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他社利用中でもファクタリング会社の乗り換えは可能!メリットと注意点・選び方を解説

他社利用中でもファクタリング会社の乗り換えは可能!メリットと注意点・選び方を解説

ファクタリングの基礎知識

他社利用中にファクタリング会社の乗り換えを検討している方の中には、

「乗り換えは禁止されているのか?」
「乗り換えのメリットとデメリットがあれば知りたい」

と考えている方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、他社利用中にファクタリング会社を乗り換えることは可能です。

そして、ファクタリング会社の乗り換えには大きなメリットがあります。

ファクタリング会社を乗り換える3つのメリット

❶手数料が安くなる
❷より良い条件で取引できる
❸審査に通りやすくなる

ただし、契約中(売却済み)の売掛金を乗り換え先に移行することはできません。

別のファクタリング会社に乗り換える場合は、新規の売掛金を用意してファクタリング契約を行いましょう。

この記事では、ファクタリング会社を乗り換えるべき状況やメリット、注意点を解説するとともに、乗り換える際のファクタリング会社の選び方について解説していきます。

この記事を読むと分かること

◆ファクタリング会社の乗り換えは自由に行うことが可能
◆乗り換えの最大のメリットは、より良い条件で資金調達ができること
◆ただし、二重譲渡や悪徳業者に注意すべき
◆乗り換えで損しないためには、❶不満を解決できる会社を選ぶ、❷実績豊富な会社を選ぶ、❸乗り換え割引だけで判断しないことが大切

ぜひ最後まで読み、今よりも好条件で取引できるファクタリング会社に乗り換えてください。

ファクタリングについて詳しくは「【図解】ファクタリングとは?仕組みや種類・注意点を簡単に解説!」の記事をご覧ください。

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目次

1.ファクタリング会社の乗り換えは他社利用中でも可能

手でOKポーズをするパソコンを持ったビジネスマン

冒頭でも述べたとおり、他社利用中におけるファクタリングの乗り換えは禁止されておらず、自由に別のファクタリング会社と契約し直すことが可能です。

ファクタリングの乗り換えとは
「ファクタリング会社の乗り換え」に明確な定義はありませんが、一般的には、既にファクタリングを利用している人が別のファクタリング会社との取引を開始することを「ファクタリング会社の乗り換え」といいます。
 
例:ファクタリング会社Aを利用していたが、次の売掛金からはファクタリング会社Bと契約する

ただし、乗り換えるといっても、すでに買い取ってもらった売掛金を乗り換え先に移行することはできません。

携帯電話会社を乗り換える時のMNP(ナンバーポータビリティー)のように「今までの環境をそのまま使える」というものではないので注意しましょう。

また、同一の売掛金で別のファクタリング会社と契約するのは「二重譲渡」となり、犯罪行為に当たりますので絶対にやめましょう。

二重譲渡の仕組み

ファクタリング会社を乗り換える場合は、契約中ではない新たな売掛金を買い取ってもらうようにしてください。

ただし、複数のファクタリング会社を併用することは、ファクタリング会社との契約内容によっては契約違反になることもあるため、事前に確認するようにしましょう。

ファクタリング会社と複数契約できる場合の仕組み

ファクタリング会社の複数社利用について詳しくは「ファクタリングは何社まで利用できる?複数社で契約する際のポイント・注意点」の記事をご覧ください。

2.ファクタリング以外の方法で資金調達している場合、利用できるのか

積み重なったコインと5人のビジネスマン

ファクタリング以外の方法ですでに資金調達をしている場合でも、ファクタリングは利用できるのでしょうか。

ここではポイントになる2つの要素を解説します。

2-1. 資金調達方法をビジネスローンからファクタリングに乗り換えは可能

資金調達方法をビジネスローンからファクタリングに乗り換えることはできます。

ビジネスローンとファクタリングはまったく異なる資金調達方法のため、ビジネスローンを利用していてもファクタリングの契約には支障ないと考えられているためです。

ただし、ファクタリングを申し込む直近でビジネスローンを利用している場合は、審査に落ちる原因になり得るため注意が必要です。

ファクタリング会社は売掛金の信用力のほか、利用者の信用力も考慮しています。

ビジネスローンとファクタリングは異なる資金調達方法であるとはいえ、短期間で資金調達を繰り返していることで何らかのネガティブな理由があるのではと疑われる可能性があります。

