど、どのように利用したらいいか分からないという場合はこちらを参考にご覧ください。

7-1.STEP1 事前相談

まず、自社が保有する売掛債権の買取に応じてもらえるのか確認するために、事前相談をしましょう。

ファクタリング業者によって、手数料率やどれくらいの額面の売掛債権を買い取りの対象としているかが異なります。

また、資金調達をお急ぎの場合は契約方法についてもしっかり確認をしましょう。

事前相談は、対面相談以外にもオンラインやメール相談を実施しているファクタリング業者もあります。

地方に住んでいる場合やファクタリング業者まで足を運ぶ時間がない、という場合は契約までオンラインで完結できる業者を選ぶことも重要です。

7-2.STEP2 必要書類提出

利用する業者が決まったら手続きに必要な書類の準備をしましょう。

必要書類は利用業者や利用サービスによって異なりますので必ず公式サイトの確認をしましょう。

下記の必要書類の例を参考に準備できるものから準備を進めておくとスムーズに手続きができます。

【ファクタリング契約時の必要書類(例)】

• 法人登記簿謄本
会社が実在しているかの証明

• 印鑑証明書
契約書に押印する印鑑証明

• 身分証明書
代表者の身分証明

• 決算内容確認書類
2~3期分の決算書を用意し、経営状況を証明

• 売掛金証明書類
売掛債権の証明

• 通帳などの入金確認書類
売掛先との取引関係の証明

ファクタリングを利用する際の必要書類について詳しくは「ファクタリングに必要な書類一覧|最短利用の流れまで徹底解説」の記事をご覧ください。

7-3.STEP3 審査

提出した書類とヒアリングによりファクタリングの利用可否について審査が行われます。

ヒアリング審査では、経営者が事業内容や取引状況をしっかり把握しているかなど、書面では確認できない部分について行われます。

ヒアリング内容は主に以下の5項目です。

• 自社の事業内容
• ファクタリングを利用する理由
• 売掛先の事業内容や取引状況
• 売掛債権の内容
• 売掛先のファクタリング利用に関する承諾(3者間ファクタリングのみ)

経営者であれば知っていて当たり前な内容ばかりですので、安心して正直に回答をしましょう。

逆に嘘や偽りの証言をすることは、不信感に繋がりますので、正直に回答するようにしましょう。

7-4.STEP4 契約締結

審査や見積りの結果に納得ができたら契約締結に進みましょう。

締結の際は、契約書の内容を隅々まで目を通し、納得のいく内容かどうか確認をしましょう。

契約内容が納得出来ない場合やファクタリング契約とは思えない内容が明記されている場合は悪徳業者の可能性もあるので注意が必要です。

ファクタリング契約書で確認すべきポイントは以下のとおりです。

譲渡する対象債権
譲渡の対象となる債権が正しいかどうか必ずチェックしましょう。

債権譲渡通知の有無
売掛債権(売掛金)を業者に譲渡した旨を伝える通知
※3者間ファクタリングでは必要ですが、2者間では不要のはずですから、注意しましょう。

債権譲渡登記の有無
ファクタリングに際して債権譲渡登記は必須ではありません。
ただし2者間ファクタリングの場合は債権譲渡登記が必要になることもあります。

償還請求権の有無
償還請求権のある契約は、売掛先から資金を回収できなかったとしても、利用者が弁済しなければならない契約です。
この項目がある場合は、よく考えたうえで検討するようにしましょう。

手数料
ファクタリングにかかる手数料で、適切な手数料か見積りの内容と異なっていないか確認しましょう。

報告義務の有無
売掛先の状況について ファクタリング業者へ報告することは、取引を進めるうえでの義務となります。
なぜなら、売掛先に何かあった場合、ファクタリング会社が資金を売掛先から回収できなくなるからです。
この報告義務を怠ると、義務違反でファクタリング会社から損害賠償請求される恐れがあります。

損害賠償、違約金
利用者が売掛金を回収後に支払わなかった場合など契約に違反した場合は、違約金や損害賠償が発生する可能性があります。
契約の際は賠償金等が妥当なのかをよく確認しましょう。

契約解除
どのようなケースで契約解除となるのか確認しましょう。

契約期間と解約方法
ファクタリングは通常1回で終了する契約です。しかし、ファクタリング会社の中には契約期間を設けるケースもあります。
場合によっては放置すると勝手に自動更新され、同じ売掛先から毎月手数料を請求するという悪質なケースもありますので注意しましょう。