2-2. 銀行融資から乗り換える場合は確認が必要

銀行融資からファクタリングに乗り換える場合は、銀行との契約内容を確認する必要があります。

利用している銀行によっては他の方法による資金調達を制限している場合があり、ファクタリングもこれに該当するためです。

まずは手元の契約書で内容を確認し、担当者にも相談してみるのがおすすめです。

なお、売掛金を銀行融資の担保に設定している場合、同一の売掛金をファクタリング会社に売却することはできないため注意が必要です。

3. ファクタリング会社を乗り換えるべき7つの状況

木製の人形に虫眼鏡を当てる手

ここからは、他社利用中にファクタリング会社を乗り換えるべき具体的な7つの状況を解説していきます。

あなたの状況を照らし合わせてみて、ここで紹介する状況に当てはまる場合は乗り換えがおすすめです。

ファクタリング会社を乗り換えるべき7つの状況

❶ファクタリング手数料が高い
❷契約内容が見積内容と異なっている
❸入金までにかかる日数が長すぎる
❹買取可能金額の上限が低い
❺担当者の対応が悪い
❻審査が厳しすぎて通らない
❼債権譲渡登記が必要だと分かった

3-1. ファクタリング手数料が高い

ファクタリング会社に支払う「ファクタリング手数料」は、ファクタリングを利用する上で必ず必要となるものです。

しかし、ファクタリング手数料が高すぎると経費が増え、利益を圧迫することになります。

ファクタリング会社の相場は、2者間ファクタリングで8%〜18%程度、3者間ファクタリングで2%〜9%程度です。

手数料の相場
2者間ファクタリング8%〜18%程度                              
3者間ファクタリング2%〜9%程度

相場よりも高すぎる場合は、ファクタリング会社の乗り換えを検討したほうが良いでしょう。

3-2. 契約内容が見積内容と異なっている

契約内容が見積時の内容と異なっている場合は、ファクタリング会社の乗り換えを検討しましょう。

現在契約中のファクタリング会社が悪徳業者である可能性が高いためです。

将来的に見積時とは異なる高額な手数料を要求される可能性もあるため、今後起こりうるトラブルを未然に防止する意味でも、乗り換えたほうが安心といえます。

3-3. 入金までにかかる日数が長すぎる

手続きから入金までに時間がかかりすぎる場合も、ファクタリング会社の乗り換えを検討すべきです。

入金までの時間が長いと資金化までの時間がかかり、キャッシュフローが悪化するからです。

ファクタリングの入金までの日数は会社ごとに異なりますが、2者間ファクタリングでは即日〜3日、3者間ファクタリングでは1週間〜10日程度が一般的です。

入金までのスピードを早くしたい方は、ファクタリング会社の乗り換えを検討してみましょう。

ファクタリングの入金日数について詳しくは「ファクタリングの入金日数はどれくらい?申し込みの流れを解説」の記事をご覧ください。

3-4. 買取可能金額の上限が低い

ファクタリング会社によって、売掛金の買取可能金額の上限はさまざまです。

買取可能金額の上限はファクタリング会社の資金力や方針によって異なり、億単位の買い取りが可能な会社や、100万円〜1,000万円が限度といった会社もあります。

高額な取引が増えてきたなど、買取可能金額の上限にかかってしまう場合は、買取可能金額の上限が高いファクタリング会社に乗り換えを検討すると良いでしょう。

3-5. 担当者の対応が悪い

担当者の態度が悪い、親身に相談に乗ってくれない、スピーディーに対応してくれないなど、担当者の対応が悪いと感じる場合も、他のファクタリング会社を検討した方が良いでしょう。

評判が良いファクタリング会社の場合、多くの経験や実績をもとに、ファクタリングそのものだけでなく資金繰りや今後の対応策などの相談にも乗ってもらえます。

使っているファクタリング会社の担当者の対応が悪い場合は、評判の良いファクタリング会社への乗り換えを検討してみると良いでしょう。

3-6. 審査が厳しすぎて通らない

審査通過率は、ファクタリング会社によってまちまちです。

ファクタリングを利用したいのに審査に通らないのでは、素早い資金化ができず、キャッシュフローが悪化してしまいます。

なかなか審査に通らない場合は、審査通過率が高いファクタリング会社に乗り換えるべきです。

審査に通過しやすいファクタリング会社について詳しくは「ファクタリングで審査が甘い・即日資金調達が可能な会社を10社選定!」の記事をご覧ください。

3-7. 債権譲渡登記が必要だと分かった

債権譲渡登記とは、債権の譲渡に際してその事実を登記することで第三者に対抗するための手続きを指します。

この債権譲渡登記をすることで数万円の費用が別途発生するうえ、ファクタリングの利用を売掛先に知られる恐れがあるためです。

追加費用やファクタリングの利用が売掛先に知られてしまうと今後の取引に影響が出る場合などは債権譲渡登記が必須ではないファクタリング会社の利用を検討しましょう。

ファクタリングの債権譲渡登記について詳しくは「ファクタリングにおける債権譲渡登記とは?目的や手続きの方法などを解説 」の記事をご覧ください。

4. ファクタリング会社を乗り換えるメリットとは

MERITと書かれた立方体のブロック

ここからは、他社利用中にファクタリング会社を乗り換えるとどんなメリットがあるのか、具体的に解説していきます。

3章で解説した「ファクタリング会社を乗り換えるべき状況」に該当する方は、乗り換えを前向きに検討してみると良いでしょう。

ファクタリング会社を乗り換える3つのメリット

❶手数料が安くなる
❷より良い条件で取引できる
❸審査に通りやすくなる

それぞれのメリットについて、以下からさらに詳しく解説していきます。

4-1. ファクタリング会社乗り換えのメリット:手数料が安くなる

ファクタリング会社を乗り換えるメリット1つ目は、ファクタリング手数料を抑えられることです。

利用しているファクタリング会社よりも手数料が安い会社に乗り換えれば、手数料が削減できます。

長期的にファクタリングを利用するならば、手数料の差は蓄積されてかなりの差になるでしょう。

例えば、既に利用しているA社の手数料が10%、乗り換え先B社の手数料が7%の場合、その差は3%です。

例えば500万円分の売掛金を買い取ってもらう場合、A社では50万円の手数料がかかりますが、B社に乗り換えれば35万円の手数料で済みます。

この場合、実に15万円の経費を削減できる計算です。

ファクタリング手数料の違いによる削減効果の図

長期的・継続的にファクタリングを利用する場合は、さらに削減効果は大きなものになります。

例えば年間合計で5,000万円のファクタリングを利用する場合、手数料3%の差は150万円にもなります。

利用する金額や今後の利用予定にもよりますが、2%以上手数料を削減できる場合には、前向きに乗り換えを検討してみることをおすすめします。

他社でのファクタリング実績がある場合、乗り換え先で手数料が優遇されるケースもあります。

乗り換え先のファクタリング会社に相談してみると良いでしょう。

4-2. ファクタリング会社乗り換えのメリット:より良い条件で取引できる