契約を締結する際は上記を参考に契約書をよく確認したうえで契約締結をすすめるようにしましょう。

契約締結後、即日〜3日で入金となります。

ファクタリング契約について詳しくは「ファクタリング契約時の注意点は?契約書の内容・確認ポイントを徹底解説」の記事をご覧ください。

8.ファクタリングを利用する際のポイント

ファクタリングと融資を比較した結果、ファクタリングの利用を決めた場合には、どのようなポイントに気を付ければ良いのでしょうか。ここでは、ファクタリングを利用する際のポイントを詳しくみていきましょう。

8-1.複数社から見積りを取る

ファクタリングを利用する際には、複数社から見積りを取ることが大切です。ファクタリングの手数料は審査によって決定されるため、実際に審査を受けてみなければどの程度の手数料がかかるのかを把握できません。

そのため、まずは複数のファクタリング会社から見積りを取りましょう。その上で、手数料やその他の条件などを比較し、自社に合ったファクタリング会社を選ぶことがポイントです。見積りを確認し、納得した上で契約しましょう。

8-2.手続きの流れを把握する

ファクタリングの流れは、2者間ファクタリングと3者間ファクタリングによって異なります。売掛先の承諾が必要になる3者間ファクタリングは、手続きに時間がかかるため2者間ファクタリングよりも資金化まで時間がかかる傾向にあります。

また、ファクタリング会社によっても入金までの日数は異なります。即日資金化できるファクタリング会社もあれば、3日程度かかるケースもあります。そのため、事前に申し込みから入金までの流れを確認しておくと良いでしょう。

8-3.契約書の控えをもらう

契約書の控えをもらうことも重要です。経費削減のために控えを作らないという場合もありますが、控えは必ずもらってください。契約後のトラブルを防ぐためにも、ファクタリング会社と契約を結ぶ際にはしっかりと契約書の内容を確認し、保管しておく必要があります。

契約書の控えを渡してくれない場合は悪徳業者の可能性もあります。契約書を作成しない、作成しても控えを渡すことを拒否されるという場合は、契約しない方が良いでしょう。

9.まとめ

本記事では、ファクタリングと融資の違いについて詳しく解説してきました。

まず、ファクタリングと融資は全く違う金融サービスです。

ファクタリング
売掛債権(売掛金)を売却する
融資
お金を借り入れる

融資はお金を借りるサービスであり、ファクタリングは売掛債権(売掛金)を売却して資金化するサービスです。

また、ファクタリングと融資には種類があり、それぞれに特徴が異なります。ファクタリングと融資どちらが適しているかを判断するためにも、ファクタリングと融資の種類について把握しておくことが大切です。

ファクタリングと融資の大きな違いは以下の8つです。

  ファクタリング  融資
 審査対象 売掛先 自分・企業
 審査調達までの期間 即日~3日 1週間~数か月
 金利・手数料  2者間:8%~18%
 3者間:2%~9%
 通常融資:2%~6%
 ビジネスローン:2%~15%
 審査 信用重視 財務内容重視
 返済・支払期間 1か月~2か月 1か月~10年
 返済・支払方法 一括・分割
・期間一括
・残高スライドなど
 会計上の分類 負債には計上しない 負債
 資金調達できる金額 売掛債権の金額が上限 信用力によっては上限なし

上記のようにファクタリングと融資ではさまざまな違いがあります。

融資と比べたファクタリングのメリットとデメリットは以下のとおりです。

ファクタリングのメリット
1.最短即日で資金調達が可能
2.信用情報に影響がない
3.赤字・税金滞納でも利用可能
4.売掛先が倒産しても支払い義務がない
5.資産をオフバランス化できる
ファクタリングのデメリット
1.融資の金利より手数料が高い
2.売掛先の経営状況により利用出来ない場合がある
3.売掛金の範囲内でしか資金調達ができない
4.分割支払いができない

このようにファクタリングのメリット・デメリットを理解したうえで、利用すべきかどうかの検討をすることが大切です。

なぜなら、利用する状況によってファクタリング利用が最適なのか、融資利用が最適なのかが違うからです。

「資金調達を急いでいる場合」「赤字や債務超過などで融資が利用できない場合」はファクタリングの利用が有効です。

「設備投資など大きな額を必要としている場合」は融資の利用が有効です。

利用する状況に合わせてどのような方法で資金調達をするべきかどうか、しっかりと検討するようにしましょう。

この記事が資金調達に悩んでいる方やファクタリングと融資の違いについて知りたい方にとってお役に立てれば幸いです。

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監修者

株式会社ビートレーディング 編集部編集長

筑波大学大学院修士課程修了後、上場企業に勤務。不動産ファンドの運用・法務を担当した後、中小企業の事業再生や資金繰り支援を経験。その後弊社代表から直々の誘いを受け、株式会社ビートレーディングに入社。現在はマーケティング・法務・審査など会社の業務に幅広く携わる。

<保有資格>宅地建物取引士/貸金業務取扱主任者