ファクタリング会社を乗り換えることで、手数料以外の条件を改善できたり、より幅広い選択肢の取引が可能になります。

乗り換えによる条件の改善例

4-2-1.買取可能金額の上限・下限がないファクタリング会社に乗り換えた場合

ファクタリング会社によっては、買取可能金額に上限や下限が設定されていることがあります。

しかし、買取可能金額の上限・下限の設定がないファクタリング会社に乗り換えれば、少額から高額までさまざまな売掛金に対応できます。

4-2-2.今より入金スピードが速いファクタリング会社に乗り換えた場合

入金まで3日かかるファクタリング会社から、即日入金のファクタリング会社に乗り換えれば、資金化できるタイミングが早くなります。

4-2-3.ファクタリングの種類が多いファクタリング会社に乗り換えた場合

ファクタリングの種類が多いファクタリング会社に乗り換えれば、資金化する手段が増えます。

例えば、通常のファクタリングだけでなく「注文書ファクタリング」「診療報酬ファクタリング」「介護報酬ファクタリング」などを扱っているファクタリング会社があります。

サービスが複数である場合ファクタリング会社の担当者が自社に合ったサービスを提案してくれる場合もあります。

4-3. ファクタリング会社乗り換えのメリット:審査に通りやすくなる

ファクタリング乗り換えのメリットとして、審査に通りやすくなるメリットもあります。

過去にファクタリングの利用実績がある経営者や個人事業主は、初めてファクタリングを利用する人に比べて、審査に通りやすくなります。

なぜならば、

「他のファクタリング会社で審査に通った」
「問題なくファクタリング契約が終了した」

という実績があるからです。

さらに、他社利用実績があってファクタリング会社を乗り換えると、手数料が優遇されるケースもあります。

乗り換えの際には、実績があることを伝えてみると良いでしょう。

5. ファクタリング会社を乗り換えるデメリットを解説

ファクタリング会社の乗り換えにはデメリットも存在します。

ここでは他社利用中の乗り換えによって発生しがちなデメリットを2つ解説します。

5-1. 一から信頼関係を築く必要がある

ファクタリング会社を乗り換えることで、また一から信頼関係を築く必要がある点はデメリットです。

信頼関係があったことでスムーズに進んでいたことも、一つ一つ確認しながら進める必要があるため、面倒に感じる可能性があります。

5-2. 審査に時間がかかりやすい

乗り換えたファクタリング会社では新規の利用になるため、審査に時間がかかりやすいのもデメリットです。

改めて書類を用意して申し込み、自社や売掛先の状況を確認してもらう必要があるため、審査にも時間がかかります。

これまでに利用していたファクタリング会社では省略できていた手続きをすべて行う必要がある点には注意が必要です。

6.ファクタリング会社を乗り換える時の注意点2つ

注意マークが書かれた吹き出しを持つ手

ここまでお読みいただいた方は、他社利用中にファクタリング会社を乗り換えるメリットが大きいことを理解し、「すぐにでも乗り換え先を検討したい」と思っているかもしれません。

しかし、ファクタリング会社を乗り換える時に、事前に必ず知っておきたい注意点が2つあります。

ファクタリング会社を乗り換える時の2つの注意点

❶売掛金の二重譲渡は絶対にしない(バレます)
❷悪徳業者も存在する

6-1. ファクタリング会社乗り換えの注意点:売掛金の二重譲渡は絶対にしない(バレます)

先ほども説明しましたが、ファクタリング会社を乗り換える時に最も注意してほしいのが、絶対に「売掛金の二重譲渡をしないこと」です。

二重譲渡の仕組み

二重譲渡とは、ファクタリング会社に既に売却した売掛金と同一のものを、他のファクタリング会社にも二重で売却することをいいます。

例えば、A社がB社に50万円の請求書を発行し、ファクタリング会社Cにその請求書の売掛金を買い取ってもらったとします。

A社は10%の手数料(5万円)を差し引いた45万円を受け取ります。

その後、ファクタリング会社Dにも同一の50万円の請求書を買い取ってもらう行為は「二重譲渡」となります。

この場合、50万円の売掛金の所有権はすでにA社からファクタリング会社Cに渡っています。

それを知らずにファクタリング会社Dが売掛金を買い取った場合、ファクタリング会社Dは売掛金を回収できなくなってしまいます。

「1債権につき1社にしか権利譲渡できない」ことを覚えておきましょう。

二重譲渡が発覚すると、最悪の場合、詐欺罪で告訴される可能性があります。

ファクタリング会社の乗り換えは可能ですが、必ず別の売掛金を利用して契約するようにしてください。

6-2. ファクタリング会社乗り換えの注意点:悪徳業者も存在する

ファクタリングの需要が高まる中、残念ながら中には悪徳業者や、ファクタリング会社を装ったヤミ金業者がいる可能性は否定できません。

実際、金融庁の報告によると、

「法外な手数料を請求される」
「契約書がない」
「ファクタリングではなく貸付を行うヤミ金業者だった」

などのトラブルが報告されています。

さらに詳しく知りたい方は、「ファクタリング会社に悪徳業者はいる?手口の事例や見分け方を解説」の記事もお読みください。

悪徳業者を避けるためには、ファクタリング実績が十分にあり、ある程度企業規模が大きなファクタリング会社を選ぶと安心です。

具体的なファクタリング会社の選び方については、次の章で解説しますので参考にしてください。

7. ファクタリング会社を乗り換える際の手続きとは

書類に記入する手元

他社利用中にファクタリング会社を乗り換える場合は、以下の手順で手続きを進めましょう。

1.乗り換え先となるファクタリング会社を選定する
2.メール・電話など指定の連絡方法で問い合わせ・相談する
3.必要書類を用意する
4.必要書類を提出して審査してもらう
5.契約手続き
6.入金

利用するファクタリング会社が変わっても、手続きや審査のフローはほとんど変わりませんが、必要書類などが異なる場合があるためよく確認しましょう。

8.乗り換えるファクタリング会社の選び方

机に並べられた紙を指さす手

ここからはいよいよ、他社利用中にファクタリング会社を乗り換えたい方に向けて、最適な選び方のポイントを3つ紹介していきます。

乗り換えるファクタリング会社を選ぶ時の3つのポイント

❶現在抱いている不満点を解決できる会社を選ぶ
❷実績が豊富なファクタリング会社を選ぶ
❸乗り換え割引だけで判断しないことも重要

8-1. 現在抱いている不満点を解決できる会社を選ぶ

ファクタリング会社を乗り換える上で最も重要なポイントが「現在抱いている不満点を解決できるかどうか」です。

最初に「ファクタリング会社を乗り換えようかな」と考え始めた時には、あなたの中で何らかの不満があったはずです。

例えば「手数料が高い」「担当者が親身になってくれない」などです。

ところが、乗り換え先のファクタリング会社を比較し始めた途端、別のことが気になり始めて、最初の目的を忘れてしまうことがあります。

そうなると本末転倒です。

「乗り換えたい」と思った理由は何か、原点に立ち返り、その不満を解消できるファクタリング会社に乗り換えるようにしましょう。

既存の不満点乗り換え先のファクタリング会社
ファクタリング手数料が高いファクタリング手数料が安いファクタリング会社を選ぶ     
担当者が親身になってくれない対応についての評価が高いファクタリング会社を選ぶ
買取可能金額の上限が低い買取可能金額の上限が無い(または上限が高い)
ファクタリング会社を選ぶ

8-2. 実績が豊富なファクタリング会社を選ぶ

4章で述べた通り、実績が少ない新興ファクタリング会社の中には、悪徳業者がいる可能性が否定できません。

金融庁が出しているファクタリングに関する注意喚起の文書を見ると、ファクタリングと称して金銭を貸し付ける「違法なヤミ金融業者」の被害報告などが報告されています。

悪徳業者やファクタリングを騙ったヤミ金融業者に騙されてしまってはいけないので、ファクタリング会社を選ぶ際は必ず、設立されてからある程度の期間が経っており、実績が豊富にあるファクタリング会社を選ぶようにしましょう。

8-3. 乗り換え割引だけで判断しないことも重要

ファクタリング会社によっては、乗り換えると手数料が優遇される「乗り換え割引」を大々的に告知している会社もあります。

しかし、そうした目を引く告知だけで乗り換え先を判断しないようにしましょう。

ビートレーディングでは、ファクタリング会社を選ぶ際には、手数料だけでなく、以下のポイントをしっかり比較すべきと考えています。

比較項目具体例
利用したいファクタリングサービスの
取り扱いがあるか
・2者間ファクタリング                    
・3者間ファクタリング
・注文書ファクタリングなど
取引対象に該当するか・法人
・個人事業主
手数料が妥当か・2者間4%~、3者間2%~など
買取可能金額の確認・3万円~7億円までなど
(上限下限なしの会社もあり)
入金期間までの期間が遅すぎないか・最短2時間など
取引実績が豊富にあるか・5.8万社など
会社情報を積極的に公開しているか・会社の沿革や実績
・代表者や社員の紹介など

具体的におすすめのファクタリング会社を知りたい場合は、「【2024年最新版ランキング】厳選!ファクタリングおすすめ優良16社比較」の記事もご覧ください。

8-4. ファクタリング会社の乗り換えならビートレーディングをご検討ください

両手を前で重ねてほほ笑むスーツの女性

ファクタリング会社の乗り換えをするなら、ぜひ弊社「ビートレーディング」も比較選定の対象に入れていただき、利用をご検討ください。

当社のメリットは、取引実績の多さ(5.8万社以上)や入金スピードの速さ(最短2時間)、そして多くの種類のファクタリングサービスをご用意している点などがあります。

比較項目評価内容
取引実績の多さ取引実績5.8万社以上、累計買取額1,300億円を達成
※2024年3月時点
審査スピードの速さ最短2時間のスピード審査を実施
最大買取率の高さ最大買取率98%
※買取率とは…売掛金を何パーセントで買い取るかを表した割合のこと
買取可能金額下限上限なし
買取実績:3万円~7億円
手数料2者間ファクタリングでは、4%~12%程度
3者間ファクタリングでは、2%~9%程度
提供サービス・2者間ファクタリング
・3者間ファクタリング
・注文書ファクタリング
・介護報酬ファクタリング
・診療報酬ファクタリング

他社からの乗り換えを検討している場合は、手数料をさらに低くできる可能性がありますので、お気軽にご相談ください。

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9.まとめ

この記事では、他社利用中にファクタリング会社を乗り換えることの是非やメリットを紹介した後、具体的にどんな会社に乗り換えるべきかまで解説しました。

他社利用中にファクタリング会社を乗り換えるメリットには3つありますが、特に手数料が2%以上安くなる場合にはかなり大きなメリットになります。

ぜひ乗り換えを検討してみてください。

他社利用中にファクタリング会社を乗り換える3つのメリット

❶手数料が安くなる
❷より良い条件で取引できる
❸審査に通りやすくなる
他社利用中にファクタリング会社を乗り換える2つのデメリット

❶一から信頼関係を築く必要がある
❷審査に時間がかかりやすい

ただし、乗り換える際には「二重譲渡をしないこと」、「悪徳業者ではない安全なファクタリング会社を選ぶこと」を徹底しましょう。

今回の記事を読んでメリットを感じた方は、ファクタリング会社を乗り換えて手数料を下げ、キャッシュフローを改善させてください。

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監修者

株式会社ビートレーディング 編集部編集長

筑波大学大学院修士課程修了後、上場企業に勤務。不動産ファンドの運用・法務を担当した後、中小企業の事業再生や資金繰り支援を経験。その後弊社代表から直々の誘いを受け、株式会社ビートレーディングに入社。現在はマーケティング・法務・審査など会社の業務に幅広く携わる。

<保有資格>宅地建物取引士/貸金業務取扱主任者